北海道は他の都府県に比べ面積が広いですから、地域経済を担う地方銀行等の小規模金融機関も少なからず存在しています。
北海道銀行もその一つで、地方銀行では珍しくラピットという利用限度額が800万円という高額のカードローンを提供しています。
申込条件も比較的緩く、専業主婦でも申込める事になっており、地方銀行では珍しく、申込みの前提として、北海道銀行への普通預金口座の開設は要求されていません。
また申込方法もいくつか用意されており、スマホ完結と言う方法を利用すれば、スマホからだけで申込みを完了させることも可能です。北海道銀行の普通預金口座を持っていれば本人確認書類の送付も必要ありません。
最近のカードローンは利用限度額が見直されより高額化してきており、500万円を超えるようなものも増えてきています。北海道銀行のラピットというカードローンも800万円と言う利用限度額の枠が設けられています。
借入方法はATMからの引き出しの他、利用者の口座への振込みにも対応しており、柔軟な利用が行えます。提携ATMを利用した際にも利用手数料がかからず、安心して利用することができるようになっています。
利用できるATMは北海道銀行のものの他、主なコンビニATMの利用が可能で、北海道銀行の営業地域外に行った時でも、コンビニを探すことによって融資の利用が可能なため、事実上全国から利用できます。
申込みをするカードローンを選ぼうという場合、誰でも気になるのが、利用限度額と金利でしょう。そこでまずラピットの利用限度額と金利について調べておきましょう。ラピットの利用限度額と金利は次のようになっています。
利用限度額 | 1~800万円 |
---|---|
金利 | 1.9%~14.95% |
これ等の範囲内で北海道銀行が審査によって適用する利用限度額と金利を決めることになっています。
多くのカードローンでは利用限度額と金利の関係は明示されていて利用限度額が大きくなるにしたがって、金利が低くなっていくようになっています。
ラピットの場合にはこの関係が明示されていませんが、設定はやはり同じような関係になっている筈です。
審査では申込者の信用評価でこれ等を決めていますから、北海道銀行と初めてお付き合いをするような場合には、信用の評価は低くなり、利用限度額はそれほど高額にはならず、金利も高くなっている筈です。
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借入方法には次の2種類の方法が提供されています。
ATMから利用する場合には、ラピット専用のローンカードが発行されます。利用はローンカードの受け取り後、北海道銀行が利用者の受取り確認をした後でなければ行うことができませんから注意が必要です。
銀行振込で利用する場合には、電話かあるいはインターネット経由で振込依頼をすることになっています。振込口座は北海道銀行の普通預金口座の他、他行の普通預金口座でも行ってもらえます。
地方銀行の中には自行の普通預金口座でなければ振込みに応じてくれない場合も多く、ラピットはその点便利に利用できます。
ラピットが利用できるATMには次のようなものが有ります。
北海道銀行ATMとバンクタイムATM以外のATMは全国のコンビニなどに設置されているので、どこに行っても利用に困るようなことはないはずです。
しかも、これらのコンビニATMを利用する場合手数料が徴収されるカードローンが多い中、ラピッドの場合には、時間外も含めてこれらを利用する場合、ATMの利用手数料がかかりませんから、安心して利用することができます。
ただし、これ等のATMには深夜の一部時間帯で稼働を停止していることが有るので、融資が必要な場合には、あまり遅い時間帯は避けたほうが無難です。
しかしカードローンによっては、カードローンを提供している金融機関側が提携先の金融機関に支払うものもあります。また金融機関間の協定で相互に利用手数料を取らないという場合も有ります。
こういった場合には利用者側から見ると利用手数料は無料に見えます。無料になる場合も、利用時には支払って後になって戻すものと、利用時から無料になっているものなどが有ります。
利用手数料は一回一回は少額に見えますが、最近では金利が低いですから、借入額や返済方法などによっては利息よりも高額になる事が有ります。こうなると利用手数料も無視できなくなってきます。
カードローンは誰でも申込みができるというわけではなくて、それぞれ申込条件が決められていますが、ラピットの場合もやはり申込条件があり、この条件を満たしていなければ申込むことができません。
申込条件では一般的に年齢制限と収入要件が有り、安定した収入が無ければ申込めませんが、ラピットの場合には専業主婦でも配偶者の収入証明無しでも申込みができるようになっており専業主婦には有り難いカードローンです。
銀行の場合のカードローンでは当該銀行に普通預金口座の開設が要求される場合が多く特に地方銀行ではその傾向が高いのですが、ラピットの場合には、とくに普通預金口座の開設を前提にしておらず、その点でも申込み易くなっています。
