カードローンやキャッシング、利用しているうちに様々な疑問が出てきます。名義変更もそのひとつ。生活環境や返済の都合で、名義を変えておきたい人もいるかもしれません。
普段は縁のないことですから、名義変更の方法が分からない。そもそも名義変更は可能なの?と考えてしまうことでしょう。
名義変更が可能なケース、不可能なケースやその理由など、様々なポイントをチェックしておきましょう。
カードローンやキャッシングの名義を変更したいという時には、人それぞれの事情があることでしょう。名義変更を希望する多くの理由は、以下のようなものが見受けられます。
いずれも生活の中で直面する可能性のある理由ですね。こういったケースの場合、名義変更が必要だと考えるのも当然です。特に差し迫った事情がある人は、変更手続きを急ぎたいと思うかもしれません。
ただ、以上の理由があったとしても、名義変更ができるケース、できないケースに分かれる可能性があります。
名義変更をしたいと思っても、場合によっては面倒なこともあります。理由は申し込み当初の審査までさかのぼることになります。審査の時、あなたが気になったことを思い出してみて下さい。
審査の際、あなた個人の信用情報をチェックされたことはご存知ですか?返済能力があるか否かを判断する、重要な項目です。
また、名義変更により、不当に債務から逃れようとする人がいないとは限りません。そのような事態を防ぐためにも、名義変更の可否は非常に慎重に判断されます。
実際には、どのようなケースであれば問題なく変更できるのでしょうか。
可能事項 | 内容 |
---|---|
法的な苗字変更 | 結婚、離婚、その他の理由による苗字の変更 |
債務引受 | 債務の内容を変えず、契約を他者に移動させる |
結婚などで姓が変われば、様々な公的書類、関連書類でも名義変更を行うことでしょう。カードローン、キャッシングもその一環だと考えれば問題ありません。
債務引受による名義変更は、いわば借金の債務者を変更するということになります。少々複雑な内容も含みますので、後ほど改めて詳細を見てみることにしましょう。
苗字が変われば、名義変更は問題なく行えます。旧姓のままでも利用できないことはないのですが、場合によっては利用できなくなる可能性もあります。お金のことは特に重要ですので、早めに変更してしまった方が良いでしょう。
ここでも関わって来るのが個人情報です。増額審査の時、申し込み時と同様の審査が行われることは、多くの人がご存知でしょう。この時に求められるのは、提出した個人情報の正確性です。
苗字が変わっても名義変更をしていない場合、本人ではないと認識され、審査に通れない可能性が出てきます。
このようなことを避けるためにも、苗字変更による名義変更は、早めに終えておくべきだと言えます。
苗字関連の事情による名義手続きは、他の理由よりも簡単に済ませることができます。多少は面倒を感じるかもしれませんが、思ったよりもすぐに終わりますよ。
名義変更の申し込みは、今時はインターネットから可能になっています。手が空いている時間に、モバイルから手軽に申し込めますね。もちろん、電話や書面でもOKです。
名義変更申し込み手続きをすると、必要書類が送付されてきます。指定された項目を書きこみ、返送すれば、手続きはほぼ完了です。
ローン用のカードを利用している人は、新カードが送付されて来ます。
新名義のカードになります。旧名義のカードは番号も変わっていますので、速やかに破棄しておきましょう。
中には、銀行カードローンを引き落としなどに関連付けて利用している人もいるでしょう。そんな人に気を付けて欲しいのは、名義変更と登録先の変更を同時に行うということです。
旧名義のカードは、名義変更の手続きが完了した時点で、既に使えなくなっています。ここで登録先のカード情報変更を行っておかないと、思わぬトラブルに繋がってしまうかもしれません。
カードの名義が変わったら、関連している登録先の情報も素早く行っておきたいですね。面倒ではありますが、一度設定してしまえば安心です。できるだけ早く済ませておいて下さいね。
名義変更をしたい理由の中に、債務を他者から引き継ぐケースがあります。また、他者に返済を代わってもらう時にも手続きが必要となるでしょう。
この中で、比較的スムーズに行える名義変更は、債務者死亡による引き継ぎになります。債務者が亡くなった時に返済が不可能になり、近親者や関係者が債務を引き継ぐケースですね。
ただ、このような場合は、大抵は遺産放棄という手段を勧められることも少なくありません。
他に相続する財産との兼ね合いを考え、選択していくことをお勧めします。
配偶者の借金を代わりに返済したい、親しい友人などの借金を助けてあげたい、という理由で、名義変更を行いたくある時もあるかもしれません。実際のところ、これはかなり難しいと考えられます。
法的に問題のないケースではありますが、とにかく連絡や手続きが面倒なのです。
簡単にまとめただけでも、このような流れになります。融資元としては、借金を返済してもらえるのであれば、名義変更を歓迎すると考えるかもしれません。しかし、問題は新債務者の信用です。
新債務者となる人に返済能力がなければ、この債務引受の手続きは不可能になります。
また、旧債務者、新債務者の間で、後々のトラブルにならないとも限りません。
債務引受による名義変更は、このように、かなり面倒が多いと言わざるを得ません。そのようなストレスを抱えるよりは、他の手段を考えた方が良いのではないでしょうか。
カードローンやキャッシングの返済に困った人のために、銀行、消費者金融では、借り換え用の商品を用意しています。現在ある借金を一括で返済する資金を、よりお得な金利で貸してくれる商品です。
項目 | 内容 |
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借り換えのメリット | 現状の借金を一括で返済できる 金利は元の借金より低いことが多い |
借り換えのデメリット | 返済期間が長くなることがある 審査に落ちる可能性もある |
借り換え商品には、メリット、デメリットの両面があるのですが、返済能力がまだあると思う人であれば、申し込んでみる価値はあるでしょう。
ただ、今までのカードローンやキャッシングの利用で、返済遅れなど、信用情報に傷が付くようなことをしてしまっている場合は、審査に落ちる可能性もあります。
キャッシング利用者は総量規制も考えなければいけません。
名義変更、借り換え、どちらがあなたにとって良い結果をもたらすのか、じっくり考えてみても良いかもしれません。
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苗字変更による名義変更以外は、ハードルが高いと言えるのが、カードローンやキャッシングの名義変更です。ただ、名義変更ができないというわけでもありません。
理由によっては変更が可能ですし、場合によっては他の手段が適していることもあります。借り換え商品を視野に入れる時は、過去の信用情報などにも気を付けたいですね。
本当に必要な名義変更であるかどうかをよく考え、分からないことは融資元に相談してみましょう。複雑な内容であればあるほど、早めの相談をお勧めします。
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