茨城県にお住まいの方にとって、身近な地方銀行と言えば筑波銀行ですよね。
一般的な預金から各種ローンや資産運用、種々の保険まで、様々な金融商品を取り扱っており、茨城県内での店舗数も多いので非常に頼りになる銀行の1つです。
そんな筑波銀行では、もちろんカードローンも取り扱っています。2種類あるカードローンは、いずれも筑波銀行に預金口座を持っているユーザーの方向けの商品なのですが、これがなかなか好条件で利用できておすすめなのです。
そこで今回は、筑波銀行の2つのカードローンについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
最初にご紹介するのは、《IMA☆》(いまほし)という少し変わった名前のカードローンです。『今欲しいという気持ちに応えられるカードローン』というコンセプトからこの名称がつけられたとされています。
《IMA☆》
●借入限度額●
10万円以上500万円以下
※パート・アルバイト・主婦は50万円以下、年金受給者は20万円以下、学生は10万円以下
●貸付利率●
4.8%~14.6%(固定金利)
※審査により決定
●利用条件●
《IMA☆》はだいたいこのような条件で利用できるカードローンとなっています。
銀行ならではの低金利で最大500万円の高額借り入れが可能な、筑波銀行のメインカードローンと言ってよいでしょう。
また、パート・アルバイトから専業主婦、年金受給者、さらには学生まで、幅広い方が利用できると言うのも、この《IMA☆》の特徴です。
申し込み手続きに関しては、《IMA☆》では以下の3つの申し込み方法を用意しています。
中でも筑波銀行がおすすめしているインターネット申し込みの場合の手続きの流れをご紹介しましょう。
?メールにて審査結果の連絡
?インターネットにて契約手続き
?郵送にてカード発行
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スピード審査ですぐに借りられるカードローンはどこ?探し方の注意点
さらに《IMA☆》の借入・返済システムについてもチェックしていきましょう。
《IMA☆》では借り入れは以下の2つの方法で行うことができます。
筑波銀行の提携ATMはセブン銀行とイオン銀行のみとなっており、多いとは言えませんが、それぞれの設置数で見れば決して少なくはないので、それほど不便を感じることはないでしょう。
そしてインターネットバンキングを利用していれば、必要な時にいつでも手軽に借り入れをすることができます。
2つの借り入れ方法を併用することで、《IMA☆》はより便利に活用することができるのです。
返済に関しては、《IMA☆》は毎月の返済は、原則として口座からの自動引き落としで行うことになっています。
利用者の側で自分で返済日や返済額をチェックする必要がなく、勝手に返済が進んでいくので、忙しい方でも安心して利用することができますよね。
さらに注目してほしいのが、毎月の返済額です。
借入残高 | 返済額 |
---|---|
2000円未満 | 利用残高 |
2000円以上10万円以下 | 2000円 |
10万円越20万円以下 | 4000円 |
20万円越30万円以下以下 | 2000円 |
※以降、10万円増すごとに2000円ずつ追加(最大6万円まで)
上記の表を見ていただくとわかるとおり、《IMA☆》は最低2000円からの超低額返済となっているので、毎月の負担が少なく、無理なく支払いを続けていくことができます。
もちろん金銭的に余裕があれば、ATMで繰り上げ返済を行うことも可能です。
このように手軽に借り入れができて、無理なく自分のペースで返済していくことができるというのも、《IMA☆》の魅力の1つなのです。
筑波銀行のもう1つのカードローンは、《ポケットカードローン》という商品です。
《ポケットカードローン》
●借入限度額●
10万円以上200万円以下
※主婦・学生・年金受給者は90万円まで
●貸付利率●
14.6%(固定金利)
●利用条件●
こちらの商品は、《ポケットカードローン》という名前の通り、借入限度額の上限が200万円とやや低めになっています。とは言え、普段の急な出費などに対応するには十分な金額でしょう。
それよりも注目してほしいの主婦や学生、年金受給者でも最大90万円の借り入れが可能だということです。
もちろん審査があるので、誰もが最大額の借り入れができるわけではありませんが、一般的に主婦や年金受給者の借入限度額はかなり絞られがちな中で、90万円という金額がボーダーになっているのは、かなり条件としては良い部類に入ると言えます。
また、年齢制限が72歳まで比較的高齢設定になっているのもポイントです。年金受給者でも利用できると言う特徴とあわせて、高齢者にも利用しやすい商品として位置づけられていると考えられます。
なお、《ポケットカードローン》では最初の申し込み手続きはネットや電話で来店せずに進めることができますが、正式申し込み・契約手続きは原則店頭で行うことになります。
借り入れは原則ATM、返済は《IMA☆》と同様に自動引き落としですが、返済額の設定が最低1万円からと、少し高くなるので、その点は注意してください。
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何歳から何歳までOK?気になるカードローンの年齢制限に迫る!
