カードローンの審査では本人確認の一環として在籍確認と言って申込者の勤務先に電話を入れ実際に在席している事を確認します。申込者は職場の周囲の人にカードローンの利用がバレるのでは無いかと大変嫌がられてます。
最近ではごく一部のカードローンで条件を満たした場合にはこの在席確認としての職場への電話を行わないものも出てきてはいますが、ほとんどのカードローンでは今でも在席確認は重要な審査項目になっています。
楽天銀行のカードローンはネット銀行ということですべてはネット上で行われるから在席確認も行われないのではないかと考える人もいますが、実際にはやはり勤務先への電話による在席確認は行われているのが現状です。
楽天銀行と言うのは歴史としては非常に短く、営業も実店舗を持たずネット上だけで展開されている、いわゆるネット銀行と呼ばれる銀行ですが、品揃えとしては普通の銀行と同じくカードローンも用意されています。
当然このカードローンには他のカードローンと同じように申込条件が決められており、ここに決められている収入条件や年齢制限を満たしていなければ、申込みをすることができません。
申込みを考えている場合にはまずこの申込条件を確認しておきましょう。
また他のカードローンと同じように利用限度額や金利も決っているので予め確認して、自分の要求を満たすことができるかどうか調べておかなければなりません。要求を満たしている場合には申し込みを行いましょう。
楽天銀行は実際に店舗を持っている一般の銀行とは異なり、店舗の無いインターネット上の銀行で、通常ネット銀行と呼ばれています。
ただしネット銀行でも通常の銀行と同じように様々な金融商品を持っていて、店舗の運営にかかる費用が無い分、有利な条件になっていることも有るので、なかなか捨てがたい部分も有る銀行です。
当然ですが、最近金融商品として利用者が増えているカードローンも楽天銀行は提供しています。これは楽天銀行スーパーローンというもので、一般の銀行のカードローンと同じでやはり申込条件が有り、これを満たさなければ申込めません。
楽天銀行スーパーローンの申込条件は次のようになっています。
専業主婦でも収入の条件を付けずに申込みができるところは大変評価できますが、年齢制限がきつく定年前でも申込みができないのは、これから高齢化社会を迎えるにあたって、かなり大きな制限になりそうです。
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次に楽天銀行スーパーローンの利用限度額と金利を確認しておきましょう。利用限度額と金利には関係性が有り、利用限度額によって適用になる金利の幅も違います。利用限度額と金利は次の表のようになっています。
利用限度額 | 金利(年利) |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 14.5% |
100万円以上200万円未満 | 9.6%~14.5% |
200万円以上300万円未満 | 6.9%~14.5% |
300万円以上350万円未満 | 4.9%~12.5% |
350万円以上500万円未満 | 4.9%~8.9% |
500万円以上600万円未満 | 4.5%~7.8% |
600万円以上800万円未満 | 3.0%~7.8% |
800万円 | 1.9%~4.5% |
最も好条件の場合には800万円を年利1.9%で借りられる可能性が有り、こういった条件は他のカードローンを見渡してみてもそう有るものではありません。
楽天スーパーローンでも800万円と言うかなり高額の融資も可能ですが、最初は誰でも100万円にも届かない利用限度額になります。
では高額の利用などできないではないかと言われそうですが、利用限度額と言うのはその金融機関とのお付き合いが進んで信用評価が高くなって来れば、見直してもらうことができて増額できる可能性が有るのです。
ですから、最初設定される少額の利用限度額にがっかりするのではなくて、自分の信用の評価を素直に受け入れて、それを高めていけるように、与えられた条件の下で適正な利用を行ってください。
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楽天銀行スーパーローンの申込みは次の手順で行われます。
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審査終了後メールでの連絡が行われますが、楽天銀行スーパーローンの場合にはその後で職場への在席確認が行われます。この確認で問題が有れば、契約には至りません。
楽天銀行スーパーローンの場合、利用の前提として楽天銀行に普通預金口座を開設している必要が有ります。既に開設していてカードローンだけを申込む場合には、前記の手順で申込みを行えば即日融資の利用も可能です。
しかし、普通預金口座を持っていない場合には、前記手順と同時に普通預金口座の開設が必要になるため、即日融資の利用は難しくなってしまいます。
申込みを行うと次に行われるのが審査で、これは楽天銀行側で行われますが、この審査中あるいは審査後に申込者側に行われるのが申込者の勤務先へ電話で行われる在席確認です。これが完了しなければカードローンは利用できません。
この在籍確認は勤務先で周囲にカードローンの利用がバレる危険性が有るため申込者には嫌がられていますが、最近のカードローンの申込みではネット経由などが増えて対面での確認ができないため本人確認を補うために行われ続けています。
