肥後銀行には利用限度額の上限が異なる3種類のカードローンがあり、それぞれ適用になる金利も違います。中には保証会社の違いによって適用される金利が異なるカードローンもあるので、慎重に選ぶ必要が有るでしょう。
これらのカードローンにはそれぞれ申込条件が有るため、申込みの前に自分がその条件を満たしているかどうかを確認しなければなりません。特に営業地域が存在するため申込みできる地域が限定されるので注意が必要です。
申込み方法は様々で場合によっては即日融資の可能性も有りますが、3つとも肥後銀行に普通預金口座を開設する必要が有るため、その場合には、店舗に行って手続きをとることが必要になるため、ちょっと面倒になってしまいます。
肥後銀行にはWEBカードローンと呼ばれるものの他合計3種類のカードローンを提供しており。利用限度額はそれぞれ違っていたり、適用金利設定が違っているので、それらを考慮して、自分の要求に合わせて選ぶようにして下さい。
借入方法は、ATMの利用はどれも可能ですが、普通預金口座への振込みはできるものとできないものが有るので、申込むカードローン選びでは自分の希望する利用方法で利用出来るかどうかを確認しておくようにしましょう。
もう一つ注意が必要なのは、利用できるATMですが、提携ATMを利用して全国から利用できますから、安心して申込むことができます。
肥後銀行にはWEBカードローンとカードローン Buck Up、カードローン BEST ASSISTの3種類のカードローンがあります。
この3種類のカードローンからどれかを選ぶ場合まず気になるのが利用限度額と金利でしょう。そこでまずこの3つのカードローンの利用限度額と金利を調べてみましょう。
利用限度額 | 金利(年利) |
---|---|
10万円以上100万円以内 | 14.0% |
100万円超200万円以内 | 12.5% |
200万円超300万円以内 | 9.5% |
300万円超400万円以内 | 7.0% |
400万円超500万円以内 | 4.5% |
WEBカードローンの利用限度額は10万円以上500万以内で金利は4.5%~14.0%ということになり、審査で決められることになります。
利用限度額 | 金利(年利)肥後カード(株)の保証 | 金利(年利)(株)オリエントコーポレーションの保証 |
---|---|---|
30万円 | 12.5% | 14.0% |
50万円 | 12.5% | 14.0% |
100万円 | 12.5% | 14.0% |
カードローン Buck Upは30万円、50万円、100万円の3つのコースが有り申込時点で選ぶことになりますが、保守会社の審査は2段階になっています。
まず肥後カード(株)が審査を行い、通過した場合には金利が12.5%、通過できなかった場合には次に(株)オリエントコーポレーションが審査を行い通過した場合には14.0%の金利が適用になります。
利用限度額 | 金利(年利)一般 | 金利(年利)肥後銀行の住宅ローン利用 |
---|---|---|
100万円 | 7.15% | 5.4% |
200万円 | 7.15% | 5.4% |
300万円 | 7.15% | 5.4% |
カードローン BEST ASSISTは100万円、200万円、300万円の3つのコースが有り申込時点で選ぶことになります。
適用される金利は肥後銀行の住宅ローンを利用していた場合には5.4%、肥後銀行の住宅ローンを利用していない一般の場合には7.15%です。
利用限度額や金利と言うのは利用者の信用によって決められます。信用が高ければ高額の利用限度額と低金利が設定されますが、信用が低ければ低額の利用限度額と高金利が設定されます。
ですから金利が高いカードローンと言うのはちょっと信用が低くても審査に通る可能性が有る訳です。逆に金利が低い場合には、高い信用が要求されるということになります。
ですから前者の審査は緩く、後者の審査は厳しい訳です。全部が全部そうとは限りませんが、目安として利用してみてください。
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次にそれぞれの借入方法を調べてみましょう。カードローンの借入方法と言うのは概ね次の2種類が用意されているのが普通です。
そしてこの他に何らかの引落し時に残高が足りなかった場合に自動的にカードローンの利用として融資が行われる自動融資と言う方法が提供される場合も有ります。
そこで肥後銀行の3つのカードローンの借入方法を次の表に纏めてみます。
カードローン | ATMからの引出し | 銀行振込による入金 | 自動融資 |
---|---|---|---|
WEBカードローン | ○ | ○ | × |
カードローン Buck Up | ○ | × | ○ |
カードローン BEST ASSIST | ○ | × | × |
○:利用可能 ×:利用不可
自分の借入方法に沿って選んでください。
もう一つ利用する前に確認しておかなければならないのが利用出来るATMはどこなのかということです。肥後銀行は地方銀行ですから、自前のATMは限られた範囲にしかありません。他で利用しようという場合には注意が必要です。
肥後銀行のカードローンが利用出来るATMは次にようになります。
ゆうちょ銀行やコンビニATMが入っているので全国での利用も可能ですが、これ等の提携ATMを利用する場合には、利用手数料がかかってしまう場合も有るので、注意してください。
