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レディース・女性専用カードローンと一般カードローンの違いを解説!

大手消費者金融や銀行でも最近多くなってきました、

【レディースカードローン】
【女性専用カードローン】

名前だけを見ると、女性にとてもお得な様に見えてしまいます。

実際、レディースカードローンや女性専用カードローンを利用するメリットはあるのでしょうか?

女性ならレディースカードローンや女性専用カードローンを利用すべきなのか、それとも一般的なカードローンで問題がないのか、解説していきます。

レディース・女性専用カードローンと一般カードローンを比較

まずは審査や借り入れ条件などの基本的な項目について、レディースカードローンと一般的なカードローンを比較してみましょう。

申し込み条件の違いは?

お金を貸してくれる会社なら、銀行であっても消費者金融であっても、『安定した収入のある方』という条件が申し込み条件として設定されています。

細かいことを言い出すと、他にも『年収○万円以上の方』や年齢制限など様々な条件がある場合もありますが、カードローンを取り扱う全会社が絶対条件としているのが、『安定した収入のある方』です。

一部、収入のない専業主婦の方にも貸してくれる銀行もありますが、当然、返済に充てるお金の見込みのあることが条件となります。『主婦=旦那様の収入』ですよね。結局、旦那様の収入がなければ貸してもらえないでしょう。

これはレディースカードローンや女性専用カードローンでも同じことです。

男性であっても女性であっても、お金を借りる時の絶対条件として、返済に充てるお金の見込み、つまり安定した収入がなければ、どのカードローン取り扱い会社からも借りることはできません。

金利の違いは?

A社一般カードローン A社レディースカードローン
4%~18% 4%~18%
B社一般カードローン B社女性専用カードローン
5%~14.5% 5%~14.5%

説明する必要もないかもしれません。見て分かる通り、同会社で一般カードローンとレディースや女性専用カードローンの2種のカードローンを提供していても、金利は全く変わらないという場合がほとんど。

しかも!キャリアウーマン様なら問題ないですが、一般的に考えて、男性よりも女性の方が収入は少ないことが多いですよね?

正社員の人であっても、手取りは20万円以内だという女性は多いかと思います。特に主婦の人など、アルバイトやパートでの収入なら10万円を切ることがほとんど。

つまり、男性よりも借りれる金額は少ないことが多いということ。金利は借りれる金額が大きくなる程に低くなります。

つまり、100万・200万と借りれる可能性のある男性正社員の方と比べると、20万・30万程度しか借りれない可能性の高い女性では、必然的に女性の方が金利は高くなってしまう可能性が高いです。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
年収はカードローンの審査の目安!限度額は返済能力以上にはできない

返済方法の違いは?

クレジットカードを使ったことがある人なら、イメージがしやすいかと思いますが、お会計の時に「何回払いですか?」や「支払い方法は?」などと聞かれたことはありませんか?

カードローンでも、返済方法を選ぶことは可能です。

  • 一括払い
  • 分割払い
  • リボ払い

クレジットカードと同じですね。ただ、最近は使い道が自由な、いわゆるキャッシングタイプのカードローンでは、あまり分割払いは見られなくなりました。

ほとんどのカードローンが、リボ払いでの契約になると思います。初期設定ではリボ払いになっていると思います。私の経験上…全部リボ設定だったと思います。

借りた金額に応じて変わる、最低返済額。この最低額以上の金額であれば、好きな金額を毎月返済すればOK。10万円程度の借り入れなら、毎月1万円ずつなど、無理なく返済ができますよね。

もちろん、リボ返済額を5万円に設定して、2回の返済で終わらせてしまうのもOK。一括で返済してしまうのもOKです。

ただ、基本的に初期設定では、最低返済額でリボ設定されてしまっていると思うので、変更したい場合は、返済日より早めに連絡して変更をしなければいけません。

なんだかリボ払いの説明になってしまいましたが…。レディースカードローンも女性専用カードローンも、一般カードローンも返済に関しても全く同じなんです。

レディース・女性専用カードローンのメリットとは

申し込み条件や金利を見てみても、一般的なカードローンとの違いは特にありません。では、レディースカードローンや女性専用カードローンだけの魅力は何かあるのでしょうか?

全ての対応が女性だから相談しやすい!

最近では大手消費者金融や銀行、ネット銀行でも、多くの金融会社にて、『レディースカードローン』や『女性専用カードローン』と言ったカードローンが増えてきています。

しかし、申し込み条件や金利など、基本的な事は一般的なカードローンと代わりありません。

では、何が違うのか…

  • 女性しか利用できない
  • 女性には女性が対応する

ただ、これだけなんです。

某金融ドラマや漫画では、借金をしていると怖いというイメージが多いです。その多くは強面の男性からの必要以上の取り立て風景。

そう!強面の男性です!『借金=怒鳴られる』という様なイメージはありませんか?男性スタッフが対応すると、例え親切で優しい男性スタッフであっても、この様なイメージが頭に浮かんでしまう女性も多いのではないでしょうか?

