カードローンの利用限度額の上限はそれぞれ違いますが、最近では徐々に高額化してきており、都市銀行や大手消費者金融では500万円から800万円程度のところが増えていて、極一部では1000万円と言うところも有ります。
この傾向は地方銀行でも見られ、やはり500万円程度のところはざらに見つけることができます。しかし横浜銀行カードローンは都市銀行でも少ない1000万円の融資にも対応しています。
しかも、金利は上限は他の銀行並みになっていますが、下限は1.9%となっており、他ではあまり見られないような低金利を実現しています。
もちろん最初からこのように条件の良い借り入れができるわけではありませんが、利用を続けることによって有利な利用ができる可能性が有ります。
横浜銀行は日本最大の地方銀行で、金融商品も都市銀行などの大手金融機関に勝るとも劣らないものを提供しています。カードローンも大手金融機関でもあまりない1000万円まで利用可能でしかも非常に低金利での借り入れが可能です。
ただし利用限度額と金利には関係が有り、利用限度額が少額になるにしたがって金利は順次高い設定になっていき、金利の上限としては他の銀行のカードローンとほぼ同じ程度の金利設定になります。
また返済額は消費者金融のようにリボルビング払いのように月々一定と言うわけではなく、利用残高に応じて返済額が反動する残高スライド方式が採用されているので、借り過ぎてしまうと返済の負担も大きくなってしまうため注意が必要です。
横浜銀行は地方銀行ですが首都圏の内の複数の都県にまたがって営業しており、この中ではメガバンクなどの都市銀行と遜色のない銀行として認識されています。
そこで、次の表でメガバンクと横浜銀行のカードローンの利用限度額と金利を比較してみましょう。
カードローン | 利用限度額 | 金利 |
---|---|---|
横浜銀行カードローン | 10万円以上1000万円以内 | 1.9%~14.6% |
みずほ銀行カードローン | 10万円以上1000万円以内 | 3.5%~14.0% |
三菱東京UFJ銀行 バンクイック | 10万円以上500万円以内 | 1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 10万円以上800万円以内 | 4.0%~14.5% |
このようにメガバンク比較しても利用限度額は最大と同じですし、金利も上限は同程度ですが、下限は非常に低く設定されています。
つまり1000万円と言う高額の借入れを1.9%という低金利で借入れできるのはこの中では横浜銀行カードローンだけということになります。
ただしこの利用限度額と金利には関係性が有って、利用限度額が低い場合には金利は高い設定になり、利用限度額が高額になってくると、それに合わせて金利は低く設定されます。
このため、横浜銀行カードローンを利用すれば常に1.9%で融資が利用できるわけではありません。
横浜銀行カードローンの利用限度額と金利の関係は次のようになっています。
利用限度額 | 金利(年利) |
---|---|
100万円以内 | 14.6% |
100万円超200万円以内 | 11.8% |
200万円超300万円以内 | 8.8% |
300万円超400万円以内 | 6.8% |
400万円超500万円以内 | 4.8% |
500万円超600万円以内 | 4.5% |
600万円超700万円以内 | 4.0% |
700万円超800万円以内 | 3.5% |
800万円超900万円以内 | 3.0% |
900万円超1000万円未満 | 2.5% |
1000万円 | 1.9% |
このように利用限度額によって適用される金利は決まっていることになります。
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借入れ時点ではあまり気にされないのが返済についてですが、カードローンでも他のローンと同じように返済は非常に大切ですから、申込みの前にしっかり検討しておきましょう。
横浜銀行カードローンの返済方式は残高スライド方式が採用されており、借入残高に応じて月々の返済額が決まることになります。借入残高と返済額の関係は次のようになっています。
前月の借入残高 | 返済額 |
---|---|
2000円以下 | 全額 |
2000円超10万円以下 | 2000円 |
10万円超20万円以下 | 4000円 |
20万円超30万円以下 | 6000円 |