カードローンには申込める人を限定するための申込条件が有ります。これは金融機関毎と言うわけではなく、同じ金融機関でもカードローン毎に違い肥後銀行の3つのカードローンにもそれぞれ申込条件が決まっています。
申込条件は年齢制限が微妙に違っていたりするのでよく確認しなければなりません。また残念ながら安定した収入が無い専業主婦の場合には配偶者に安定した収入が有ったとしても申込みができません。
また肥後銀行は営業している地域が決まっており、カードローンの申込みが可能な地域も限定されていて、例えばWEBカードローンの場合には佐賀を除く九州及び東京、大阪に居住していることが求められています。
そこでいよいよ申込みをしようと考える人もいると思いますが、その前に確認しなければならないのが申込条件です。
カードローンにはそれぞれ申込みをする人に要求する条件が有るので、それを満たすことを確認しなければなりません。
以下にそれぞれのカードローンの申込条件を挙げておきます。
年齢制限が違う部分が有るので注意してください。またカードローン BEST ASSISTには収入制限が有るので、この収入に達していなければ申込みができません。
またWEBカードローンとカードローン Buck Upには収入要件が明記されていませんが、前提としてはやはり安定した収入が有ることが求められます。
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肥後銀行のカードローンでは今説明したように収入要件の明示が無い場合も有りますが、返済ができなければ話になりませんから、収入が無い人の場合には審査には通りません。
また配偶者の収入で借入れできるというようなことも明記はされていませんから、専業主婦は事実上利用することはできません。
もし専業主婦で利用を考えている場合には、肥後銀行でのカードローンの利用は諦めて別を探してください。
ただし、パートや アルバイトの場合には少額であっても収入が生じていますから、あまり大きな利用限度額を希望しなければ借入れできる可能性はあります。
たとえばカードローン Buck Upの10万円コースなどは審査のハードルは低いはずです。利用希望が有れば、まずは肥後銀行に相談してみましょう。
この他どのカードローンも肥後銀行の普通預金口座が有ることが前提になっていますから、申込条件で特に場所が限定されていない場合でも居住場所あるいは勤務先が肥後銀行の営業地域内に無ければ申込めません。
もし申込みをしたいが他地域に住んでいたりして肥後銀行のカードローンの申込みができないと言う場合には、まずは自分の地域にある地方銀行や信用金庫などをあたってみてはいかがでしょうか。
地元の金融機関と言うのは、地域密着を経営戦略にしている場合が多く、こういった地方銀行や信用金庫などは、長期に利用すればするほど、有利で頼りにできる金融機関になっていきます。是非目を向けてみてください。
これ等のカードローンの申込方法はそれぞれで違います。
最近のカードローンでは即日利用が可能なものが増えていますが、肥後銀行のカードローンは肥後銀行の普通預金口座が必要になるため、口座が無い場合には即日利用はできません。
しかし既に口座を持っている場合、WEBカードローンでは即日利用の可能性が有ります。
申込みに必要な書類は基本は本人確認書類と収入を証明する書類ですが、カードローンによっては提出が要求されない場合も有ります。申込みの前に必要書類を確認して、準備するようにしましょう。
申込条件を確認して申込可能と分かったら次に申込方法を調べなければなりません。以下に夫々の申込方法を説明します。
WEBカードローンは名前から見るとWEB上からだけの申込みに対応しているように見えますが、実際には電話やFAXからの申込みも可能になっています。
ここで言うWEBと言うのは店舗に行く必要が無くWEB上から契約まで行えるというような意味に捉えることができます。
申込みには肥後銀行の普通預金口座の開設が必要になるので、持っていない場合には店舗に行くかやはりWEB上で申込みを行ってください。
カードローン BacK Upの場合WEBという言葉がついていませんが、やはりWEB上から申し込むことが可能で、その他にFAXと郵送による申込みも可能になっています。
ただし、契約書類のやり取りは用紙で行うことになっており、郵送或は店舗に行って行う必要が有るため、非常に時間がかかることになります。
カードローン BEST ASSISTの申込方法はカードローン BacK Upの場合とほぼ同じでやはり利用までにはかなり長時間を要することになります。
申込方法を見れば分かりますが、カードローン BacK Upとカードローン BEST ASSISTはたとえ普通預金口座が既にあったとしても途中郵送が挟まるため即日融資は無理です。
これに対してWEBカードローンは契約までWEB上で行えるため、順調に行けば即日融資が利用できる可能性はあります。ただし、この場合も前提として既に普通預金口座が有ることが前提になるので、無い場合には即日融資は難しくなります。
このように肥後銀行のカードローンで即日融資を利用するのは条件的に大変限られたものになります。ですからできればもう少し余裕をもって時間がかかっても良い頃に申込みを行ったほうが無難でしょう。
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申込みをする場合には必要書類が要求されますので、肥後銀行のカードローンの場合どのような書類の提出が必要になるのか確認しておきましょう。