筑波銀行の2つのカードローンの共通点の1つに、専業主婦や年金受給者でも利用できると言うことがあります。実はこれは、消費者金融のようなノンバンク系のキャッシングではほとんど不可能なことなのです。
一般的に借入審査は銀行より消費者金融の方が緩い・甘いというイメージが強いですから、このことを意外に思う方もいるかもしれません。
このように、銀行カードローンでは借りられるのに消費者金融では申し込みすらできないという状況になるのには、消費者金融に関わる貸金業法という法律が大きく影響しています。
貸金業法の中に、総量規制という取り決めがあります。
キャッシングのような個人向け貸付けサービスでの借り入れ総額の上限を、原則として本人の年収の3分の1までと制限する取決めのこと。
また年金のような公的給付金も貸金業法上は収入として認められるはずなのですが、年金のみが収入となっている場合、職業についていない分、収入としての安定性が低い・信用面で不安があるとみなされるのか、利用を受け付けていない消費者金融が少なくありません。
一方で、銀行カードローンは実は総量規制の対象にはなりません。なぜかと言えば、そもそも貸金業法という法律自体が銀行に対しては規制力を持たないものだからです。
総量規制の対象外になる銀行が取り扱っているカードローンには、専業主婦や年金受給者の利用を受け付けているものが少なくありません。
消費者金融と比べると《自行の口座を持っている》などの制限を設けることで、身元の明らかな利用者にある程度対象を絞ることができるというのも、専業主婦・年金受給者というやや信用の面で劣る人を受け入れやすい理由の1つと言えるでしょう。
ただし一口に銀行カードローンと言っても、その対応は一律ではありません。
銀行でも専業主婦や年金受給者のカードローン利用に一切対応していないというところもないわけではありませんし、利用できるのは複数あるうちの一部の商品のみというパターンもよくあります。
また、ほとんどの銀行カードローンでは、専業主婦や年金受給者に対しては、借入限度額の上限を引き下げる形で条件付けしています。
実際、上でもご説明しましたが、筑波銀行の2つのカードローンでもそうですよね。
ただし筑波銀行のカードローンの専業主婦・年金受給者への借入限度額制限は、一般的な水準からするとかなり高額設定になっています。
《IMA☆》の最大50万円という設定の時点でもかなり高めとなっていますし、ましてや《ポケットカードローン》の最大90万円というのは、他ではなかなか見つからない高額設定と言えるでしょう。
筑波銀行の2つのカードローンは、いずれも銀行ならではの低金利で様々な職種や立場の人が利用しやすい、間口の広い商品と言えます。
特に専業主婦や年金受給者といった、他社では利用自体できなかったり、借り入れできても限度額が低くて不便を感じることが多い立場の方には、ぜひチェックしてみてほしいカードローンです。筑波銀行なら、本当に借りたい金額の借り入れができるかもしれません。
筑波銀行に預金口座を持っているのであれば、最有力候補として2つのカードローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
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