30万円超40万円以下 | 8000円 |
40万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 1万5000円 |
100万円超150万円以下 | 2万円 |
150万円超200万円以下 | 2万5000円 |
200万円超250万円以下 | 3万円 |
250万円超300万円以下 | 3万5000円 |
300万円超350万円以下 | 4万円 |
350万円超400万円以下 | 4万5000円 |
400万円超450万円以下 | 5万円 |
450万円超500万円以下 | 5万5000円 |
500万円超600万円以下 | 6万円 |
600万円超700万円以下 | 6万5000円 |
700万円超800万円以下 | 7万円 |
800万円超900万円以下 | 7万5000円 |
900万円超1000万円以下 | 8万円 |
1000万円超 | 8万5000円 |
あまり10万円を超えるような借入れはしないでしょうから、多くの場合には月々2000円の返済になり、たいへん楽に返済できるはずです。
それは借入によっては、急に返済額が増えてしまう可能性が有ると言う点で、例えば横浜銀行カードローンで、10万円借入れして月々2000円の返済を行っていたとします。
そこで新たに借り入れをして借入残高が10万円を超えてしまったら返済額は4000円になり、いきなり返済額が2倍になってしまいます。
それでも1万円程度までは何とか返済して行けるかもしれませんが、それを超えるような金額になると家計を圧迫するようになり、返済が苦しくなってしまうでしょう。
このように残高スライド方式は返済のことをよく考えて借入しないと、返済に行き詰ってしまう可能性も出てくる返済方法だということをよく覚えておかなければなりません。
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もちろん誰もに1000万円貸すというようなことは有りません。1000万円貸して貰うためには、横浜銀行に信頼してもらうようにならなければならないのです。そのためまずは信用に見合うような少額の利用限度額が設定されます。
ただしこの利用限度額は見直してもらうことができます。そのためには設定された利用限度額で適正な利用を続けて、徐々に横浜銀行に信用を認めてもらうことが必要です。信用評価が上がればそれに伴って利用限度額は上がっていく事になります。
この借入限度額の算定にはもう一つ年収も関係しており、信用がいかに大きかったとしても年収上返済が難しいと判断された場合には、大きな利用限度額は設定されません。大きな借入のためには収入自体も増やす必要が有るわけです。
それなら自分も大きなお金が必要だから低金利だし1000万円借りようと考えている人もいるかもしれませんが、そう簡単に1000万円借りられる訳はなく、申込んですぐに1000万円の利用限度額は貰えません。
利用限度額とそれに連動している金利と言うのは審査で決められますが、これは審査での信用評価によって決まります。信用評価と利用限度額には次のような関係が有ります。
信用評価 | 小 | 中 | 高 |
---|---|---|---|
利用限度額 | 少 | 中 | 高 |
では信用評価はどのように行われるのかと言うと、それはお付き合いの度合いということになります。要するに長年お付き合いを続けて、信用できる人なのかどうかを判断するわけです。
自分に置き換えてみてください。全く知らない人がお金を貸してくれと言ってきたときに、自分なら貸すかどうか考えてみましょう。まず貸そうと思う人はいないはずです。金融機関も同じです。
金融機関はお金を貸して利息を取って利益を生み出しますから、初めてでも全く貸さないということは無いですが、まずは少し貸して様子を見るところから始めます。
したがって最初に貸して貰える金額と言うのは大きな希望を出したとしても、かなり減額されてしまうのが落ちなのです。
ただし最初は少額の利用限度額ですが、説明したように利用限度額と言うのは信用評価によって決められます。この信用は金融機関とのお付き合いによって高まっていくものですから、カードローンをしばらく適正に利用すれば信用評価は上がります。
ただし、この利用限度額は利用していればいつか突然上げられるというんものではなくて、増額を申込むことによって再度審査が行われその審査で信用の評価が上がっていればそれに見合うように増額されるという手順を取ります。
