夫婦間で秘密にしていたことが明るみに出るとショックですよね。
特にお金に関する事は生活に直結することもあり、大きな問題に発展するケースが多いです。
もし「旦那が内緒でカードローンを利用している!」なんていうことが分かったらどうしますか?
即離婚!という方もいらっしゃるかもしれませんし、ショックすぎて頭が真っ白になってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
感情に任せて怒ってしまう気持ちも分かりますが、大切なのは冷静になる事です。
夫婦で冷静にしっかりと話し合いましょう。
インターネットのお悩み相談などを見ていると「旦那が内緒でカードローンを利用していました」という言葉を目にしたことはないでしょうか?
こういった内容の相談は1件2件の話ではなく年に複数件見かけますので、案外身近にある話なのかもしれません。
「たいへんだな」と他人事のように思うかもしれませんが、もし、アナタの旦那さまがアナタに内緒でカードローンを利用していたら一体どうしますか?
そもそも、どういったタイミングでご自分の旦那さまが内緒でカードローンを利用しているのではないかと気が付くのでしょうか?
そのきっかけとしてはいくつか挙げることができます。
最もオーソドックスなのが、実際に財布やカバン、スーツのポケットなどからローンカードを見つける事です。
旦那さまの財布などを普段あまり触らない場合、ふとしたきっかけで中を見ると思わぬものを発見してしまう可能性があるのかもしれません。
旦那さまよりも奥さまの方が自宅にいる時間が長い場合や、普段の家事を引き受けている場合に多いのが、郵便物から発覚するパターンです。契約書やローンカード、利用明細などが届いたタイミングで気が付いてしまったというケースもあります。
特に普段から郵便物の管理を奥さまがされている場合は、「○○銀行」などの郵便物は気になるものですよね。ハガキをペリペリとめくってみたら利用明細だった…ということも実際に有った話です。
また、最近ではカードローンもインターネットから申し込みをし、カードレスで利用できるなんていうものもあります。こういったものの場合、家族で共有するパソコンなどから利用していると、インターネットの閲覧履歴やメールなどから発覚するケースもあります。
ここから先は既に危険なケースで、頻繁に「○○銀行です」という電話がかかってきて「あれ?」と怪しむことや、実際に督促状が郵送されて奥さまが目にして気が付くなんていうこともあります。
このような状況の場合は、旦那さまの内緒のカードローンが既に怪しい雲行きであるというサインでもあるのです。
特に督促状などが送られてきている場合は、もしかしたら返済を滞納していて大変なことになる前兆かもしれません。
また、悲惨ですがよくあるケースの1つに他のローンの審査に否決になってしまったことがきっかけで旦那さまの内緒のカードーンが明るみになる場合です。
特に住宅ローンなどはカードローンの利用状況が審査に大きな影響を与えると言われています。
年収も勤続年数も自己資金も問題ないはずなのに住宅ローンの審査に落ちてしまい、信用情報を取り寄せたらカードローンを利用していることが分かった…となるパターンがあるのです。
信用情報機関に登録されている、クレジットヒストリーです。銀行や消費者金融、信販会社などの金融業者は、ローン商品を利用している人、申し込みをした人などの情報を信用情報機関に登録します。
信用情報には、個人情報、申し込み情報、ローン情報、返済情報、事故情報などが記載され、一定期間保管されます。
保証会社などは審査の際に信用情報を照会していますので、ここでカードローンの利用などがあると審査に悪影響を与える恐れがあるのです。
信用情報は本人であれば開示請求をすることが可能となります。
信用情報を見てみるとカードローンの利用も一発で分かりますので、旦那さまも言い逃れができないでしょう。
旦那さまがアナタに内緒でカードローンを利用していたことが分かるとどう思いますか?
