カードローンの人気を見る指標には様々有りますが、良く利用されるものにインターネット上の口コミランキングがあります。このランキングは口コミ情報にあるカードローン評価を集計してランキングしたもので参考にした人も多いはずです。
ただ口コミ情報と言うのは以前は体験談を聞くことができて有用でしたが、最近ではこれを利用して利用者の誘導を行うような虚偽情報が流されるようになって来ており、信用度が下がって利用には問題がある情報になってしまいました。
そもそも口コミ情報と言うのは自分に当て嵌まる保証はなく、カードローン選びを行う場合には、こういった情報に頼るのではなく、自分の指標で自分に合ったカードローンを探したほうが後々便利に利用できるものが選べます。
口コミ情報と言えば元々は隣近所や知り合いなどから口づてに伝わってくる情報のことですが、現在ではインターネット上の口コミサイトに掲載されている情報を指すというのが普通で、ここにはカードローンについての情報も多数あります。
口コミランキングと言うのはその口コミ情報そのものではなく、その情報をもとにして、人気などを勘案してランキング形式に加工したもので、利用者から見れば生の口コミ情報ではなく、分り易い情報になっています。
カードローン選びでも、この口コミ情報ランキングを見てどれにしようかと考える人も多く、参考にできる情報として評価も高く、初心者の場合には、こういったサイトのランキングを見ることを推奨している解説も多くみられます。
口コミ情報と言うのは本来、口づてに伝わってくるからこそ口コミと言うわれるのですが、現在では隣近所とのお付き合いも希薄になって本来の意味での口コミ情報というものは減少してしまっているのが現状です。
しかし口づてと言うコミュニケーション手段ではなくインターネット上の掲示板やSNSが新しいコミュニケーション手段として急成長してきており、これを新たな口コミ情報として捉えるようになってきています。
したがって、ここで説明していく中での口コミ情報というものも、このインターネット上の情報を指すことになるので、昔ながらの口づての口コミを連想している場合には、注意が必要です。
では口コミランキングと言うのは何なのでしょう。口コミランキングと言うのは、口コミ情報にある商品とかサービスとかのテーマ毎に情報を分析して、おすすめの度合いなどを基準にしてランキングにしたものです。
つまり口コミとは言っていますが、こういった口コミランキングというのは口コミ情報ではなく、口コミ情報を資料としてそれを見やすいように纏めてランキングにしたものです。利用者が見れば生の口コミ情報を見るよりも使いやすいでしょう。
しかし気を付けなければならないのは、口コミ情報には様々な意見や体験談が掲載されているため、ランキングに掲載される情報とは別の情報も少数派であっても含まれていることです。
これ等の少数意見の情報はランキングにしてしまうと埋もれてしまう為読み取ることはできなくなるので、本来は扱いに注意しなければならないものです。
カードローン選びでもまず口コミ情報が体験をもとにした情報ということが広がり、信頼できると考えられてるようになりました。
そしてそれを纏めた口コミランキングは見やすくかつ使いやすくなっている為、初心者には参考にできると評価されていました。
しかもこういったランキング情報が有るということ自体が、口コミ情報として拡散するようになって、口コミランキング情報を利用する人の数もさらに増加していくことになり、それがさらに評判を呼ぶというような状況になっています。
こういう状況に至って、このような口コミ情報や口コミランキングの情報がカードローンの申込者数に影響を与える様にまでなってきています。
このため金融機関のほうもこういった情報を無視できなくなってきており、最近ではこういった情報を敏感に観察する金融機関も出てきています。
その他にも数は少ないですが金利のランキングなどを見つけることができます。
ただしこういった口コミランキングでは一つよく考えれば誰にでも分る欠点が有ります。それはランキングに入るようなカードローンは大手金融機関のものが殆だどということです。カードローンを提供している金融機関は様々です。
口コミランキングは誰でも使えるものでなければ利用価値が減ってしまいますから、ローカルな金融機関を入れてもあまり意味が無いのです。しかし利用者が本当に必要なのは自分の周囲にあるカードローンの情報です。