増額ができる程度に信用評価を上げるためには、与えられた利用限度額内で半年程度利用して借りては返すという事を繰り返し、この利用者はしっかり返済を行う人だというところを見せる必要が有ります。
またもし審査の結果信用評価が下がってしまった場合には増額ではなく減額される可能性も有るので、増額審査の申込みには十分注意しなければなりません。
ただし増額していっても1000万円には到達しない場合も有ります。
それは年収が関係していて、いくら適正に利用していたとしても、年収500万円の人に1000万円貸すようなことは有りません。
消費者金融の場合には法的に年収の3分の1までしか貸せないということになっていますが、銀行にはこういった法的規制は有りません。しかしだからといって幾らでも貸すようなこともできません。
このため銀行では内部規定で年収に対する融資上限を決めています。これは銀行ごとに規定されているので、どこも同じと言うわけではありませんし、公開もされていないので想像するしか有りませんが、概ね年収の半分程度と考えてください。
したがってもし1000万円の借り入れを希望するのであれば、年収は2000万円程度なければ融資はされないということになります。
金融機関のほうから増額を促す場合にはダイレクトメールやATM画面での案内、インターネット上の利用者ページへの案内などが有り、ATMやインターネット上に案内が出た場合にはそのまま増額の申込みができます。
これに対して利用者のほうから増額を希望する場合には、最初の申込みの時と同じようにインターネット上から申し込める場合や、電話によって増額を希望する場合が有ります。
横浜銀行の場合には横浜銀行カードローン受付センターというものが有り、ここに直接電話を入れて増額の希望を伝えることで、増額の申込みになります。
最初の申込時に比べて申込方法はかなり限定されるので注意しなければなりません。
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カードローンにはそれぞれ申込条件が有り、これを満たさないと申込みはできません。横浜銀行カードローンでもやはり申込条件が有り、まず安定収入が必要で、年齢にも制限が有るため申込みの前にこの点を確認しなければなりません。
また経営規模が大きいとはいえ横浜銀行は地方銀行ですから、営業地域が決まっており、その中に居住してるか勤務先が無かった場合には申込みをすることができないのでこの点にも十分注意しなければなりません。
もう一つ確認しておきたいのがカードローンの申込みでは必ず問題になる専業主婦の利用の可否です。
原則としては収入が無ければ申込むことはできませんが、専業主婦の場合には配偶者などに収入が有って世帯収入が返済に利用できるのであれば融資することも有ります。横浜銀行でも世帯収入が有れば利用が可能です。
他のカードローンと同様に横浜銀行カードローンにも申込条件が決まっていて、この条件を満たしていなければ申込みはできません。申込条件は次のようになっています。
通常は年齢制限と収入条件、それから保証会社の保証程度が書かれている場合が多いのですが、横浜銀行カードローンの申込条件はかなり詳細に記述されている方でしょう。
横浜銀行カードローンの利用を考えている場合にはこれ等の条件を満たしている必要が有るので、自分が申込めるかどうかよく確認してみてください。
横浜銀行はかなり大きな金融機関ですが、都市銀行のように全国的に支店網を作っているというわけではなく、やはり地方銀行として営業地域が決っています。
したがって申込条件に明記されているようにカードローンでも申込みができる地域が限定されています。これらの地域を営業地域と言っており、地方銀行の場合にはこの地域内で支店網を作っています。
横浜銀行の場合には、もともと神奈川県内が営業地域でしたが、徐々に拡大して現在で東京都全域および群馬県の一部まで広がっています。
ただし、支店の数からいえば圧倒的に神奈川県内が充実しており、少し歩けば必ず支店を見つけられるほど多くの支店が有ります。
カードローンはATMが有れば利用できますが、その他のお付き合いもして信用を深めたいという場合には、支店の場所についても調べておく必要が有るでしょう。
したがって、例えば横浜銀行のように神奈川県だけではなく東京都や群馬県まで営業地域を拡大して行っている場合も有ります。今後も必要性が有れば各銀行の判断で営業地域は拡大していくことが考えられます。
