どんなルールがあるの？カードローンを利用するための審査基準

消費者金融や銀行で利用できる「カードローン」は、急な出費などに活用できる大変便利なサービスです。けれども、誰でも必ず利用できるとは限らないんですね。カードローンを利用するには「審査」があるからです。

カードローンの審査では、様々なルールに則って「借り入れできるか？できないか？」が判断されていきます。ここではカードローンを利用するための審査基準について見ていくことにしましょう。

カードローンの審査基準は、基本的に消費者金融でも銀行でも大きな変わりはありません。ただし、銀行のカードローンの方が審査基準がより厳しい場合もあるので、あらかじめご注意くださいね。

下限にも上限にも注意！カードローンの一般的な年齢制限

カードローンを利用するための審査基準としてまず挙げられるのは、みなさんの「年齢」です。カードローンは年齢制限があるサービスなので、年齢によっては利用NGとなっています。

年齢制限をチェックする場合は、必ず下限年齢と上限年齢の両方をチェックしておきましょう。特に高齢の方は年齢制限に気をつけてくださいね。

未成年者は借り入れできない！

一般的なカードローンは、満20歳以上の方が利用対象となっていることがほとんどです。つまり、未成年者は借り入れできない、というわけです。

• 利用対象年齢は満20歳以上
• 社会人でも未成年者は利用不可
• ただし例外として学生キャッシングがある

「学生キャッシング」と呼ばれる学生専用のカードローンは、下限年齢が満20歳ではなく満18歳である場合もあります。各学生キャッシングの審査基準をよく確認してみると良いでしょう。

カードローンは何歳まで借り入れOK？

では、カードローンの上限年齢はどの程度となっているのでしょうか？

下限年齢は満20歳と一定のルールがあることが特徴的ですが、上限年齢に関しては各カードローンによって大きな差が見られます。

こちらは年齢制限の一例です。上限年齢は細かく設定されていますので、まずはみなさんご自身の年齢の範囲内で利用できるカードローンを選んでくださいね。

【関連記事】
何歳から何歳までOK？気になるカードローンの年齢制限に迫る！

無職・無収入は対象外！仕事と収入が必要なカードローン

続いてご紹介するのは「仕事」や「収入」に関するカードローンの審査条件です。カードローンは無職・無収入の状態で利用することはできません。返済を前提としたサービスだからです。

そこで必要となるのが、カードローン利用者本人が仕事をしていること、仕事による収入を得ていること、という条件なんですね。

職業形態は気にしないで大丈夫

まず仕事に関してですが、「カードローンは正社員しか利用できない」「サラリーマンしか利用できない」というわけではありません。

• バイトやパートでも利用可能
• 個人事業主や自営業者向けのサービスもある
• 学生や専業主婦が利用対象になっているケースも

特に消費者金融など、以前は「サラ金」としてサラリーマンが利用するものというイメージがありましたが、最近では様々な職業の方が利用できるようになっています。

ご自身の職業形態はあまり気にせず、収入面や勤続年数などに目を向けるようにしてください。審査基準をクリアするためのカギとなります。

【関連記事】
年収はカードローンの審査の目安！

収入の安定性を特に重視して

近年、カードローンの多くはバイトやパートなどの職業形態の方でも利用可能なサービスですが、やはり収入面に安定性がなければ契約は難しいでしょう。勤続年数も同様です。

以上のようなケースは、カードローンの審査基準を満たせない恐れがあります。

収入の安定性は特に重視するべきポイントなので、毎月の収入や年収が安定しているか、ご自身の状況をよく見直してみてくださいね。

複数のカードローン利用は避けて！借金も大きな影響に

審査基準をクリアするには「現在、カードローンを利用できる金銭状況か？」ということがかなり重要となっています。収入はもちろん、借金も影響するので注意が必要ですね。

もし今みなさんが借金を抱えているとしたら、カードローンの審査に通る可能性は低いと言えるでしょう。それは、返済能力が限りなく低い状態だからです。

【関連記事】
審査なし・本人確認なしはヤミ金かも！？カードローン審査の仕組み

どんな理由で借金をしてる？

借金とひとことで言っても、様々な理由によるものがありますよね。

• 他社のカードローンで借り入れをしている
• 車のローンを契約している
• 住宅ローンを契約している

銀行で車のローンや住宅ローンの契約をしている場合、高額のローンとなりますが、同じ銀行のカードローンなら金利が引き下げで契約できる、というような特典もあります。

注意しておいてほしいのは、他社のカードローンまたはキャッシングで既に借金があるというケースです。

カードローン契約は一社に絞る！

現在カードローンを利用しているにもかかわらず、また新たに他のカードローンを契約する、という行為は、業者からはあまり良い印象に取られません。

複数のカードローンを利用できないというわけではありませんが、安全のためにもカードローンは一社に絞っておくことをおすすめします。

• 複数のカードローン利用はできるだけ控える
• カードローンは一社に絞った方が安全
• 「総量規制」にもあらかじめ注意を払って

消費者金融のカードローンには「総量規制」というルールもあります。年収の3分の1以上の金額を借りることはできない、というルールです。既に借金をしている方もこれからカードローンを利用される方もよく理解しておいてくださいね。

独自のカードローン審査基準を持っている金融業者も

一般的なカードローンの審査基準としては、以上のようになります。しかし、金融業者によって特徴はそれぞれ異なります。独自の審査基準を持っている業者もあるので、注意しておきましょう。

ここではカードローンの審査基準に関する様々な記事をご紹介しています。これからカードローン審査を受ける予定のみなさんは、情報を参考にしながら実際の審査に備えてくださいね。