「何で内緒で借り入れしたの!」「どうして相談してくれなかったの!」「もう離婚しかない…」なんて感情のままに相手を責めたくなるかもしれません。
しかし、まずはいったん冷静になるように努力しましょう。
アナタが旦那さまに感情をぶつけてしまいたくなる気持ちは分かります。
しかし、いくらあなたが旦那さまを責めてもカードローンの利用の事実は消すことができません。
まずは冷静にその事実を受け止めることが大切です。
旦那さまのカードローンの利用が確実だということになったら、最も重要なのは、現在の状況を把握することです。
とくに以下の点については早いうちに整理しておきましょう。
現在の借入額が0円の場合はもう既に返済が終わっているということです。つまり、内緒でカードローンを利用していたのは過去の話ということになります。
返済も終わっているのであればすぐに家計でどうこうしなくてはいけないという状況ではないということですから、その後の話をじっくりと夫婦で行うことができるでしょう。
しかし、まだ現在借入額があるという場合は、いったいいくら借り入れしているのかということを把握しなくては話が始まりません。
借入額を聞いてあまりの高額にびっくりする…なんていうこともあるかもしれませんが、事実を知ることが大切です。
そして、現在の返済状況についてもしっかりと聞きましょう。毎月いくら返済しているのか、返済が終わるのはいつなのか、総返済額はいくらになるのかなどです。
金利もわかるのであれば聞いておいて方が良いでしょう。
返済をしているお金はどこからきているのかを確認しておくことも忘れてはいけません。
ご自分のお小遣いなどから返済されていればまだましですが、中には実家の親に頼んで返済するお金を工面してもらっていたなんていう話もあるのです。
そして、ここも重要なポイントですが、返済において延滞や滞納などしていなかったかということも必ず確認しておきましょう。
特に近いうちに住宅ローンやマイカーローンを利用しようと考えていた方の場合は、延滞や滞納などがあるとマイナスの評価になりかねません。審査に通らない可能性も出てきますので、しっかりと把握することが大切です。
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カードローン履歴が全部ばれる!?信用情報の審査への影響とは
カードローンについて話し合いをするときは、出来れば信用情報機関に情報開示を請求することをオススメします。
旦那さまを信用していないようで嫌な気分になるかもしれませんが、既に内緒で借り入れをしているのですから、話し合いにおいても不都合なところは教えてくれないかもしれません。
現状を正しく把握しないと次への行動がとれませんので、まずは客観的な書類なども集めるようにしましょう。
契約書 | カードローンの契約を交わすときに送られてくるもの。郵送のタイプとインターネットで確認するタイプがある。 |
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利用明細書 | 借入・返済・限度額などの利用明細が記載されている。インターネットで確認できるもの・郵送で届くものもある。 |
催告書・督促状など | 返済が滞っていて電話などで連絡が取れない場合に送られてくることが多い。すでに支払いについて問題が発生しているので早急な対応が必要。 |
信用情報の開示 | インターネットや郵送、窓口から発行できる。開示には費用が必要。現在のクレジットヒストリーが正確に把握できる。 |
特に家に督促状が届いて発覚した…なんていうケースの場合は既に滞納し問題が大きくなってしまっている可能性が高いので信用情報の開示は行うようにしてください。
信用情報は、各信用情報機関に請求すると開示を行うことができます。3つありますので、すべて開示請求するか、利用しているカードローンが加盟している信用情報機関のものを請求するようにしましょう。
カードローンを利用するときって、できるだけ周りには知られたくないものですよね。
中には夫や妻など家族に知られるのも嫌だという方も多くいます。
つまり、旦那さまがアナタに内緒でカードローンを利用するということは案外あり得ることだということです。
内緒のカードローンが発覚した場合、まず大切なのは先にご紹介した現状把握ですが、それと同時にどうしてカードローンを利用したのかということについてもしっかりと話し合っておく必要があります。
その原因如何によっては夫婦でこれからもがんばるのか、もう離婚しかないとなるのか判断できるのではないでしょうか。
そこで、旦那さまが奥さまに内緒でカードローンを利用する理由としてよくあるものをいくつかご紹介します。
案外多いのが、会社関連の費用を賄うためにカードローンを利用したというケースです。出張や会社の経費の場合は、いったんこちらで建て替えて後で清算するスタイルを取っているところもあります。
出張費などだと結構な金額になりますよね。急な出張で手持ちがなく銀行も利用できなかったからとりあえずカードローンを利用したということもあります。
もちろん前もって相談してくれたら…と思うかもしれませんが、このような場合、仕事の事だから変に心配かけたくないから黙っておこうと考える男性もいるようです。
また、お金がかかる趣味を持っている方の場合は、趣味の為にカードローンを利用したというケースもあります。
趣味についてだから相談すると怒られてしまうかもしれないと思うと内緒で借りて返せばいいかなんて思ってしまうようです。