これに対して更に小規模な金融機関である信用金庫の場合には法的に規制が有ってそれほど大きな営業地域に拡大していくことはできません。
ただしこれらの地方銀行や信用金庫のように営業地域が限定されている金融機関のカードローンであっても、様々な提携金融機関が有るため、カードローンは全国から利用することができる様になっていて、そういった点で不便はあまり感じません。
専業主婦以外でも他のカードローンではなかなか借入れできないパートやアルバイトも横浜銀行カードローンでは申込みが可能ですし、多くのカードローンで除外されている年金受給者も申込みができるので助かる人も多いでしょう。
ただし一部の金融機関では申込みができる学生については、横浜銀行カードローンでは申込みができません。学生の内からカードローンを利用するのも問題が有ると思いますが、利用を考えている場合には他を探すしかありません。
残念ながら横浜銀行の営業地域に居住も勤務もしておらず利用ができないという場合は、諦めてしまうのではなくて、自分の周囲にある金融機関を調べてみましょう。
どこに行っても地方銀行や信用金庫と言った銀行やそれに準じる金融機関というものは必ず存在しています。そこでは横浜銀行のように大手金融機関とはちょっと違う金利設定などが行われている可能性が有ります。
そういった金融機関を自分が利用出来る範囲内で探して、最も自分に合ったものを選びましょう。金融機関と言うのは長くお付き合いすれば様々な面でお得な利用ができます。良いものを選んで長くお付き合いができるようにして下さい。
横浜銀行カードローンの場合利用限度額や金利が魅力的に見えて、自分も申込みたいと考える人も多いと思いますが、地域限定で諦めざるを得ない人もいるでしょう。しかし諦める必要はありません。
もちろん横浜銀行カードローンの利用は難しいですが、自分の居住あるいは勤務地には必ずそこを営業地域にしている地方銀行や信用金庫というような金融機関が2つや3つあるものです。そういった金融機関のことを知っているでしょうか。
地方在住の場合には各地方にある地方銀行は知っていると思いますが、都市部にいると、良く知らない場合もある筈です。特に信用金庫などになってしまうと、何時も店頭を通っていたとしても良く知らない場合も有ります。
そこでまずは自分の周囲にはどういった金融機関が有るのか知ることが必要でしょう。そしてそういった金融機関にはどういったカードローンが有るのかを調べてみましょう。
もしかしたら横浜銀行以上に好条件のカードローンが有るかもしれません。自分の地域というものを知ることも必要なのです。
では自分のカードローン選びの場合どういったことに注意すれば良いのでしょうか。これは自分の利用する場所から考えてみることが必要です。
横浜銀行なら神奈川県内で利用するだけならどこに行っても支店が有り、自前のATMを利用することができるので、最もお勧めと言えるでしょう。
これに対して営業職などでしょっちゅう出張で全国を回っているような場合には全国展開している都市銀行のほうがよいでしょう。
ATMの利用だけなら提携ATMが全国にありますが、手数料などを考えると、ATMも選ばなければなりません。よく自分の利用範囲を考えたうえで自分の利用するカードローンを選ばなければなりません。
もう一つ留意しておいてほしいのが、金融機関とのお付き合いです。金融機関と言うのは、説明したように信用を重んじお付き合いを深めれば深める程、有利な利用ができるようになっていきます。
これは何もカードローンだけの話ではないのです。その他でもお金が必要になった時に話を聞いてくれるのは金融機関です。ですからできれば色々な取引を1つの金融機関で行ったほうが評価が高くなるのも早い訳です。
ですからこれまで利用している金融機関が有るのであれば、カードローンもそこのものを利用すれば、最初から多少良い条件で利用できるかもしれません。
また金融機関とのお付き合いはこれから始めるという場合には、先々をよく考えて長く付き合えるところを選びましょう。
特に地方銀行の場合には地域密着で、その地域を大切にしてくれますので、特に理由が無ければ、地方銀行のカードローンと言うのは良い選択と言えるでしょう。
ここで横浜銀行カードローンについて纏めておきます。
良い条件で借入れできるからと言って必要のない借り入れはしないでください。まずは定期預金をするだけでも信用の構築は可能ですから、そういったところからお付き合いを始めて見るのも良いでしょう。
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