レディースカードローンや女性専用カードローンは、基本的なことは一般カードローンと変わりませんが、全ての対応を女性スタッフが行うことで、女性のお客様の抵抗や不安を少なくしているサービスなんです。

怖いというイメージを取り除いても、男性よりも同性の女性スタッフが対応してくれた方が、なんとなく相談もしやすいですよね。

『女性専用』という名前だけで安心できる!

何も特徴のない物よりも、『学生だけ!』とか『女性だけ!』という言葉が付いているだけで、魅力を感じることはありませんか?普通の商品でも構わないけれども、『○○だけ!』に魅かれて、それを頼んだ経験って誰もがあると思うんです。

女性専用車両もそうですよね。痴漢は電車に乗ると100%されるわけではないんですが、それでも女性専用車両があれば、自然とそちらに乗り込むのではないでしょうか?

それはどうしてでしょうか?女性専用車両に乗れば、100%痴漢にあう危険はなくなると安心しているからではないですか?

でも、結果的に、女性専用車両に乗っていなくても、痴漢にあわずに済む可能性の方が高いですよね?

カードローンも同じで、別に女性専用にしなくても変わりない結果になる可能性が高いですが、女性専用という言葉があるだけで、女性には安心して申し込みやすくなっているんです。

勘違いしないで!!女性にお得なカードローンではない

レディースカードローンや女性専用カードローンと聞くと、どうも女性だからこそのサービスを期待してしまいがち。わざわざ専用に作っておきてなんですが、別に女性特有のお得はありません。

もちろん審査あり!女性だから誰でもOKではない

レディースカードローン、女性専用カードローン。

名前だけ見ていると、「女なら誰でも借りれるんじゃ?」と思ってしまいますよね。

女だから絶対に借りれる、女だから審査が甘いというカードローンではありません。

一般のカードローンと同様に審査は行われますし、女性を優待して審査が甘くなることもありません。当然、審査に落ちるという結果になることも少なくないです。

女性用ならと専業主婦の方が期待してしまいがちですが、総量規制の対象となる消費者金融などでは、女性専用であっても審査対象外であることも変わりません。

収入が少なくても返済も楽になるわけではない

正社員として働いていても、男性よりも女性の方が収入が少ないことは多いですよね。男性同様や、男性よりの収入が多いという女性の方が少ないのが一般的。

例えばですが、毎月30万円稼いでいるA男さんと、毎月15万円稼いでいるB子さんが、同じ月5万円の返済をしなければいけないと考えた場合、圧倒的にB子さんの方が返済が困難になりますよね?

「でも、女性専用カードローンだから何とかなるんでしょ?」なんて思っていませんか?レディースカードローンや女性専用カードローンであっても、どうにもなりません。

返済に困らない程度の借り入れを計画するのは、レディース・女性専用カードローンでも同じこと。返済に困ったからと言って、融通が利きやすいわけではありません。

「女性だから何?」が結論である

最終的にレディースカードローンや女性専用カードローンは、何もお得なことはないです。

借金の世界に男も女もないんですよ!困った時に貸して貰える、借りたら返す。ただそれだけの世界です。

特に関西のおばさま方…。何ももらえませんよ(笑)

借金に抵抗のある女性のお客様にも、少しでも不安を少なくして利用しやすいイメージを持ってもらう、ただそれだけのサービスだと理解しておきましょう。

女性だから…というサービスではないので、レディースカードローンや女性専用カードローンに申し込みをしても、「審査に落とされた!」「何もお得なことがなかった!」なんてクレームしないであげてくださいね!!

結論!『レディース』『女性』に特にこだわる必要はない

  • 収入がなければ借りれない
  • 金利も同じ
  • 返済方法も同じ
  • 女性だからと言って特にサービスもない

レディースカードローンや女性専用カードローンは、ただ女性専用窓口があるだけのカードローンなのです。

敢えてメリットと言うならば、女性スタッフが対応してくれるのが確実なだけ。でも、これは一般的なカードローンでもほぼ同じこと。(場合によっては男性スタッフの場合もあるそうですが、稀な話です。)

A社の一般カードローンと、同じA社の女性専用カードローン。入口が違うだけで全く同じ内容のカードローンならば、『女性専用かどうか』という部分だけにこだわる必要があるでしょうか?

一般的なカードローンもレディース・女性専用カードローンも同じならば、いろんな金融会社を比較して選択する方が賢明なのではないでしょうか?

誰もが知っている大手消費者金融で借りたい。専業主婦なら総量規制の関係のない銀行で借りたい。などなど、他に考える点はあるハズです。

女性専用カードローンよりも、他社の一般カードローンの方が金利が低いこともあります。無利息期間のあるサービスをしているカードローンだってあります。

どれくらい借りたいのか、どれくらいの期間で返済できるのか、様々なことを考えて、女性専用にこだわらずに、自分に1番合っているカードローンを見つけた方が良いでしょう。

絶対に何が何でも男性スタッフは嫌だ!という人は、問答無用で女性専用を選択するのも有りでしょうけれどもね…。

ですが、最悪の場合でも電話対応程度の話。最近では、ネットで申し込みから実際のお借り入れまで完結できる時代でもあります。この点もそれ程気にしなくても良いのでは?

【参考記事】
借り入れ初心者でも安心!「女性向けカードローン」3つの魅力

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