カードローンのメリットと言えば、繰り返し何度も利用できることですね。教育ローンやマイカーローンなどの目的ローンでは一度契約して借入れすると、後は返済のみとなります。
その点、再契約の必要なく何度も利用できるカードローンは、いざという時でも慌てずにお金を用意することができますね。
このように便利なカードローンですが、使っていると残枠一杯になってしまうこともあります。ここでは追加借入したくなった時の対処方法を紹介していきますよ。
カードローンで追加借入れしようと思ったら、3つの方法があります。
今あるカードローンの利用限度額まで借入れしていなければ、カードローンの残枠で借入れすることができます。
これなら再び審査や契約する必要もなく、カンタンに借入れすることができるのです。
今あるカードローンの利用限度額まで借入れしている場合は、増額審査に申込み、枠を増やす方法があります。
そして、増額に対応していなかったり、増額審査に通らなかったりした場合は、新規に他社カードローンに申し込む方法もありますね。これら3つの違いを詳しく見ていきましょう。
最初に紹介した通り、カードローンでは利用限度額まで繰り返し何度も借入れができるのです。これがカードローンの魅力ですね。
このシステムを利用すると、新たに借入れをしたい時には、カードローンの利用可能金額の残枠で借入れすることができるのです。
多数あるカードローン会社の中から、ここではアコムで紹介していきます。
アコムでカードローンに申し込みをすると、最初に利用可能金額の提示があります。1万円～800万円までのアコムが審査のうえ、決定した金額となりますね。
申込者は、この利用可能金額の範囲内で繰り返し利用可能となるのです。例えば利用可能金額が10万円の場合は以下の流れになります。
| 借入・返済の流れ | 残高 | 利用可能額 |
|---|---|---|
| 7万円借入れ | 7万円 | 3万円 |
| 元金4万円返済 | 3万円 | 7万円 |
| 6万円追加借入れ | 9万円 | 1万円 |
借入れをすると返済を行っていくのですが、完済しなくても返済の途中で追加借入れが出来るのです。
繰り返しになりますが、この方法では再度カードローンに申し込む必要が無く、契約をし直す手間もありませんので、一番スピーディに追加借入れができますね。
【アコムの記事はこちらも参考にどうぞ！】
ネット上でのアコムの評判は！？審査通過は厳しいのそれとも優しい？
次に紹介する追加借入れ方法は、今あるカードローンの利用可能枠を増やす方法となります。
ここでもアコムを例に挙げて見ていきましょう。アコムで増額しようと思ったら「アコム総合カードローンデスク」まで電話する必要があります。
電話をすると、担当者が利用可能金額の変更が可能かを調べます。つまり、増額には審査があるのです。
増額には審査があると聞いて、申し込みを止めようか悩んでいませんか。一般的には、増額審査に通りたいと思ったら以下がポイントとなります。
返済実績と言えば、「お金を借りて、毎月返済」しているかどうかが重要ですね。契約だけして、利用せずに放置していると返済実績は作れないのです。
カードローンの借り入れをして、きちんと遅れず返済することで金融機関と信頼関係が生まれ、返済実績が作れますよ。
他社借入れと言えば、契約後に他社へ新たに申し込みをして、借入れ件数や借入金額が増えていないかのチェックとなります。
消費者金融では、定期的に信用情報機関へ情報を照会して借入れ件数や金額のチェックを行っています。
そして、借入れ件数が増えたり借入金額が年収の1/3を超えたりすると、新たな借り入れができなくなります。
つまり、増額審査にも通らなくなってしまうのです。消費者金融では、 貸金業法によって年収の1/3を超える借入れはできません。これは、増額審査にも該当するのです。
そうすると、既に金融機関の定める基準を満たし審査済みとなりますので、すぐに枠を増やすことが可能です。審査時間なしで枠が増えますので、助かりますね。
カードローンで追加借入れするには、3つの方法があることを紹介しましたが、増額で追加借入れすると金利が低くなる可能性があります。
| 利用限度額 | 金利 |
|---|---|
| 500万円以下 400万円超 | 年1.8％～年6.1％ |
| 400万円以下 300万円超 | 年6.1％～年7.6％ |
| 300万円以下 200万円超 | 年7.6％～年10.6％ |
| 200万円以下 100万円超 | 年10.6％～年13.6％ |
| 100万円以下 10万円以上 | 年13.6％～年14.6％ |
上記は、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の金利となりますが、利用限度額が高くなればなるほど金利は低くなっているのが分かりますね。
そのため、借入先を複数社に増やして借りるよりは、一か所にまとめて借入れする方が金利は低く抑えることができるのです。
増額で枠を増やすと金利が低くなるというメリットがあるのです。
最後に、もう一つの追加借入れの方法である新規に他社カードローンに申し込み、借入する方法を見ていきましょう。
カードローンでは、申込みから借入れまでが上記の流れになっているところが多く、審査時間は最短30分～数日となっています。消費者金融や銀行カードローン等では、最短30分となっているところが多いです。
急いで追加借入れしたい時には、すぐに審査結果が出て借入れができる新規申込が便利ですね。増額審査の場合は、会員ページから増額の申し込みができるところもあれば、受付時間内に電話をする必要があるところもあります。
| 金融機関 | 増額方法 |
|---|---|
| アコム | アコム総合カードローンデスクまで連絡 |
| バンクイック | 専用会員ページから申し込み |
アコムの場合は、担当者が受付する9:00～18:00に連絡する必要がありますが、バンクイックではインターネットから24時間申し込みができますよ。
ただし審査時間については触れていませんので、増額審査ではいつ結果が届くかは不明ですね。
けれど繰り返しになりますが金融機関から増額案内があった場合は、こちらが了承したら増額となりますので、すぐに増額が可能ですよ。
つまり、審査時間は申込む方の状況によって増額の方が早かったり、新規申込の方が早かったり、異なるのです。
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これまで見てきた通り追加借入れには、カードローンの残枠で借入れ、今利用しているカードローン枠を増額して借入れ、新規に他社カードローンで借入れの3通りの方法があります。
むやみに借入先を増やすと多重債務になり、返済が難しくなる可能性もあります。やむを得ず借入先を増やしたのなら、おまとめローン等でまとめる、早めに完済して件数を減らす等、管理しやすくしておきましょう。
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