最近では前提条件を満たせば電話以外の方法で在籍確認を行っている場合も出てきていますが、ごく少数に限られており、利用方法まで制限されることも有るので、現在の所在席確認は避けられないと考えるべきでしょう。
まず在籍確認というものに馴染みの無い人もいるかもしれませんから、一般的な在籍確認いついて説明しておきます。
在籍確認はカードローンの審査の一環として、申込み情報に記載した勤務先に本当に在籍しているかを直接電話で確認するものです。
日本人は借金をすることに対してあまり良いイメージを持っていませんから、カードローンについてもできれば誰にも知られたくないと考えているのが普通です。
それにもかかわらず職場に電話が有ったら周囲に知られてしまうのではないかと考えてしまうのは無理のない話です。
金融機関のほうもそういったことは分かっていますが、この在籍確認電話をなくしているのはごく一部のカードローンだけで、殆どのカードローンで現在でも在席確認は行われることになっています。
カードローンによって考えが違いますが、こういった人の場合には自宅に対して、電話が行われることになります。つまり在席確認とは言っていますが、実際には在宅確認ということになる訳です。
こういった個人事業主や専業主婦の中には、家族に知られたくない場合も有るかもしれませんので、この在宅確認が行われた場合には、家族が不審に思う可能性も有るので、こういった状況の人は注意する必要が有ります。
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では嫌がられているのに何故在席確認が行われるのかと言うと、本人の確認を行うのに申込時に提出する本人確認書類の確認だけでは不十分と考えている為です。
カードローンの申込みと言うのは店舗の窓口でも行えますが、殆どの場合にはインターネットや電話など、窓口以外での申込みになってきています。このため本人確認書類を提出したとしても、窓口で突き合せて確認することができません。
そこでさらにもう一つ本人を確認する手段として勤務先に電話を入れ、本当に在席しているのかどうかの確認を行っているわけです。
在席確認にはさらに、審査を有利にする目的で勤務先を一流企業などに偽って申込みをしてくる人もいるため、そういう不正を排除する目的も含まれています。
この勤務先への電話による在籍確認がどうしてもいやだという場合にはどうすれば良いのでしょうか。その場合には非常に数は少ないですが、勤務先への電話と言う形を用いず、在席を確認しているカードローンがあります。
ただし、この場合にはかなり条件がきつくなるので利用には十分注意が必要です。
カードローンによってどのような条件になるかは違ってきますが、勤務先に在籍しているという証明書類を用意したり、指定した銀行に普通預金口座を持っていることと言った条件が付きます。
この場合普通預金口座を作る段階で、本人確認を行う為、それを利用して在席確認は書類のみというような判断だと考えられます。
ただしこのカードローンでは在籍確認電話を行わない申込方法を通常の在席確認を行う申込方法と区別し、この方法で申込んだ場合には、利用方法もWeb上からの振込依頼に限定しています。
このためこの方法で申込んだ場合にはATMでの利用は想定されておらず、カードローンとは言ってもローンカードの発行も行われないなど、利用面で大きな制約が有ります。
このためこういった在籍確認が行われないカードローンを見つけたとしても、どのような利用環境が提供されるのか良く調べておく必要が有りそうです。
楽天銀行はネット銀行の為、ネット上以外のやり取りになる在席確認はないというような噂も有るのですが、実際にはそういうことは有りません。楽天銀行スーパーローンでも他のカードローンと同じように在席確認が行われています。
在席確認の場合、金融機関は利用者に配慮して、銀行は銀行名になりますが、消費者金融は個人名で電話がかかるのが普通です。しかし楽天銀行の場合には、銀行ですが個人名で電話が来る事になっています。
最近では申込み後審査はすぐに行われますから、在籍確認もすぐに行われることが予想されるので、予想される時間には職場で待機するようにしましょう。
また楽天銀行スーパーローンでは在籍確認後、申込者の連絡先宛てに契約内容確認電話が入りますから、この電話にも必ず出られるのよにしておいてください。
このようにあまり歓迎されていない在席確認なのですが、楽天銀行スーパーローンでもやはりこの確認は避けて通れません。
一部ではネット銀行ということも有り、すべてはネット上で行われるはずと考えて電話による確認は行われないのではないかと言われる場合も有りますが、そのようなことは有りません。
ただし、この在籍確認は金融機関側も嫌がられていることはよく理解している為、周囲には分らないように配慮していています。
楽天銀行では在席確認の場合には名乗りは個人名で行われることになっていて、さらに話の内容でも、この電話は在籍確認のための電話だというような事が分らないように配慮されています。
在席確認では申込者が実際に申込時に記載した勤務先に在席していることの確認が取れれば目的を達するわけですから、例えば本人が不在であっても、電話に出た人が本人の在席を証明してくれれば良い訳です。
ただし、やはり在籍確認は他の人には任せたくないというのが多くの人の考え方ですから、在席確認が予想される時間帯にはできれば職場で待機しているようにしましょう。
最近では審査技術の進歩で審査時間というものが非常に短縮されていますので、申込みを行えば、すぐに審査が開始されて問題が無ければすぐに審査は終わってしまいます。
