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カードローン借り換えやおまとめって審査が厳しい?デメリットは?

毎月のカードローンの返済が厳しい…いくつもある返済のせいで毎日が落ち着かない…そんな悩みを抱えていらっしゃる方もいるかもしれません。

そんな方々が考えるのが借り換えやおまとめではないでしょうか。

しかし、言葉は聞いたことがあるけれどよく分からないという方も多いようです。

審査は厳しいの?メリットやデメリットはあるの?様々な疑問も浮かぶのではないでしょうか。

今回は、借り換えやおまとめローンについて調べてみました。現在お悩みの方、是非ご参考になさってみてください。

知りたい!借り換えやおまとめって一体どういうものなの?

では、まず借り換えローンやおまとめローンについて簡単にご紹介していきましょう。

借り換えローンについて知りたい!

借り換えローンと言えば有名なのは住宅ローンの借り換えですよね。金利がより低い所にローンを変更することにより、返済額をお得にする方法です。

カードローンでの借り入れでも同じように借り換えをする方が増えてきています。

カードローンの金利は業者によって異なるので、より低い金利のところで借り入れをして、今借り入れしている所に一括返済をするという手法です。

今後は、新たに借り入れしたところに返済をしていくことになります。

【こちらの記事も参考に!】
金利や端数は?完済不可はどんな時?カードローン一括返済方法とは

おまとめローンはどういったローンなの?

おまとめローンは、複数借り入れをしている場合に利用できます。

いくつもある借り入れの合計金額を1つの業者から借り入れ、今借り入れしている所は返済をしてしまいます。

こうすることにより、今後は新たに借り入れした1社にのみ返済をすればよいという手法です。

借り換えローンとおまとめローンって何が違うの?

借り換えローンとおまとめローンってよく似ているなぁと思われたのではないでしょうか。

おまとめローンも、複数のローンを1つに借り換えるということになるので大きく見ると借り換えローンの一種となります。

一般に、借入先が1社から1社だと借り換えローン、借入先が複数から1社だとおまとめローンと言われて区別されていますが、その大まかなものはたいして相違がありません。

専用ローンだけは無く通常のカードローンで借り換える人も

借り換えやおまとめローンを検討する場合、そういったもの専用のローン商品もありますが、最近では通常のカードローンを利用して借り換えやおまとめをする方もいるようです。

専用のローンと通常のカードローンではどういった違いがあるのでしょうか。

  専用ローン 通常のカードローン
利用目的 借り換えやおまとめ専用 使い道が自由な場合が多い
※ただし事業性資金が禁止のところもある
※中には借り換え・おまとめローンの利用を禁止しているところもある
金利 比較的低金利 業者により大きく異なる
借り入れ回数 原則一回 限度額の範囲内で何度でも借り入れ可能
総量規制 貸金業者であっても総量規制の対象外となる 貸金業者の場合総量規制の対象となる

専用ローンの場合は、返済期間が10年のものもあるなど比較的長期返済に対応してくれるところが多いです。

また、カードローンの場合、限度額の範囲内であれば何度でも借り入れできるため、結局借入額が増えてしまったなんて言う事態にもなりかねません。

また、消費者金融など貸金業者のカードローンの場合は総量規制の対象となります。

■総量規制とは…

消費者金融、信販会社など貸金業者が貸金業を営むときに遵守する必要がある法律で定められている規制。貸金業者は申込者の年収の1/3以上の貸し付けを行ってはいけないという決まりです。1社での融資額ではなく、貸金業者全ての合計融資額が年収の1/3を超えてはいけないので注意が必要です。

例えば年収300万円の方が消費者金融でA社50万円、B社20万円借入していておまとめローンをしたい場合は、すでに融資額が70万円となっていますので、消費者金融の通常のカードローンでおまとめすることはできないということになります。

消費者金融であっても、おまとめローンや借り換えローンの場合は総量規制の対象外となっているものも多く、そういった場合は利用することができます。

どちらが良いかは人それぞれの部分のありますので、じっくりと考えてから申し込みをするようにしてくださいね。

借り換えやおまとめのメリット・デメリットを把握しておこう

借り換えローンやおまとめローンは、返済も楽になり便利だと言われています。

しかし、本当に良いことだらけなのでしょうか?

借り換えローンやおまとめローンにもメリットとデメリットがあります。

借り換えローン・おまとめローンのメリットとは?

では、まずメリットについていくつかご紹介していきましょう。

  • 月々の返済額が今よりも少なくなる
  • 金利が下がるケースが多い
  • 1本化することにより返済が月に1度で済む

カードローンを借り換えたりおまとめローンで1本化すると多くの場合で毎月の返済額が今よりも少なく抑えられます。

特におまとめローンをした場合はその傾向が顕著で、今までA社2万、B社1万、C社1万円等で4万円支払っていたものが、おまとめローンにすることにより、1社2万円の返済で済むということもよくあるのです。

また、借り換えローンやおまとめローンの場合は、比較的金利が低く設定されています。

今利用しているものよりも低金利なものを探すようにしましょう。

複数の借り入れをおまとめローンで1本化することにより金利が下がるケースもあります。

これは貸金業法による利息の制限が段階的に設定されているためで、金利は融資額が100万円以上の場合は上限15.0%以下となっています。

今まで40万円金利18.0%を3カ所計120万円借入していた場合は、おまとめローンにすることにより100万円以上の借り入れとなりますので必然的に金利が下がることになります。

それに加えて、今まで返済が3カ所だったものが、おまとめローンにすることにより毎月1回、1カ所で済むことになります。返済のためにATM等に通っていた方にとっては月の返済回数が減るということは手間も減ることに繋がります。

【こちらの記事も参考に!】
低金利カードローンを徹底比較!ランキングトップ3はこのカード!