そして、酷い話ですが実際によくあるのが、ギャンブルなどの費用やキャバクラなどでの飲食代のためにカードローンを利用するケースです。
旦那さまが奥さまに内緒でカードローンを利用するにもさまざまな理由があります。
これは仕方がないかなと思えるものから独りよがりでワガママなだけじゃないかと思えるものまでありますので、まずは旦那さまにどうしてカードローンを利用したのかを確認し、これからの対応を考えるようにしましょう。
現在の借り入れ状況や、どうして借り入れをしてしまったのかということを知っていくうちに、絶望する気持ちや相手に対しての失望・幻滅する気持ちが出てくるかもしれません。
しかし、もうひと踏ん張りして、今後の事を考えていく必要があります。
カードローンの場合は、多くが担保・保証人不要となっています。そのため、返済できないからすぐに持家やマイカーを手放さなくてはいけないなんていう事態にはなりません。
そして、カードローンの場合、保証人不要であれば、基本的には返済義務があるのは契約している本人のみです。
アナタが返済義務を負うということは基本的にはありませんので安心してください。
ただし、返済途中で旦那さまが亡くなり、遺産を相続するというような話になるとまた別です。遺産はプラスの遺産だけではなく負の遺産も負うことになります。カードローンの残債を相続する可能性もあるので注意しましょう。
また、もし今回の件で離婚などになってしまった場合、財産分与でカードローンの負債も負わなくてはいけないのかという点についてですが、これはケースバイケースの様です。
例えば旦那さまのひどく個人的な事由(ギャンブルやキャバクラ、過度な趣味、遊興費など夫婦の生活に関係ないもの)などの場合は、財産分与として認められず、旦那さまの負債として扱うことができるケースもありますし、家族の生活費や奥さまが無理に希望したものを購入するためのカードローンの場合は財産分与として認められるケースもあります。
不安な場合は、弁護士などに相談してみましょう。
旦那さまの内緒のカードローンの返済を家計から返済するのであれば、今後再び内緒でカードローンを利用しないようにする工夫をしなくてはいけません。
まずカード類は解約するか取り上げるかしましょう。
また、何のお咎めもないと「どうせ借りてもまた嫁が返してくれる」なんて考えてしまう人もいるので、お小遣いを減らしたり、日ごろの家事を増やすなど何らかのペナルティを与えるのも良いかもしれません。
ただ、あまり締め付けすぎると、旦那さまが暴走して再び借入…なんていう事態にもなりかねませんのでよく見極めましょう。
ギャンブルなどで利用してしまった場合は、ギャンブル依存症ではないかどうかもチェックしてみてください。あまりに目に余るようならしかるべきところに相談をすることも検討すべきです。
内緒でカードローンを利用したことがばれると反省してもう2度としないと思う人と、開き直る人がいるのも事実ですから、ご自分の旦那さまがどのようなタイプなのかで対応を変えていく必要があります。
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カードローンの契約はいつまで続くの?完済と解約の違いを知ろう!
旦那さまの内緒のカードローンがもうどうしようもない状況になっていて、家計からの返済も難しいという場合は、債務整理なども検討した方が良いかもしれません。
自己破産なんていうことになると、手放さなくてはいけない動産なども出てくる可能性がありますので弁護士などに相談し後悔のない選択をしましょう。
身内が内緒でカードローンを利用していた!って現実味が無いようで案外身近にある話です。
このせいで家庭崩壊となってしまうところもありますし、じっくり話し合いやり直す選択をする夫婦もあります。
お金の話って夫婦でもなかなかしにくいと感じる方も多いのではないでしょうか?
特に内緒でカードローンをしていたなんて、知った方も知られた方も嫌な気分になるのは確実です。
しかし、ここでなぁなぁに済ませてしまうのは絶対によくありません。大切なのは夫婦でしっかりと話し合うことです。
もしかしたら旦那さまは話し合いから逃げるかもしれません。
何も言わなくなったり、逆に開き直ってアナタを責めてくるかもしれません。
「お小遣いが少ないから仕方ないんだよ!」「アナタの稼ぎが悪いからでしょ!」なんて、お互いを醜く罵り合ってしまうかもしれません。
「もういい!」と投げ出してしまいたくなる瞬間もあるかもしれませんが、カードローンの問題は決して曖昧なままにしておいてよい問題ではないのです。
カードローンの問題は、あなた方夫婦の問題でもありますが、それとは別に借りたお金はきちんと返済はしなくてはいけないのです。
返済が滞っていれば、これからの人生に大きな悪影響を与えてしまうかもしれませんし、アナタのライフプランがくるってしまうかもしれません。
もしかしたら、アナタの旦那さまがどうしようもない人間であるということが分かるかもしれません。
最終的に離婚するにしろやり直すにしろ、後悔のない選択をするにはじっくりと納得いくまで話し合いをすることが大切です。
そして、返済が既に厳しいのであれば早めに行動をとりましょう。嫌だからと目をそらしていると問題はどんどん大きくなってしまうかもしれないのです。
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