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2種類それぞれに特徴あり!埼玉りそな銀行カードローンについて

一昔前よりもカードローンに対するハードルが下がったのか、かなり借りやすくなりました。同時に多くの金融機関がカードローンのサービスに力を入れたり、広く広告をするようにもなっています。

埼玉りそな銀行は都市銀行の一つですが、埼玉県内に集中して展開している銀行です。りそなグループの銀行だけあって地域の顧客の信頼を得ており、カードローンも人気があります。

そんな埼玉りそな銀行のカードローンはどのようなものなのか、調べてみたいと思います。

埼玉りそな銀行の2種類あるカードローンはそれぞれに特徴がある

「埼玉りそな銀行」として設立されたのは、2002年とまだ最近と言えるほどには年数は経っていませんが、株式会社りそなホールディングスが株主となっており、りそなグループの中の金融機関になります。

そのため、127店舗のうち126店舗は埼玉県にあるというほとんど限られた営業区域の金融機関ですが、都市銀行となっています。

その埼玉りそな銀行は、りそなグループの一員とだけあって若い銀行であるにもかかわらず、しっかりと地域に根付いてきているといえます。

いくつかあるローンの中でカードローンは2種類!

そんな埼玉りそな銀行ですが、顧客のニーズに応えてローンそのものはいくつか種類があります。その中でカードローンはこちらになります。

  • 「りそなプレミアムカードローン」
  • 「りそなクイックカードローン」

銀行のよっては、いくつもの種類の商品を用意している銀行もありますが、埼玉りそな銀行ではこの2種類になります。

比べると大きく違いがわかるのが、限度額と金利になります。もちろん、他にも特徴があるので、順に説明していきます。

金利と限度額がポイント!「りそなプレミアムカードローン」

カードローンは2種類しかないと説明しましたが、埼玉りそな銀行のカードローンの代表と言えば、こちらになります。

「りそなプレミアムカードローン」商品概要

対象者 満20歳以上、満60歳未満
埼玉りそな銀行の営業エリア内に居住、または勤務。
埼玉りそな銀行所定の保証会社の保証を受けられる。
※パート・アルバイトも可
※専業主婦、学生は不可。
使い道 健全な消費性資金
(事業性には使えません。)
限度額 50万~800万円
(10コース)
※「りそなプレミアムフリーローン」を利用中の場合、「りそなプレミアムフリーローン」の借入額との通算が800万円以内。
金利
(年率)
3.5~12.475% 
※変動金利
契約期間 1年
※1年ごとの審査で延長。満64歳以上で更新は不可。
借入方法 口座振替
返済方法 毎月5日(休日の場合は翌営業日)に口座より引落。
ATMで随時返済可。
※随時返済を行っても、毎月の引き落としあり。
担保
保証人
不要
(保証会社オリックス・クレジット株式会社の保証)
必要書類 契約時に本人確認書類。
(運転免許証、パスポート、保険証などの写し)
年収が確認できる書類
(源泉徴収票、確定申告書、住民税決定通知書などの写し)
※年収が確認できる書類は、年収400万年以上、または必要と判断された場合
※その他銀行が必要と判断した場合の書類

800万円まで借入可能なのは、銀行ならではと言えるでしょう。その分、金利が低く、これが特徴と言えます。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
低金利カードローンを徹底比較!ランキングトップ3はこのカード!

金利が低いのがいい!住宅ローン利用者はさらに低くなる可能性も?

りそなプレミアムカードローンの特徴として、金利の低さがあります。

限度額 金利
50万円 12.475%
100万円 11.5%
150万円 11.5%
200万円 9.0%
300万円 7.0%
400万円 5.5%
500万円 4.9%
600万円 4.5%
700万円 4.0%
800万円 3.5%

※変動金利

限度額で金利の違いはありますが、12.475%を見るとわかるようにおおよその銀行の高い方の金利は14%程度が多く、他の銀行と比べても低いと言えます。

また、埼玉りそな銀行で住宅ローンの利用者には、年0.5%、金利を低くしてもらうことも可能です。ただし条件があるので確認した方がいいでしょう。
  • カードローン契約時に、同一口座にて住宅ローンを利用中。
  • Webコミュニケーションサービス「マイゲート」を契約