借り換えローン・おまとめローンにデメリットはあるの?

借り換えローンやおまとめローンは先ほどご紹介した通り、金利も下がるし、返済回数も減るしでいいことだらけで悪いことは無いんじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、注意しておかないといけないデメリットも潜んでいます。

  • 返済期間が延びてしまうケースが多い
  • 金利が下ったのにもかかわらず総返済額が増えてしまうことも

借り換え・おまとめローンの主な目的は毎月の返済を楽にすることですよね。そのため、月々の返済額の設定が低くなっているものが多いのが現状です。

しかし、注意しなくてはいけないのは、借り換えやおまとめはあくまでも今までの借り入れから変更するだけであって、借入している元金が減るわけではありません。

総額50万円借入していたものが、おまとめローンに借り換えることによって40万円になるなんていうことはありえないのです。

借入額は変わらないのに、毎月の返済額が抑えられているということはつまり、返済回数が延びているということになります。

もちろん金利が下がっている場合が多いのでその分得はしていますが、今まで以上に長い付き合いとなってしまう可能性があるのです。

繰り上げ返済や任意返済が出来るのであればどんどん返済して出来るだけ早く完済するように努力しましょう。

また、返済回数が長くなることによって、せっかくの低金利なのに、総返済額が今までの借り入れよりも大きくなってしまう可能性があります。これは返済回数が延びた分支払う利息が増えることになるので起きてしまう現象です。

借り換えやおまとめローンをするときには毎月の返済額だけではなく総返済額もきちんと見比べてから申し込みをするようにしましょう。

【こちらの記事も参考に!】
金利理解で差がつく!計算方法!カードローン返済シミュレーション!

カードローン負担を楽にしたい…借り換えやおまとめの審査は厳しい?

いろいろ検討したけれど、やっぱり借り換えやおまとめローンを利用したい!という方もいらっしゃいますよね。

そんな方の不安なところと言えばやはり審査ではないでしょうか。

借り換えローンやおまとめローンの審査は一体どういうものなのでしょう。

借り換えローンやおまとめローンは審査が厳しいと言われています

借り換えローンやおまとめローンを利用する場合、その利用金額も大きくなる傾向があります。

また、借り換えやおまとめを検討するということはもしかしたら毎月の返済が厳しいのかな?と判断されてしまうことになるのです。

そのため、借り換えローンやおまとめローンの審査の場合は、通常のカードローンの審査よりも厳しいと思っておいた方が良いでしょう。

借り換えローンやおまとめローンの審査のポイントは?

借り換えローンやおまとめローンであっても、基本的には通常のカードローンと同じような審査が行われると言われています。

ただ、特にチェックしておきたいのは以下の2点です。

  • 現在の借入件数
  • これまでの返済実績

おまとめローンは複数のローンを1本化するためのローンではありますが、実は現在の借入件数は審査に影響を与えていると言われています。

おまとめなんだから複数あることが前提じゃないの?と思われるかもしれませんが、その「複数」にも上限があると思っておきましょう。

だいたい4社以上の借り入れがあると審査は難しいと言われます。そのため、現在4社以上から借り入れがある場合は、金額の少ない物からどんどん完済して件数を出来るだけ少なくしてしまいましょう。

また、特に重要だと言われているのが、これまでの返済実績です。

返済実績なんてどこでチェックできるの?と思われるかもしれませんが、実はアナタのローンの利用状況…つまりクレジットヒストリーは信用情報機関に登録されているのです。

■信用情報機関とは…

消費者金融・信販会社などの貸金業者、銀行などが契約者の個人情報、申し込み情報、借入・返済情報、事故情報などを登録する機関です。登録された情報は一定期間保管され、登録会員であれば照会することが可能となっています。

信用情報機関に登録されている情報が、毎月きっちりと返済されているものであれば問題ありません。

しかし、延滞をしていたり、滞納をしていたりする場合は、審査の雲息も怪しいですし、自己破産をはじめとする債務整理の情報が記載されている場合は、審査に通ることはほぼ難しいと判断することができます。

返済実績はアナタの信用実績そのものです。今までのアナタの返済に対する態度が審査では問われることになります。

また、それ以外にも通常のカードローンと同じように様々な視点から審査されます。

  • 年収
  • 勤続年数
  • 年齢
  • 職業・就労形態
  • 住居形態
  • 家族構成
  •  など

勤続年数短かかったり、年収があまりに低いと希望通りの審査に通ることは難しいかもしれません。

【こちらの記事も参考に!】
カードローン履歴が全部ばれる!?信用情報の審査への影響とは

借り換えやおまとめローンの検討と共に日々の生活の見直しを!

借り換えローンやおまとめローンをすると、毎月の返済額が減り生活がずいぶん楽になりますよね。

しかしそこで油断してはいけません!

月々の返済額が下がるとまだ借りられるなと考えてしまうことも

実は、借り換えローンやおまとめローンの怖さとして、毎月の返済にゆとりができることにより、新たに借り入れをしてしまうということがあります。

「今まで苦労してたのがやっと楽になったんだから新たに借り入れするわけないじゃない!」と思うかもしれませんが、実際に多くの方が、おまとめローンなどをした後で借り入れを繰り返しています。

このような事態となると、結局借金ばかりが増えていきますので、再び多重債務に陥り、いつか破綻してしまうかもしれません。

おまとめローンなどで実際の返済額を少なくすると同時に、日々のご自分の暮しもしっかりと見直してみましょう。

少し毎日の生活で我慢してでも、もう2度と借り入れしない!くらいの強い気持ちを持つことが大切です。

そして、毎月の返済額・総返済額をきっちり把握し、しっかりとした計画を立てて返済に臨むようにしましょう。

【参考記事】
カードローンが原因で…多重債務による借金地獄で差し押さえはある?

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