ですから本当は口コミランキングの情報だけでは不足しているのです。利用者のほうもそれに気づく人もいて、口コミランキングは使えないと考える人も少数ですがいるのです。
このように当初は評価の高かった口コミランキングだったのですが、その利用者が増えるにしたがって、それを逆手に取って、自分の都合が良いように情報を捻じ曲げてしまう輩も現れてきており、利用が推奨できないようになってきました。
現在口コミ情報には実際の体験談の他にも、虚偽の情報も多数含まれており、全てを信用することはできません。したがってこういった情報を基にした口コミランキングも信頼できる情報とは言えなくなってきています。
またそもそも口コミランキングと称しておきながら、口コミ情報を参考にはせず、都合の良いランキングを作って、利用者を誘導しているようなサイトも存在しており、これによって利益を受けている場合もあります。
このように口コミ情報はこれまで実際の体験が聞けるということでランキングも含めて比較的評価の高い情報でした。しかしインターネットの利用者と言うのはカードローンの利用を希望している人だけではありません。
別の意味でこういった口コミ情報を有効利用しようと考えている人もいるのです。
要するに人が集まるところにはそれを利用して自分の利益にしようと考えるのは、何も実空間だけではなくインターネット上のサイバー空間でも同じということです。
情報を流して人が集まるのであれば、自分が利益になるような情報を流して、人を誘導することもできると考えるわけです。口コミ情報の場合で言えば、まったく評価の無いカードローンでも良いカードローンだと信じさせることは難しくありません。
つまり現在では口コミ情報や口コミランキングには次のような情報が紛れ込んでいると考えなければならないわけです。
口コミ情報は読んだだけではどれがどれに当たるのかの判断はできないため、現在口コミ情報を利用するのであれば、予めこういった情報が混じり合っていると言う前提で利用しなければならないわけです。
このため現在では残念ながら口コミ情報と言うのは、信じすぎてはいけないものになってきており、有用な情報源だったものが、自分の利益しか考えない迷惑な人たちのために、使えない情報になってしまったわけです。
これは口コミ情報をもとにして口コミランキングも全く同じことが言えてやはり信じるに足る情報とは言えなくなってきています。要するに口コミランキングは恣意的に作られている可能性が有るということです。
口コミ情報の場合には虚偽の情報を流して、人を集めるには相当数の数が必要でそう簡単には行きません。しかしランキングならどうでしょうか。
口コミ情報など気にせず勝手に自分勝手な判断でランキングを作って情報をアップしても、誰もそのもとになる情報を確かめようとなどしないのです。つまり口コミ情報の捏造よりもさらに容易に捏造することが可能なのです。
もちろん現在でも実際に口コミ情報をもとにしてランキングを作っている場合も有ります。しかしその場合でも虚偽の口コミ情報が混じっている以上、従来のように信用できる情報とは言えません。
要するに生の口コミ情報も口コミランキングもそれだけを信用するのは大変危険だということになります。
しかしこういった情報の中には自分にとって魅力的な情報も含まれています。例えばどこそこのカードローンは金利も低く審査も緩いと言ったような情報があったとします。これは利用者にとっては魅力的です。
こういった情報が有った場合信用したくなってしまいますが、それには危険が伴いますから、こういった情報が有った時には口コミ情報とは違う別のルートでその情報について確認を取りましょう。
金利は調べればすぐに分かるでしょう。審査の難易度はなかなか判断は難しいですが、それはどの金融機関でもいっしょです。自分の返済能力や信用を評価して審査通過の可能性を判断すべきでしょう。
しかも口コミ情報が正しかったとしても、口コミ情報内には正反対の情報も必ず入っており、これも正しい情報の可能性が有ります。例えば審査の難易度などは厳しいという人もいれば緩いという人もいるわけです。
