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りそな銀行で借入するなら?クイックカードローンの長所を知ろう!

カードローンは消費者金融ではなく銀行で利用したいと考える人が増えています。銀行の方が金利が低い、普段利用していて安心できる、総量規制の対象外だから年収を気にしなくてもいい、最近は審査も消費者金融とさほど変わらなくなっているなど、理由な様々です。

銀行カードローンは利用者にニーズに合わせて、いくつかの商品に分かれていることが多く、りそな銀行カードローンも複数の借り入れ方法があります。

ここでは、りそな銀行が展開するクイックカードローンについて、その長所と短所を知ってもらいます。これに読んで自分に向いていると思えば、それで良し。向いていないと思えば、焦らずに別の金融サービスを見つけましょう。

りそな銀行のカードローンは2種類!自分が合うのはどっち?

りそな銀行のカードローンには、今回紹介するクイックカードローンと、プレミアムカードローンの2種類があります。どちらのカードローンを選択するかは一長一短であり、「どんな人でもこちらが良い」という基準はありません。自分に合った方を選択できるかによって、快適に使えるかどうかが決まってくるのです。

大雑把な使い分けとして、クイックカードローンは、収入による審査基準が無いので、非正規雇用者がちょっとした借り入れの時に使うのに向いていると言われています。プレミアムカードローンの方は、ある程度金額が大きい借り入れをしたい人向けであり、その分収入やその他の審査基準もある程度厳しくなっています。

カードローンを利用したことが無い人が勘違いしやすいのですが、消費者金融や銀行のカードローンの融資率は約60%と決して高くありません。

収入が少なくても審査で弾かれにくいイメージがあるカードローンですが、実際のところは、意外と審査による利用者の選別はしっかりしており、特に銀行は基準を満たしていない利用者に対して厳しく対応する金融業者と言われています。

しかし、近年では、銀行のカードローン過剰融資という問題も同時に起こっています。過剰融資というのは、本来その人が返済できないほどの金額を、銀行が融資してしまう問題のことです。

カードローンは利用限度額が大きくなればなるほど、低い金利で借り入れをすることが出来ますが、高額の借り入れをする必要は全くありません。どちらのカードローンプランを利用するにしても、自分が必要なだけ、かつ確実に返済できる分だけ借りるように心がけましょう。

返済能力に自信があればプレミアムカードローン一択!

収入が高く、返済能力が高いと判断できる利用者にとって、どうせなら低金利のカードローンを利用したいと考えるのは当然のことでしょう。りそな銀行のプレミアムカードローンはそうした利用者にターゲットを絞っており、400万円以上の限度額になる相手に、特に優遇金利を設定しています。

さらに、りそな銀行の住宅ローンを利用する場合、さらに金利を0.5%引き下げるサービスも行っています。0.5%と聞くと「たったそれだけ?」と感じるかもしれませんが、高額融資の金利は、ほんのわずかな差であっても馬鹿にできません。

身も蓋もない話ですが、銀行貸金業界の金利はどこも大した差が無いのが現状であり、借り入れにおいていかに付加価値のサービスや金利割引が出来るかどうかが、融資競争で生き残れるかの差になっています。

プレミアムカードローンは、それ単体とした場合は他の銀行カードローンと大差無いのですが、高額の借り入れを利用したい場合、住宅ローンをりそな銀行で契約している場合は、他の銀行カードローンに比べてメリットが大きくなるので、活用する場面が増えるでしょう。

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自分がカードローンを選ぶ基準をしっかり認識しよう!

冒頭でも述べたように、カードローンを選択するときは、他の銀行カードローンや消費者金融カードローンと比較し、自分の目的に最適なものを選ぶことが求められます。単に金利が低いからという理由で選んだり、一番最初に目についたという理由だけで契約先を決めてしまうのは良いことではありません。

カードローンを選ぶ理由にはいくつかの基準があり、大体次のことを自分なりに希望としてまとめ、それに合致した利用先を選ぶのが失敗しないコツになります。

  • 借り入れを申し込み、契約が完了するまでにどの程度時間が掛かるか?
  • 借り入れしたい金額はどのくらいで、対象の金融業者がその時に設定する金利は何%なのか?
  • 返済するときの約定日が何日で、自分の利用額だと毎月最低でいくら返済する必要がある業者なのか?