WEBカードローンの場合には基本的に提出書類は有りません。ただし本人確認が特に必要とされた場合には、店舗に来店してもらうということになっています。
つまりWEBカードローンは店舗に行く必要が無くて良いと思っていても場合によっては行かなければならないということも有り得るということです。
カードローン BacK Upの場合には次の書類の提出が要求されます。
WEBカードローンの場合には所得の証明書の要求は有りませんが、自分の返済が確実に行えるかどうかを判断するためには、所得を示す書類を探して、確認しておく事を勧めます。
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肥後銀行のカードローンの返済方法は月々の約定返済の他にいつでも好きなだけ返済できる随時返済が用意されていますので臨時にお金が入った場合などには余分に返済して返済期間を短縮することができます。
返済方式はどれも残高スライド方式が採用されていますが、最低額は5000円となっています。最近では多くのカードローンが最低2000円程度にしているので、ちょっと高めの設定になっており注意しなければなりません。
この方式では借り入れが増えてくると、返済額もそれに合わせて高額化していくので、返済が苦しくなることも想定されるため、予めどの程度までの借入れが返済可能なのか計算しておいたほうがよいでしょう。
カードローンはお金を借りるわけですから、返済までしっかり行わなければなりません。これ等のカードローンでは次の2通りの返済方法が用意されています。
約定返済では毎月5日に指定された肥後銀行の普通預金口座から自動引落しが行われることになっています。随時返済は余裕が有るときにATMから入金するか窓口で返済を行うことによって行われることになります。
普段は約定返済で返済を続け、賞与など臨時で収入が発生した場合には随時返済を行うようにすれば、約定返済だけで返済する場合に比べて元本の返済が早まって、その分利息の支払いが必要なくなり有利な返済が行えるようになります。
返済で重要になるのが返済方式です。返済方式と言うのは約定返済を行う場合に月々いくら返済するのかを決める方式のことを言います。
消費者金融などは借入残高に関係なく常に返済額が一定になるリボルビング払いが多くなっていますが、銀行の場合には借入残高の金額によって返済額が決まる残高スライド方式を採用しているのが普通です。
肥後銀行のカードローンも3つともこの残高スライド方式が採用されていて、それぞれ次のようになっています。
毎月5日の借入残高 | 月々の返済額 |
---|---|
5000円未満 | 全額 |
5000円以上30万円未満 | 5000円 |
30万円以上50万円未満 | 1万円 |
50万円以上150万円未満 | 2万円 |
150万円以上200万円未満 | 3万円 |
200万円以上300万円未満 | 4万円 |
300万円以上400万円未満 | 5万円 |
400万円以上500万円以下 | 6万円 |
毎月5日の借入残高 | 月々の返済額 |
---|---|
5000円未満 | 全額 |
5000円以上30万円未満 | 5000円 |
30万円以上50万円未満 | 1万円 |
50万円以上100万円未満 | 2万円 |
100万円 | 3万円 |
毎月5日の借入残高 | 月々の返済額 |
---|---|
1万円未満 | 全額 |
1万円以上50万円未満 | 1万円 |
50万円以上100万円未満 | 2万円 |
100万円以上200万円未満 | 3万円 |
200万円以上300万円未満 | 4万円 |
したがって返済を進めていくと新たな借り入れをしなければ月々元本が減っていきますから、利息が減って元本返済分が増えることになります。
しかし高額の利用をしてしまうと、利息分が大きくなって返済額の内大きな部分が利息となって元本返済分が少額になるため、なかなか元本が減らないということになります。元本が減らなければ利息もなかなか減りません。
このようにリボルビング払いと言うのは借り過ぎると返済効率が悪くなってしまい、利息ばかり膨らんで返済総額が増えるという欠点が有ります。
これに対して残高スライド方式は借入が増えれば返済額が増えますから、元本返済分が大きくなるため、なかなか元本が減らないということはなくなります。
つまり返済効率が良く返済期間がリボルビング払いよりも短くなり返済総額も少なくて済むわけです。
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最近のカードローンでは返済額が最低2000円ぐらいの場合が多いですが、表を見れば分かるように肥後銀行のカードローンでは最低5000円あるいは1万円になっているので、多少返済額は高めの設定と言えるでしょう。
また借り過ぎると返済額が大きくなってしまうので借り過ぎには十分注意しなければなりません。例えば返済額が5万円というような事になった場合家計の負担はかなり大きくなるはずです。
ここで肥後銀行のカードローンについて纏めておきます。
銀行の中には複数のカードローンを提供している場合が有りますが、どれを利用するればよいのかなかなか難しい問題です。肥後銀行の場合もよく検討して選ぶようにして下さい。
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