しかし、そのどちらが自分に当て嵌まるのかはそれらの情報からは全く分かりません。ですから、そもそも口コミ情報をもとにしているような情報は自分が何かを決める場合に利用するには問題が有るのです。
カードローンを選ぶ場合にも、誰かの経験談を利用して決めても良いものが選べるという保証はなく、あくまで自分が基準になって、その基準に沿って、自分が使い勝手が良いと考えるものを選ぶべきものと考えるようにして下さい。
もう少し口コミ情報について考えてみましょう。口コミ情報には先ほど触れたように口コミランキングには現れて来ない情報というものが必ずあるものです。
例えば口コミ情報には審査が緩いという意見が有れば審査は厳しいという意見が必ずあります。またお勧めと言えば逆に勧められないと言う意見も有り、要するに両方向の意見が数はどうであれ必ず存在しているものです。
したがって例えば口コミランキングで審査が緩いカードローンとしてランキング入りしていたとしても、元の情報には厳しいという意見も有ることになるため、実際には審査は否決になってしまう可能性もあるわけです。
要するに両方向の意見が有る以上、自分がどちらに当て嵌まるのかは分らないわけです。
つまり大勢の意見では審査が緩いとされていたとしても、審査は申込者の状況によって結果が変わりますから、自分には厳しいものであるかもしれません。
ですから口コミ情報がすべて信用できる情報だとして、それを基にしたランキングだとしても、自分にも当てはまる保証など全くないのです。
ここで気を付けないといけないのは、口コミ情報と言うは情報が実際の体験に基づくものであったとしても、それは自分以外の誰かの情報なのです。
これは決して自分の情報ではないということであって、そういう前提で利用しなければいけないのです。
そこでカードローンを選ぶことを考えてみましょう。利用するのは誰なのかと言えば自分です。ですから本来カードローン選びは自分の基準で行うべきものです。決して誰かの意見で決めてよいものではありません。
ではどうやって自分向きのカードローンを選べば良いのでしょうか。まず必要なのは自分が利用できる可能性が有るカードローンにはどのようなものが有るのか調べなくてはなりません。
そのためには自分の行動範囲内にある金融機関を調べて、それらの金融機関が提供しているカードローンの情報を集めてください。
最近はインターネットが有りますから地図情報を利用して金融機関を探すこともできますし、実際に自分の行動範囲を歩いてみて金融機関を確認しても良いでしょう。
あとはカードローンのパンフレットを貰うかインターネット上で情報を集めて、どういったカードローンが有るかを調べればよいでしょう。
次に自分はどのようにカードローンを利用するのかを考えて、カードローンに対する要求事項を纏めます。例えばATMはどういった場所にあればよいのかとか、ATMの利用手数料がかからないほうが良いとかできるだけ細かく要求を纏めましょう。
最後はカードローンの情報を見て自分の要求をできるだけ満たしているものを選べば、自分向きのカードローンを選ぶことができます。
重要なのは自分の要求を纏められるかどうかということですが、この部分は時間をかけて行うようにしなければなりません。
こういった金融機関は地方ではよく見かけるものですが、都市部であっても、必ずその地域限定のこういったローカルの金融機関が有るものです。
もちろん全国を飛び回るような人は大手金融機関のもののほうが使いやすいかもしれませんが、限られた範囲でなければ利用しないというような人の場合には、こういったローカルな金融機関は狙い目です。
こういった金融機関は意外に特徴のある金融商品を提供していることがって、金利も大手に引けを取らないかあるいはかえって有利な設定なっている場合も有るので、調べてみる価値が有ります。
しかもこういった金融機関は地域密着で経営している為、カードローン以外でも様々な利用ができる可能性が高く、カードローンを選ぶ場合にはローカルだからと言って無視するようなことは止めましょう。
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どっちが便利?基礎からわかるカードローンとフリーローンの違い
カードローンを選ぶということは何らかの理由でお金が必要になったということです。しかしそういう場合でもまず行わなければならないのはカードローンを選ぶことではなく、借りなくて済む方法を考えることです。