これを理解した上で、りそな銀行のクイックカードローンの特徴を見ていきましょう。

銀行で借り入れが出来る金額の目安は、安定した収入であれば年収の4分の1から多くて半分程度、不安定な収入だと借り入れを断られるケースから、良くて年収の4分の1程度だと考えましょう。

りそな銀行クイックカードローンの特徴とメリットとは

ホームページなどで、りそな銀行のクイックカードローンの商品概要を見ると、その特徴は文字通り借り入れまでの速さと簡易さに重点が置かれているというのが分かります。

銀行カードローンは、パートやアルバイトなどの非正規雇用者に対して融資をするケースは少ないのですが、クイックカードローンでは、そういった人であっても収入の継続性さえ証明できれば、契約することが出来る可能性があると書かれています。

銀行の借り入れ審査に何日もかかるというのは、すでに過去の話になっています。最近では、消費者金融のカードローンよりも素早く審査が行われる銀行カードローンも登場してきており、「銀行カードローン=借り入れまで時間がかかる」という認識は誤りになっています。

どの銀行でもいえることですが、銀行カードローンの恩恵を最大限に受けるには、その銀行の口座を持っていることが挙げられます。「自動融資」と言われるサービスを活用するためです。自動融資とは、対象の口座に引き落とし案件があった場合残高が不足していた場合、自動的にカードローンの利用額から利用者の口座に振り込みを行い、支払い不履行を防ぐというサービスのことです。

例えば、クレジットカードの引き落とし口座であったり、公共料金の引き落とし、携帯電話料金の引き落とし、こうした自動引き落としの際に、口座にお金がないと延滞となってしまいますが、銀行カードローンの自動融資を設定しておけば、万が一引き落としのためのお金が入っていなくても、自動で立て替えてくれるというものです。

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6種類の利用限度額プランと金利の関係を正しく知ろう!

りそな銀行クイックカードローンは、「~万円借りたい」という方法では借り入れできません。融資の申し込みをして、その結果、銀行側から6つの型のいずれかを利用するように通知されます。もちろん、高額の限度額になったからと言って、たくさん借り入れをしなくてはいけないということはありません。

利用限度額の型は、「30万円・50万円・70万円・100万円・150万円・200万円」の6つです。利用者の返済能力や信用実績によって、このうちのどれを適用するかが決定されます。

「普段から多くても30万円までしか利用しないから、どの限度額でも意味がない」と考える人がいると思いますが、そうではありません。たとえ普段高額の借り入れをしなくても、限度額が大きいほどメリットはあります。

カードローンの金利は、「いくら借りたかという実際の融資金額で決まるのではなく、この人はいくら借りることが出来るか」という、限度額の大きさによって決まるのです。

つまり、同じ30万円借りるにしても、200万円型を契約した人は30万円借りるときでも年利9.0%で借りることが出来ますが、30万円型を契約した人は30万円を年利12.475%で借りなくてはいけないのです。(※りそな銀行クイックカードローンで試算)

金利計算を知っていても、この金利法則について誤解している人は意外と多くいます。たくさん借りれば金利が低くなるのではなく、たくさん借りてもいいと判断された人が低い金利で借り入れできるのです。

クイックカードローンは審査で何を重視するのか

りそな銀行のカードローンで最も借り入れの裾野が広いのがクイックカードローンです。カードローンは銀行にとって貴重な収入源です。となれば、返済能力の高い人(収入に自信がある人)はプレミアムカードローンに流れるため、必然的にクイックカードローンには返済能力がそれほど高くない人が集まります。