次にいよいよ申込みを考えることになりますが、まず自分が申込めるのかどうかを確認しなければなりません。カードローンにはそれぞれ申込条件というものが有ります。ラピッドの申込みもこの申込条件を満たしていなければ申込むことはできません。
ラピッドの申込条件は次のようになっています。
通常年齢制限は65歳程度で最近では70歳程度まで伸ばしているものも出てきていますが、ラピッドは74歳まで申込めるようになっているので、高齢化社会を見越した条件になっていると言えるでしょう。
もちろん多くのカードローンで申込みを制限している年金収入でも申込みが可能になっているので、高齢者でも安定収入と言う条件を満たすことができますから、安心して申し込むことができるでしょう。
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高齢者と並んでなかなかカードローンの利用が難しいのが専業主婦です。
しかしこのラピッドの場合には安定収入と言う条件は有りますが、専業主婦はその例外となっており、申し込みを受け付けてくれています。
しかも専業主婦の場合、申込みができるとしても大概の場合には配偶者に安定した収入が有り、配偶者の了解が必要と言う条件が付けられるのが普通なのですが、ラピッドの場合には配偶者の収入証明や同意書の提出は求められません。
また専業主婦ではありませんが、主婦に多くやはりカードローンが申込みにくいパートやアルバイトでもラピッドは申込みができることになっています。
このようにラピッドはこうした収入的に弱い立場の人にとって大変心強いカードローンと言えるでしょう。
これによれば専業主婦の場合、配偶者に安定収入が有って配偶者の了解が有れば融資できるとされており、確認が面倒なため、最初から申込めないとしている消費者金融も沢山有り、専業主婦にとっては借りにくい状況になってしまいました。
銀行の場合はこの貸金業法の規制は受けませんが、やはり条件としては配偶者の収入が前提となっているのが普通で、本文で紹介しているラピッドのように配偶者の収入の確認が無いものはそう多くは有りません。
またラピッドの場合、北海道銀行の普通預金口座の有無を申込みの前提にしていません。
したがって他の多くのカードローンのようにカードローンの申込みに当たって煩わしい普通預金口座の開設のための申込みをする必要はありません。
ただし普通預金口座が有ったほうが良い面も有ります。ラピッドの場合、既に北海道銀行に普通預金口座を持っている場合には、本人確認書類の提出が不要になります。本人確認は普通預金口座の情報で行うことになっています。
口座を開設するかどうかは利用者次第ですが、1つ考慮しておきたいのがこれからどのように金融機関とお付き合いをしていくかと言う点です。
金融機関と言うのはお付き合いが深まるほど有利に利用できるものです。ですから、もしこれからずっと北海道銀行とお付き合いを続けるつもりでいるのであればラピッドの利用にあたって普通預金口座を作っても良いのではないでしょうか。
ラビットには様々な申込方法が用意されており、インターネット経由の他電話やFAX、郵送まで自分が慣れている方法で申込むことができます。申込方法によっては時間のかかる場合も有るのでその点も考慮して選びましょう。
申込方法の中にはスマホ完結という方法も用意されており、申込みはすべてスマホ上で行うことができ、専用アプリを利用することで必要書類も画像で取り込み、すぐに送信することが可能で、手間がかかりません。
必要書類は本人確認書類と、500万円を超えるの融資を希望する場合は収入証明書が必要になりますが、北海道銀行の普通預金口座を持っている場合には本人確認書類の提出は必要なく、500万円以内であれば書類の提出が無いことになります。
自分が申込みできると分ったら、次に確認しておきたいのが申込方法です。どういった申込方法が提供されていて、自分が使いやすいものはどれなのかを考える必要が有ります。ラピッドの申込方法には次のものがあります。
最近ではインターネットの利用が一般的になってきていますから、どのカードローンでもインターネット経由での申込みが多くなってきていますが、別にそんなことは気にする必要はありません。自分の利用しやすい方法を選ぶのが良い選び方です。
インターネット経由での申し込みの場合、申込み後、すぐに審査が行われメールにより審査結果の連絡が有ります。審査通過の場合には、必要書類の画像を北海道銀行に送信し、WEB上で契約を行えば手続きは終了です。
ラピッドにはスマホ完結と言う申込方法が有ります。この申込みの流れは先ほど説明した、インターネット経由での申し込みと同じです。
ただしスマホを利用すれば、審査終了後専用アプリを利用することによって、アプリの処理中に必要になる証明書類を取り込むためのカメラの起動なども自動的に行ってくれるので、指示通りの操作で契約まで完了できます。
流れとしてはパソコンで行う処理と同じですが、パソコンの場合にはカメラ機能があるかどうかわかりませんから、書類の画像は自分で用意しなければならないので作業のハードルが高くなりますが、スマホなら画像取り込みも簡単です。