様々な方向から借入れしなくてよい方法を考え、それでもどうしても借入れが必要と判断したら、次に借入額をできるだけ削る事を考えます。必要なお金を正確に見積もってできるだけ少額の借入で済ませるようにすることが大切です。
そしてさらに借入れをした場合に自分に返済能力が有るのかどうか、実際にその可能性を計算して、返済が見込める場合にだけ借入れすることを考えるようにしてください。返済の見込みが無い時は借入とは別の方法を考えましょう。
カードローンは比較的簡単に申込めてすぐに利用出来るので、近年利用者が増えています。
このためお金が足りないと感じると、躊躇なく借入れへと進んでしまうことが多くなりましたが、一つ思い出してほしいのはカードローンの借入れは借金だということです。
ですから本来は損失の生じないように借りるのではなくて借りなくて済む方法というものを先に考えるべきなのです。
例えば借りるのではなくて節約することで借りなくて済めば利息の支払による損失を防ぐことができるわけです。
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利用前にきちんと考えてほしい…カードローンのメリットとリスクとは
もし節約ではどうにもならないという場合には、借り入れが必要になるのかもしれませんが、その場合も、借入額はできるだけ少額にしなければなりません。できる限り節約したうえで必要最小限の借入れを行うようにしましょう。
よく借入れは少し余裕をもって多めにしておこうという人がいますが、その余裕の部分にも利息がかかってしまっていることを忘れてはいけません。
したがって借入れは必要最低限で済むように、例えば何か購入する場合には見積もりを取るなど、できるだけ正確に予想することが必要です。
また借入れした後も、借入期間を短くできるように、次の返済日まで待つのではなくて、お金ができたところで返済してしまうなど、できるだけ利息が少なくなる方法を考える事も必要でしょう。
もう一つ借入れ前に行っておきたいのが返済の可能性を計算してみることです。
そのためには月々の収入額と支出額が必要になります。この2つを使って月々の収支額を計算してみましょう。
収支と言うのは次の式で計算できます。
この収支を過去1年程度遡って月々計算してみてください。収支が常に黒字で黒字幅が返済額を上回っていれば、返済して行くことは可能でしょう。
しかし黒字幅が返済額を下回ってしまっている月がある場合には、今後もそういった月が無いとは言えず、返済が滞ってしまう可能性も出てくることになります。
返済には問題なさそうだという場合には、次に実際に借入れしたとして、今度は返済期間中の月々の収支を予想してみましょう。
支出が増えそうな予想が有って返済が厳しくなることが想定される場合には、そういった部分をどのように節約すれば良いのかについて予め考えてその内容を返済計画として纏めましょう。
あとはその返済計画に従って返済をしていきます。返済が苦しくなってきても予めどういった対策を行うのかが検討できていれば、慌てないで乗り切ることができるでしょう。
したがって、借入れ前に返済計画を立てるまでは良いですが、審査に通らなければ実際の利用はできません。審査では次の点について確認が行われます。
本人が申込んでいれば本人確認は問題は有りません。返済能力については次の2点が調べられます。
この審査では会社員のように月々安定した収入が有れば問題視はされないはずです。会社員でも臨時職の場合には評価は下がりますしパートやアルバイトとなると、申込みすらできない場合も有ります。
個人事業主や年金受給者もカードローンで対応が異なるので予め確認が必要です。
信用できるかどうかは信用情報が参照され、過去の金融取引状況を確認します。ローンの返済に支障が有ったというような事が過去に有れば、信用評価が下がって審査通過は望めません。
ここでカードローンの口コミランキングでの人気カードローンについて纏めておきます。
口コミ情報と言うのは他の人の意見を聞くという点で大変有効な方法だったのですが、情報に問題が有る以上安全を考えれば使うべきではありません。
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