少し手持ちが足りないから、もしくはいつか使うかもしれないから今の内にと、カードローンを申し込む人は多いと思います。でも、カードローンってたくさんあるからどれを選べばいいのか迷いますよね。
今回は、カードローン選びの選択肢の一つとして、セブン銀行のカードローンをご紹介します。セブンイレブンやイトーヨーカドーなどにATMが設置されているのを見たことある人もいるのではないでしょうか。
どんなカードローンなのか、審査は厳しいのか緩いのか、といったことを分かりやすく説明していこうと思いますので、是非参考にしてください。
セブン銀行は、セブンイレブンやイトーヨーカドーの持ち株会社である、セブン&アイ・ホールディングス傘下のネット銀行です。それでは、セブン銀行について少し見ていきましょう。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
設立 | 2001年4月 | 旧商号:アイワイバンク |
資本金 | 305億7,200万円 | 20174年4月現在 |
実店舗 | 本店出張所7店舗 | 首都圏5店、愛知県1店、福岡県1店 |
支店 | 12支店(仮想店舗) | 原則口座開設月で割り当て |
ATM | イトーヨーカドー、セブンイレブン設置のATM | その他提携ATM |
セブン銀行は、ネット銀行の設立が目立った2001年4月に設立、同年6月開業しました。開業当時の商号は「アイワイバンク」、2005年に現在の商号になっています。
実店舗は合計7店舗、全て本店出張所となっています。ネット申し込みでは不安な人や、対面で説明を受けたいという人にも対応しています。
支店は12支店ありますが、口座管理のための仮想店舗であり、実店舗ではありません。口座開設すると、基本的には口座開設月によって振り分けられます。支店名もマーガレットやフリージアと花の名前から取っていてユニークです。
ネット銀行はATMがどのくらい設置されているかが心配なところだと思いますが、セブン銀行は、全国のイトーヨーカドー、セブンイレブンに自社ATMが設置されています。
その他、提携銀行のATMも利用できますので、イトーヨーカドーやセブンイレブンが近くにないという時でも、安心して利用できます。
セブン銀行のサービスは、総合口座を基本としており、様々なサービスや商品を利用するには、まず総合口座を開設する必要があります。
総合口座には、これら3つの機能がセットになっています。開設するとキャッシュカードが発行されますが、ネットで残高照会などをする前提なので通帳はありません。必要な場合は有料にて明細書を発行しています。
開設方法は、インターネットからの申し込みと、郵送での申し込みの二種類ありますので、都合に合わせて選ぶことができます。
セブン銀行カードローンは、総合口座にカードローン機能がありますので、まずは総合口座を開設してからカードローン利用の申し込みをする必要があります。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
用途 | 原則自由 | 事業での利用不可 |
利用限度額 | 最高100万円 | 新規の場合は50万円まで |
総量規制 | 銀行なので対象外 | |
金利 | 14%または15%(2017年4月現在) | 変動利率につき金融情勢に応じて随時見直し |
借り入れ | 1,000円以上1,000円単位 | 振替入金は1円以上1円単位 |
返済(月々) | 5,000円~15,000円 | 利用限度額に応じて変動 |
返済(随時) | 1,000円以上1,000円単位 | 口座振替は1円以上1円単位 |
借入金の使い道は、欲しいものの購入資金としても、いざという時の備えなど、原則自由ですが、事業資金にすることはできません。
最高限度額は、新規申し込みでは10万円、30万円、50万円の3種類です。借りすぎを心配する人は少額にするなど、用途や利用スタイルなどで選べるようになっています。
限度額は、契約から2ヶ月経てば30万円または50万円、6ヶ月経てば70万円または100万円まで増額することが可能です。ただし、申請の際にも審査はされますので、希望通りにならない場合があります。
総量規制とは、個人に対し収入等年収の3分の1を超える貸し付けをしてはならないという規定ですが、これは消費者金融が対象なので、セブン銀行では3分の1を超える貸し付けは可能です。ただし、こちらも審査によって希望通りにならない場合があります。
金利は利用限度額によって違い、10万円、30万円、50万円は年15%、70万円、100万円は年14%です。変動金利なので、金融情勢によっては変動する場合があります。こまめにチェックした方がいいかもしれません。
借り入れはATMからは1,000円単位、ダイレクトバンキングでの口座入金だと1円単位で可能です。少しだけ借りたいという時でも気軽に使うことができますし、その分利息の負担が軽くて済みます。
月々の返済額は利用限度額で異なり、10万円は原則5,000円、30万円、50万円は原則10,000円、70万円、100万円までは原則15,000円で口座引き落としになります。
また余裕がある時に随時返済することも可能で、ATMからは1,000円単位で、ダイレクトバンキングでの口座振替は1円単位で返済することができます。早く返せばその分利息が少なくて済むのでお得です。
なおセブン銀行ATMは、営業時間内も時間外も利用手数料無料で利用できるので、借りたり返したりする時に余計な出費をしなくて済みます。
セブン銀行カードローンを利用するには、総合口座を持っていることが条件でした。口座を持っていない場合は、口座開設と同時にカードローン利用の申し込みをすることになります。
同時申し込みの場合は、インターネットからの受付のみとなりますが、申し込みから書類送付までネットで完結するのでとても簡単です。
既に口座を持っている場合も、サイトにアクセスし、必要項目を入力し送信するだけです。審査は最短10分で、審査に通れば契約となり、キャッシュカードをローンカードとしても利用することができます。
銀行は消費者金融に比べて審査が厳しく、最短10分とはいえ審査が緩いわけではありませんが、その代わり、利息が低い傾向にあります。
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セブン銀行カードローンは、カードローンがセットになっている総合口座を持っていても、利用申し込みをして審査を受けなければ利用できません。
審査は申し込みをした人に対し、誰でも例外なく受けることになります。審査では、どのようなところを見て、どう判断しているのでしょうか。
審査項目については、どの金融機関でも公表していませんし、問い合わせても教えてはもらえませんが、個人情報と呼ばれている項目は必ずチェックると思った方がいいです。
また、職業や 年収で返済能力があるか、家族構成で返済に充てるお金が確保できるか、完済まで仕事が続けられるか、といったこともチェックしています。
他社からの借り入れは、他社と自社の両方の返済ができるかどうかを判断するためにチェックしています。他社への返済がギリギリの人に貸すのはリスクが大きいからです。
金融事故とは、公共料金やクレジットカードの使用料などの支払義務を怠ったり、自己破産といった、何らかの金融トラブルのことをいいます。
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カードローンの任意整理中にできなくなることとは?債務整理後の生活
セブン銀行カードローンについて、その特徴や申込方法、借り方や返し方について説明してきました。総合口座を持っていれば簡単に利用申し込みができ、持っていなくても同時申し込みが可能であることはお分かりいただけたでしょうか。
必要以上には借りない、返済計画を立て、余裕がある時にはまとめて返済するなど、当たり前のことですがローンを利用する上では大切なことですので、忘れないようにしてください。
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