楽天銀行スーパーローンの場合でも、申込み時間が遅いとか、審査で特に問題が無ければ、当日中には審査は終了してしまいます。
楽天銀行スーパーローンは審査結果の連絡後に在籍確認が行われるため、殆どの場合申込み当日中に在席確認も行われると考えてよいでしょう。
ですから早めに申し込んでその日は職場に止まるようにすれば在席確認を自分で受けることができるでしょう。
ただし、通常はそれだけではなく、電話で何かしらの質問が行われ、確認が行われています。このため、在籍確認と言うと何を聞かれるのか心配になってしまい、その点でイライラする人もいるようです。
しかし、この質問と言うのは別にそれを聞いて融資するか否かを決めるというようなものではなく、あくまで本人を確認するためのものですから、生年月日などやはり申込情報に記載したようなこと以外は聞かれません。
記載の無いような事を聞いたところで金融機関側が確認を取ることなど出来ないのです。ですから、本人が申込んでいる以上、答えられないようなことは有りません。安心して受け答えをしてください。
在席確認ではありませんが、楽天銀行スーパーローンの場合には、在籍確認電話の後、更に申込者に対して電話による契約内容確認連絡電話が入ります。これは勤務先へということではなく、申込時に記載した連絡先の電話番号に対して行われます。
従って、例えば自宅の固定電話を連絡先として書いてしまうと、自宅に対して連絡が行われることになります。在席確認のために職場にいるのであれば、この連絡電話には出るのが難しくなってしまうでしょう。
このため、この連絡電話は自分の携帯電話にしておいたほうが、確実に受けることができるはずです。
この連絡電話では、最終的に設定された利用限度額と金利が伝えられ、それに伴って必要になる証明書類などの連絡が行われるので、この電話の指示に従って、必要書類の送信を行ってください。
この電話に出られなければ、書類の送信ができませんので、利用開始まで時間がかかることになってしまいますから、この連絡電話には十分注意してください。
そこで申込者がもっとも気になるのが、電話が有ることによって周囲にカードローンの利用がばれてしまうことが有るのかと言う点ではないでしょうか。
何事も絶対というようなことは有りませんが、電話は個人名でかかり、やり取りを聞いていたとしても金融機関からと言うことは分りませんから、電話がカードローンの在席確認だということはまず分るものではありません。
したがって、あまりにも緊張して応対が不自然にならない限り、周囲はおかしいと思うこともないため、在席確認とは言ってもあまり気にすることなく普通に応対していれば不振は抱かれません。
そうは言ってもどうしても不安と言う場合には、在席確認が行われること自体が受け入れられないということですから、楽天銀行カードローンの利用を考え直すしかないでしょう。
では利用者が最も気になる、この在籍確認によって、周囲にカードローンの利用がバレてしまうことはないのかについて考えてみましょう。
先程も触れましたが、楽天銀行では、在席確認だということが分らないように名乗りから話の内容まで配慮されて、在席確認だということが分らないようになっています。
ましてや断片的に聞こえてくるような話では在席確認だというのはまず分らないと言って良いでしょう。
問題が有るとすれば、どちらかと言えば受け手の方でしょう。受け手のほうが非常に緊張して、たどたどしい受け答えをしているような場合には、その点について不審に思い、在籍確認は連想しなかったとしても、おかしいと思う可能性はあります。
ですから在籍確認電話を受ける場合は、あまり緊張しないで、通常の電話の受け答えのように応対するのが最も良いでしょう。
周囲もそういうところを見れば個人名で掛ってきているわけですから、友人とは言わないまでも何らかの知り合いと判断するでしょう。
利用を考えている人の中には、それでも心配でいられないという人もいるかもしれません。しかし金融機関のほうも配慮していて、その確認自体は無くせないということであれば、これ以上対策の立てようはありません。
後考えられるとすれば、そもそも在籍確認を行うために電話と言う手法を用いているものはまず駄目ということになるため、楽天銀行カードロンの利用について見直すしか方法としては有りません。
申込むとすれば、説明したような在籍確認を電話で行わないようなカードローンの利用を考えるか、そもそもカードローンを利用しないことを考えるしか無いのかもしれません。
自分の状況をよく見て、どのような方法を採ればよいのか、じっくり考えてみるようにして下さい。
まず自分の周囲で個人を名乗って誰かに電話が有ったことを思い浮かべてみましょう。そういった時に、自分はその電話に興味を抱くでしょうか。ほとんどの人は関心を抱かないと考えるはずです。
それなのに自分に個人名で電話が有った時には周囲が自分に対して関心を向けると考えられるでしょうか。実際にはほとんどの人がやはり関心は抱いていないのです。これは自分は注目を浴びているという自意識過剰になっているのです。
要するに自分が気にするほど周囲は他の人を見ていないのです。ですから、在籍確認について自分が考える程、周囲に気を使う必要など無いのです。
ここで楽天カードローンの在席確認について纏めておきます。
楽天銀行カードローンはネット銀行のカードローンとは言っても審査は他と同じように行われるので、あまり安易に考えないようにして下さい。
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