依存症は現代人にとって、無視できないもののひとつ。カードローンやキャッシングを使い、借金を繰り返してしまうことに悩んでいる人も多くなっています。これも一種の依存症だと言えるでしょう。
カードローンは便利なものですが、依存して無計画に利用すれば、たちまちトラブルを引き起こす原因になりかねない、デリケートなものでもあります。
カードローンに依存しないよう、使い方を充分に考えていきましょう。
自分の返済能力と比較すると、明らかに借り過ぎだと分かっているのに、ついつい新たな借入をしてしまうことに悩んでいる人もいることでしょう。また、自分がこれからそうなるのでは?と不安に思う人もいるかもしれません。
カードローンを使う時、以下のことをまず考えてみて下さい。
カードローンでお金を借りることは、決して悪いことではありません。ただ、返済能力を超えてしまった時、人生に影響を及ぼすトラブルにならないとも限りません。
最悪の事態を避けるため、まずは「本当にこのお金を必要とするシーンなのだろうか」と考えてみましょう。ちょっと高い買い物をしたいだけ、ちょっと友達にいい顔をしたいだけ…そんな理由なら、借りる必要はないですよね。
カードローンを使えるようになると、多くはローンカードが発行されることでしょう。銀行のATM、提携ATMで、手軽にお金を引き出せるようになります。依存症に悩んでいる人は、ここもチェックポイントだと考えましょう。
最近ではATMからの借入だけではなく、パソコンやスマートフォンからも手軽に借りられるようになっています。銀行口座への振込による融資ですので、銀行のカードでATMからお金を引き出すことになります。
ローンカードも銀行カードも持っていなければ、不意に借りようと思っても、利用することそのものができません。
単純な方法ではありますが、かなり大きな抑止になることが期待できる方法でもありますよ。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
カードローンなのにカードなし?ネットを使ったWEB完結が超便利!
カードローンやキャッシングは、利用しないのであれば、解約をすることも可能です。物理的にお金を借りる先がなくなってしまうので、最終的にはこの方法が一番効果的かもしれません。
解約によって嫌な顔をされるのではないか?信用情報に傷がつくのでは?と不安を持つ人もいるでしょうし、その心配はもっともです。
いずれにせよ、あなたに不利益が生じることはありません。
安心して解約手続きをしてしまいましょう。契約を続けて借金が増え続けるより、よほど前向きな選択肢だと思いませんか?
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
カードローンの契約はいつまで続くの?完済と解約の違いを知ろう!
人によって事情は違います。カードローンに依存し、不要な借金がやめられない危険性を理解して、解約をしたいと思っても、何となく不安になり、解約には踏み切れないこともあるでしょう。
理想としては、一度解約し、必要な時に再度契約するという方法なのですが、その時に確実に審査に通るか分かりません。また、そのまま依存症が続いてしまう可能性もありますよね。そんな時には強硬手段が一番です。
この貸付自粛制度を利用すれば、本人がいくら借金をしようと思っても、一定の年数、どこの金融機関からも借りられなくなるという状況になります。
悩んでいる人は思い切って、荒療治に出てみるのも悪くはないかもしれません。
貸付自粛制度は、あまり知られた制度ではないかもしれません。しかし内容としては大変優れており、特に借り過ぎてしまう依存症に悩む人には、非常に有効な手段となっています。
貸付自粛制度とは、日本貸金業協会が行っている、利用者の無理な借入を防ぐ制度です。制度利用の申請があると、貸金業者からの借入が5年間できなくなるということになっています。
貸金業協会の名の通り、貸金業者からの借入が対象となりますが、信用情報機関に制度利用の情報が登録されるため、実質的に借金が不可能になるという効果があります。
この制度を利用するためには、本人の申告が必要です。
家族や代理人からの申請では対応されませんので、必ず本人が手続きを行って下さい。
お金を借りられないことに不安を感じるかもしれません。しかし、借りられない5年の間に、その不安も薄れるのではないでしょうか。今後のお金の使い方、借金の仕方について、ゆっくり考える期間とも言えますね。
この貸付自粛制度は、信用情報機関を利用している金融機関からの借金が不可能になる、ということになります。不意にキャッシングをしたくなってしまっても、制度があなたを守ってくれるでしょう。
信用情報機関に登録していなければ貸金業は経営できませんので、貸してくれない業者=法を守った優良業者という証明にもなります。
ここで気を付けたいのが、信用情報機関を利用していない貸金業者の存在です。
この貸金業者は明らかに違法業者であり、簡単に言ってしまえば闇金という立場になります。
信用情報機関に登録していない業者は、貸付自粛制度を守る必要はありません。もしかするとあなたに借金の誘いを投げかけて来る可能性がないとも言い切れません。
5年間はどんな業者からもお金をかりられない!と自分に言い聞かせ、違法業者の誘惑に負けないよう、頑張って下さいね。
どうしてもお金を借りる必要があるけど、依存症になって借金が膨れ上がってしまったらどうしよう?そんな不安を感じている人はいませんか?お金のことはデリケートですから、ついつい心配してしまうかもしれません。
そんな人は貸金業法について知っておきましょう。日本の真っ当な貸金業者であれば、必ず守っている法律です。有名な大手の消費者金融も、例外なく遵守していますよ。
消費者金融を筆頭に、貸金業者に分類される金融機関が守るよう定められた法律。貸金業法の得より、利用者の保護に観点が置かれた内容となっています。
消費者金融経営の透明化や安全性をより高め、利用者が返済能力を超えた借金ができないよう、詳細な項目が定められています。
貸金業法は、貸金業者に対し、様々な義務や禁止事項を明示しています。金利や申し込み資格、信用情報に関する記述など、利用する側としても最低限の知識を持っておいた方が良いでしょう。
依存症になってしまうことを心配するのであれば、貸金業法の中の一項目、総量規制について知っておきましょう。
消費者金融をはじめ、貸金業者からお金を借りる場合、利用者の年収の三分の一までしか融資をすることができません。これが総量規制です。
年収の三分の一が多いか少ないか、それはあなたの感覚次第ではありますが、上手にお金を借りるためには、頭の隅に置いておきたい法律です。
借りるにしても、万が一返済に困るような事態になったらどうしよう?こんな不安ももっともです。返済が遅れると信用情報に傷がつき、今後の借入や、将来的に家のローンを組む時などに影響しかねません。
返済が苦しくなった=債務整理だ、自己破産だ!と悲観する必要はありません。支払いがまだ滞っていない段階で、早めに借入先に相談してみましょう。
正直に返済が苦しいと言えば、月々の返済額の見直しや、今後の返済計画について相談に乗ってくれます。
業者も自己破産などで返済されなくなってしまっては商売あがったりですので、かなり真摯な対応が期待できます。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
利息のみ返済できる?もしもカードローンの返済に困ったら
既に依存症だという自覚がある人は、まだ幸いだと言えます。今回ご紹介した方法以外にも、カードローンに依存してしまう状況を改善する方法はたくさんあります。カウンセリングなどに頼ってみるのも良いかもしれません。
将来的に依存症になってしまうのが怖い、と言う人は、知識をつけて賢くカードローンを利用する、という方向に意識をシフトしてみてはいかがでしょうか。貸金業法を始め、よりお得で賢い利用方法もまだまだあるはずです。
カードローン、キャッシング、借金は決して悪いことではありません。頼り過ぎないよう気を付けて、そして万が一依存症になってしまったと感じても、焦らずに対応していきたいですね。
Copyright c カードローン審査の口コミは本当?真実を知りたいなら【ゼニ道】 All Rights Reserved.