カードローンといえば、銀行や消費者金融に申し込んでお金を借りるローンの一つです。電機メーカーのカードローンを出してるとは普通思いませんよね。
今回は、ソニーフィナンシャルホールディングス傘下であるソニー銀行のカードローンをご紹介します。併せてソニー銀行の特徴なども説明していきます。
ソニーといえば、オーディオやゲーム、音楽などが頭に浮かぶと思いますが、実はネット銀行や保険といった分野への事業展開も積極的なのです。
銀行としてどうなんだろう、カードローンは評判いいのだろうか、といった心配や不安が払拭できるよう分かりやすく説明できればと思います。
ソニー銀行は、オーディオなどの電化製品、ゲームや音楽、映画といったエンターテインメント分野で有名なソニーの子会社である、ソニーフィナンシャルホールディングス傘下のネット銀行です。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
設立 | 2001年4月 | |
資本金 | 310億円 | 2017年4月現在 |
口座開設 | ウェブサイトまたは郵送 | |
ATM | 銀行、コンビニなどの提携ATMが利用可 | ATMにより手数料の扱いが異なる |
ソニー銀行は、ネット銀行が登場してきた2001年4月に、ソニーや三井住友銀行などに出資により設立され、同年6月に開業しました。
他の銀行が手数料などの収益で運営することを目指しているのに対し、ソニー銀行は、個人の資産管理の道具として利用してもらうことを目指しています。
口座開設はネットか書類郵送の2つの方法のみで、その他商品の利用も、サービスサイト「MONEYKit」からの申し込みで完結するというシンプルさです。
ネット専門の銀行なので自行のATMはなく、その代わりコンビニや提携銀行のATMが利用でき、手数用も預け入れは何度でも0円、引き出しも0円から利用できます。
Sony Bank WALLETは、キャッシュカードとデビッドカードを一枚にまとめたサービスとなっています。既にクレジットカードを持ってれば簡単に切り替えが可能です。
これらの商品は、ソニー銀行の口座を持っていれば、全てソニー銀行のサービスサイトMONEYKitから簡単に申し込むことができます。
資産管理の道具としての利用を想定しているだけあって、現在申し込み可能な商品だけでもこれだけあります。資産運用、管理のメインバンクとしてソニー銀行の口座を申し込んでみてはいかがでしょうか。
ソニー銀行も、他の銀行と同じくカードローンを取り扱っています。どのようなカードローンなのでしょうか。特徴やメリットを見ていきます。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
使用用途 | 原則自由 | 事業資金には利用不可 |
利用限度額 | 最高800万円 | |
金利 | 年2.5%~13.8% | |
借入 | 1日200万円まで(初期設定) | 限度額は設定可能 |
返済 | 月々2,000円~ | 利用残高に応じて変動 ATM、電話からの随時返済も可能 |
利用開始 | 初回に限り最短翌日指定口座へ振込 | 口座を持っている人は最短即日 |
利用明細 | サイトから確認 | 自宅郵送なし |
ソニー銀行カードローンは利用目的自由なカードローンです。ソニー銀行の口座所有が必須なので、持っていなければ同時申し込みをする必要があります。
本来ならば、カードが届いてからではないと利用ができないのですが、同時に口座開設をした人に限り、最短翌日で指定の口座に振り込んでもらえます。カードが届いたらATMまたは電話でソニー銀行口座に振込を依頼します。
利用限度額は最高800万円で少なくすることもできますが、審査において希望通りの限度額にならない場合があるので注意が必要です。
借入額は初期設定では一日につき200万円までとなっています。もちろん利用限度額が200万円以下であれば限度額が限界となります。
一日の借入限度額は変更ができますので、日常使いをする人で、借りすぎてしまう恐れがある人は、利用限度額と共に低めに設定した方が良いかもしれません。
返済方法は毎月2,000円から、貸付金額に応じて増えていきますが、月々の金額が決まっているので、計画的な返済ができるかと思います。
また、ATMや電話依頼での口座引き落としによって、随時返済も可能です。電話の場合は元本のみの返済になります。早く返せば利息が少なくてすむのでお得です
ソニー銀行カードローンは、ソニー銀行の口座を持っていれば最短即日融資、持っていない人でも、同時に口座開設で翌日融資が可能です。
申込方法は至って簡単、サービスサイトで必要事項を入力し送信するだけです。仮審査後に勤め先への在籍確認、必要書類の郵送を経て、口座持っている人は最短即日、口座同時開設の人は最短翌日に借り入れができます。
通常、口座開設は郵送でも受け付けていますが、カードローンと同時申し込みの場合はサービスサイトからの同時申し込みとなります。
カードが届けば、提携ATMから借り入れをしたり、ネットや電話でソニー銀行の口座への振込依頼を出して、クレジットカードで引き出すということもできます。
基本的にどの金融機関も審査に関する情報は開示していません。ソニー銀行も同様です。ただ、ここを見ているというところは分かっています。
金融機関は、貸し付けた後に返済をしてもらえるのか、返済できる余裕があるかを確認しています。特にここで取り上げたいのは、他社からの借入状況と、金融事故の確認です。
他社で借りている人が、返済能力を超える貸し付けを希望していないか、追加でソニー銀行を利用して返済をしてもらえるのかどうかを確認します。
金融事故とは、クレジットカードの支払、公共料金の支払い等、支払義務のあるのに遅らせたり滞納したりする、金融トラブルのことです。
これら個人情報は全て信用情報機関というところで管理保管されていて、各金融機関は申し込みがあると、その人の情報を信用情報機関に照会しています。
貸し付けは、貸す人を信用してこそできることです。審査は、申し込んだ人が返済を滞りなくしてくれるか、信頼できる人物かをチェックしているのです。
何か支払忘れているものはありませんか?カードローンだけではなく、他の金融商品を申し込む際にも必ず確認されますので、振込や口座引き落としの残高確認などなど忘れないようにしてください。
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ソニー銀行のカードローンは、インターネットサイトからの申し込みで完結するので申し込みやすく、提携ATMが多いので借りやすく、2,000円から月々返済や随時返済もできて返しやすいカードローンでした。
カードローンは借金ですから、必ず返済しなくてはいけません。少ない額借りただけと油断していると、借りやすさのあまり限度額いっぱいまで借りてしまったということもあり得ます。
もし借りすぎが心配な人は、利用限度額を低くし、なおかつ一日に借りられる利用額を可能な限り低くした方がいいと思います。
必要な分だけ借りて、月々の返済と、余裕がある月には随時返済することで、利息も減りますから負担が軽くなります。返済計画はきちんと立てることが重要なのです。
カードローンは、お金に困ったときに助けてくれるとても便利なものです。返済計画の他、利用も計画的に行うことによって、金融機関からの信用度が増します。
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