最近ではパソコンよりもスマホの普及率のほうが高くなっていますから、スマホ完結を利用すれば誰もが簡単に契約まで行うことができるでしょう。
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ラピッドで必要になる書類には次のものが有ります。
次の内のいずれか1つの写し
次の内のいずれか1つ
北海道銀行の普通預金口座を持っていれば本人を証明する書類が不要で、さらに借入希望が500万円以内であれば、事実上提出する書類というのは不要になります。
ただし、自分に返済して行けるかどうかを検討することも必要になるので、提出が不要になるとしても、収入を確認するには良い機会ですから、収入の証明書類は探しておきましょう。
このため申込みではインターネットの利用が多くなっているのですが、インターネットから情報を送信することに抵抗感が有る人も多いはずです。
カードローンの申込みではラピッドのように他の申込方法も備えられているものが多いので、申込みでは場合によっては申込書類を記入して送るような郵送を利用しても全くかまわない訳です。
重要なのは最も慣れていて安心して申込めるかどうかということです。そのためにはすぐにお金が必要になるというような追い詰められた状況にならないようにすることが大切です。
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ラピットの返済方法には2種類あり35日ごと或は指定された返済日のどちらかを選ぶことが可能です。カードローンは借入れよりも返済できることが重要ですから、自分が返済しやすい方式を選ぶようにして下さい。
返済方式は残高スライド方式が採用されており、設定された利用限度額と実際に借入れしている借入残高によって返済額が決まり、例えば利用限度額が400万円以下の場合には最低月々2000円の返済と言うことになります。
ただし残高スライド方式では、利用残高が高額になってしまうと、返済額が高額になってしまう可能性が有り、場合によっては家計を圧迫する事になるので、自分の返済能力を正確に把握しておくことが必要になります。
ラピッドの返済方法には次の2通りが用意されています。
35日ごとの返済と言うのは、初回は借入れ翌日から35日以内に返済、2回目以降は前回の返済日翌日から35日以内に返済するという方法で、どちらかと言えば定期的な収入と言うわけではなくて個人事業主などに向いた返済方法でしょう。
毎月指定日の返済の場合には、月々利用者が決めた返済日に返済するというもので、月々決まった日に収入が入ってくる会社員などに向いている返済方法と言えるでしょう。
利用者はこれ等の内のどちらかの返済方法を選ぶことになります。
実際に返済はATMから入金するか、返済用の口座に振込むことによって行うことになります。自動引落しではないので返済忘れにならないように十分注意しなければなりません。
ラピッドの返済方式には残高スライド方式が採用されています。残高スライド方式というのは借入残高を何段階かに区切ってそれぞれに返済額を決めておく方式で、残高が増えるほど返済額も増えることになります。
ラピッドの返済額は次のようになっています。
借入残高 | 月々の返済額 |
---|---|
10万円以内 | 2000円 |
10万円超20万円以内 | 4000円 |
20万円超30万円以内 | 6000円 |
10万円増す毎 | +2000円 |
借入残高 | 月々の返済額 |
---|---|
10万円以内 | 1000円 |
10万円超20万円以内 | 2000円 |
20万円超30万円以内 | 3000円 |
10万円増す毎 | +1000円 |
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そこで借りる前に行っておいてほしいのが、自分は月々いくらの返済までできるのか、分り易く言えばいくらまで借入れできるのかを計算することです。それが分っていれば、借り過ぎに注意することができます。
そこで必要になるのが自分の収入と支出です。返済は月々行われますから、月々の収入と支出の値が必要です。それが分ったら月々次の計算をして収支を計算してみてください。
とにかく入ってくるお金と出ていくお金が分らなければ話になりません。お金が足りないと考える場合も、実際には無駄ばかりいしていて、もしかすれば支出を見直せば借り入れなど必要ないのかもしれません。
そういったことを判断するためにも、今日から家計簿をつけるようにしましょう。家計簿と言ってもネット上には無料のサービスもあるので、スマホを使えばすぐに始められるはずです。借金を考える前にまずは自分のお金の管理を始めましょう。
ここで北海道銀行カードローン『ラピッド』について纏めておきます。
ラビットは専業主婦でも申し込めますが、借りたら返済しなければならないので、まずは借りなくて済む方法を考えてから、借り入れを考えましょう。
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