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契約期間中に完済しなくて大丈夫?カードローン契約期限の意味とは?

現在カードローンの返済中で、契約期限が迫っている方。「契約期限までに完済しなくて大丈夫?」と不安ではないでしょうか?

実は、普通にカードローンを利用しているのであれば、特に契約期間は気にする必要はありません。

では、契約期間にはどのような意味があり、契約更新がいつ、どのように行われるのでしょうか?

カードローン契約は自動更新

一般的なカードローンの契約期間は金融機関によって異なります。

また、契約更新の手続は不要で原則自動更新です。契約更新時に今の借入残高を全額返済する必要もありません。

そのため、普通にカードローンを利用していれば契約期限を気にする必要はなく、勝手に金融機関が手続を進めてくれます。

また、一般的なカードローンは年会費が無料なので、使わなければそのまま放置していても得に支障はありません。

以下に代表的な金融機関の契約期間をご紹介します。

金融機関名 契約期間
SMBCモビット 5年
三菱UFJ銀行バンクイック 1年
三井住友銀行カードローン 5年
みずほ銀行カードローン 1年
新生銀行カードローンレイク 初回5年、以降1年
ソニー銀行カードローン 1年
楽天銀行スーパーローン 1年
ジャパンネット銀行ネットキャッシング 3年
SBIネット銀行MR.カードローン 1年

長くても5年、ほとんどが1年ですね。

ではなぜ、契約期間を設けているのでしょうか?その理由と、契約更新時に何が行われているのか解説していきます。

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契約更新時に行われること

カードローン申込時には、必ず金融機関で申込審査が行われたかと思います。

実は、カードローン契約の自動更新時にも利用者の個人信用情報を調査され、その都度審査が行われているのです。

審査とは消費者信用のリスク管理手法で、申込時の審査をスクリーニング(初期与信)、契約自動更新時の審査をモニタリング(途上与信)と言います。

■スクリーニング
入会審査の際にカード利用限度額や融資利用限度額を決定すること

■モニタリング:
顧客の信用供与額の見直し(変更)、延滞発生の未然防止、偽造・不正カードの早期発見などに役立てること

金融機関は利用者が契約期間中に、転職や給与額の変更、また他社からの新たな借入など、信用情報に関わる変更がないかチェックします。また、カードローンの利用状況も一定期間毎に「返済に遅れがないか」「借り過ぎではないか」などをチェックします。

つまり、返済能力に変化がないのかを一定期間毎にチェックし、問題があれば契約更新ができない、または強制解約をするといった、利用者を保護するためのチェックを行っているのです。

では、具体的に契約更新できない、強制解約されてしまうケースとはどのような場合でしょうか?

契約更新できない、強制解約となるケース

一般的に契約更新できない、強制解約となるケースは次のとおりです。

■勤務状況
■年齢制限
■債務不履行
■与信枠

■勤務状況や収入
勤務先を退職し現在無職になっている場合や、極端に収入が落ちた場合も考えられるため、勤務先や年収なども契約更新時にチェックされます。

■年齢制限
カードローン申込時には「満20歳以上満70歳以下」などの年齢制限があったように、もちろん契約更新時にも、年齢をチェックしています。

また、更新時に「満70歳」を迎えていた場合は契約更新できない金融機関がほとんどです。

■債務不履行
債務不履行とは、頻繁に返済が遅れる、返済していない期間が長期間あるなどカードローンの利用状況が悪い場合のことです。

利用状況が悪ければ、契約更新できなかったり強制解約となる可能性があます。もちろん、返済できていない借入残高については、その後も返済する責任は残ります。

また、債務不履行や強制解約の履歴は、個人信用情報に傷がつきます。個人信用情報は金融期間が共有しているデータなので、今後の新規カードローン契約時や、その他の金融商品や各種ローン契約時の審査に大きく影響してしまいます。

■与信枠
与信枠とは、いくらまでなら貸しても返済能力があるかを判断した金額のことで、他社の借入やクレジットカードなどのその他の金融商品もこれに含まれます。

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契約期限は気にする必要なし

以上のように、普通にカードローンを利用しているだけであれば、契約期限は特に気にする必要はありません。以下にポイントをまとめます。

  • カードローン契約は自動更新
  • 契約期限までに完済する必要はない
  • 契約更新できない、強制解約になるケースがある
  • 普通にカードローンを利用しているだけには契約期限を気にする必要はない
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