そんな状態で収入に対して厳しい審査をしては、利用者の大半を弾かなくてはなりません。それではこの金融商品の主目的としての「広い利用者の取り込み」という内容から本末転倒になってしまうでしょう。

つまり、クイックカードローンの審査で重視されるのは収入ではないということです。収入は、最低限の基準さえ満たせば問題ありません。定期的に収入があり、その年収が100万円以上であるということです。

では、クイックカードローンが審査で何を重視しているかというと、他の貸金業者の利用状況と、契約者の過去の返済実績です。

他からたくさん借り入れをしている利用者に対して銀行カードローンは非常に厳しい審査を行います。債務不履行のリスクが高いと判断するためです。パートやアルバイトであっても、契約申し込み時に他から何も借金していなければ、かなり高い確率で融資しやすくなります。

反対に、たとえ正規雇用者であっても、契約申し込み時に他の消費者金融や銀行で高額の借り入れがある場合、審査は非常に厳しいものになり、限度額も低く設定されることが多くなります。

よく耳にするのが「銀行は総量規制の対象外だから、消費者金融などで限度額一杯まで借り入れした状態でも利用できる」という内容です。確かに法律的にはこの話は正しいですが、現実はこの通りではありません。もしあなたが銀行の融資審査員なら、消費者金融からすでに限度額一杯まで借りている相手に、高額の融資を認めるでしょうか。おそらく返済できない可能性が高いと判断して、融資を断るでしょう。

このように、他の貸金業者からの借り入れ状況というのは、思ったよりも審査に強く影響するのです。クイックカードローンを利用するのであれば、契約時に他の貸金業者からの借り入れは極力ない状態にしておきましょう。

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どんなリスクが?カードローン契約時に収入の嘘をつくデメリットとは

クイックカードローンで損せず返済するために知るべきこと

借り入れとは切っても切り離せないのが返済の話です。返済で重要なのは、「長期化させないこと」という一点です。返済が長引くということは、その分金利が発生し本来よりも多くお金を返さなくてはいけないということです。

裏を返せば、銀行としては利益を多く出すために、利用者にはできるだけ長く借りていてほしいと考えるわけです。カードローンでは、毎月の定額返済が主流です、これは、借り入れ金額に応じて、毎月決まった日に一定の金額を少しずつ返済してもらい徐々に元金を減らすという方法です。

利用者としては、毎月の金銭負担がそれほど多くなく、一見するとありがたい返済方法に見えますが、実際には、短期間で返済するよりも金利が多くかかるため、銀行にとって利益率を上げる優れた方法なのです。

カードローンの返済で絶対に知っておいてもらいたいのは、借り始めてから序盤の返済で任意返済によってどれだけ元金を減らせるかで、将来の返済総額が大きく変わるということです。

正直な話、これだけ心がけるようにすれば、あとの返済は自由と言っても過言ではありません。例えば100万円借りたとして、最初の月に7~8割返済し、その後約定日に指定の金額だけ返済するのと、最初から約定日に決められた金額だけを返済し続けるのでは、返済完了後の金利総額に数倍の開きが出来ます。

カードローンに限らず全ての借り入れは、「必要な時に必要な分だけを借りて、可能な限り早く返済する」ということを心がけましょう。当たり前に聞こえますが、これを徹底できている人は非常に少ないです。

必要な時というのが分かっていれば、その時に合わせて融資を申し込めるため、審査時間が短いクイックカードローンは優れています。必要な分は、金利の余計な増加を防ぐという重要な役目があります。

借りた分は目的のために全額充てるのが基本です。「50万円借りたけど20万円しか使わなかった」というのでは意味がありません。これでは残りの30万円分の金利をドブに捨てるようなものです。

資金に余裕が出来たら、それはすべて返済に回しましょう。次の月の返済用に取っておこうと考えるぐらいなら、任意返済ですぐに返済しましょう。もちろんそれは、次の時に返済できる資金を捻出できる場合に限ります。

【参考記事】
「繰り上げ返済」がおすすめ!カードローンを早く返す方法

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