※独立行政法人住宅金融支援機構およびりそな住宅ローン【フラット35】のみの利用者は不可。
※他の金利割引条件との併用は不可。

誰もが該当するわけではないでしょうが、気になる方は一度検討してみてもいいのではないでしょうか。

返済額は借入額が少なくとも1万円からとなっている

借入は口座振り込みとなっていると説明しましたが、キャッシュカードを使ってATMから借りることはできます。

  • りそなのATM
    (埼玉りそな銀行・りそな銀行・近畿大阪銀行)
  • コンビニのATM(
    セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなど)
  • 提携ATM
    (ゆうちょ銀行・バンクタイム・BANCS提携銀行・MICS提携銀行など)

ただし、ATM種類や時間によっては手数料が発生するので、その点を忘れないようにしましょう。

返済に関してですが、口座引落となっているものの金額は割と高めと考えていいかもしれません。基本的な返済金額はこのように決まっています。

残高 毎月の返済額
1万円以上50万円以下 1万円
~100万円以下 2万円
~200万円以下 3万円
~300万円以下 4万円
~400万円以下 5万円
~500万円以下 6万円
~600万円以下 7万円
~700万円以下 8万円
~800万円以下 9万円

少なくとも1万円からの返済なので、場合によっては返済が厳しいと感じるかもしれません。

Web完結に自動融資やキャッシュカード使用はメリットと言える

他にもりそなプレミアムカードローンのメリットとも言えるポイントがあります。

  • 最短即日で審査回答あり
  • Web完結申し込みも可能(休日契約も可能)
  • 限度額300万円までなら収入証明書類が原則不要
  • 口座が残高不足の場合は自動融資してもらえる
  • キャッシュカードがそのまま使える など

今は、消費者金融をはじめ、多くの金融機関がインターネットを経由したWeb申し込みが中心となっています。(パソコン・スマートフォン・タブレットなど)

埼玉りそな銀行も他と同様、Web申し込みができ、この場合、来店せずに契約することも可能です。

しかもWeb 完結の場合には、休日でも契約することもできます。

ただし、状況や条件によっては電話での審査回答になったり、郵送での手続きになってしまうこともあるようです。例えば、審査回答で連絡がつかなかったら、郵送での回答になることもあります。

銀行の多くに見られることでもあるのですが、プレミアムカードローンも他行同様、 収入証明書類はある程度の大きな限度額までは不要となっています。これは書類の準備に手間を取られることを考えるとかなり助かることだと言えます。ただし、審査の状況によっては提出を求められることもあるので、必ずとは言い切れません。

これも対応してくれる銀行は時々あるのですが、残高不足の際、自動的に融資されるシステムになっています。

よく電気や電話代などの引き落としがあるのにも関わらず、残高が足りずに引き落としが出来ない状況になってしまうことがあります。一般的に引き落としができない時、例えば携帯が使えなくなるなど下手をするとカードの利用が止まってしまうので、避けたい自体ですが、うっかりということもあります。

それを自動的に融資する形で引き落とし対応ができるようにしてくれるサービスです。ただし借入には限度額内という枠があります。限度額までいっぱいお金を借りていたら、この自動融資は機能しないので、自身の借入状況には注意しておいた方が安心です。

キャッシュカードがそのまま使えるという点も、別にカードローン専用のカードが発行されない分、他の人にばれにくいと言えます。

こうやって見ると、メリットと言えるサービスや機能が多くついている便利なカードローンと言えます。

状況によっては手続きが他にも必要だったり融資まで時間が掛かる

もちろんいいことばかりではありません。デメリットとも言える内容も多少なりともあります。

実は、カードローンを契約するには口座開設が必至です。

口座を持っていない人は、口座開設が必要になってくるので、その手続きを考えると例えばWebだけでのやりとりのみで終わることはできません。他にも状況によりWebだけで済まない場合があるかもしれません。その分、融資までに時間が掛かることも考えられます。

もちろん口座開設の場合だけでなく、そもそも融資までに掛かる時間が消費者金融のような スピード対応ではないので、その部分ではあまり期待しない方がいいと思います。

審査に関しては、即日回答は可能となっていますが、申し込みのタイミングによってはやはり次の営業日にずれてしまうこともあります。また、審査回答が早くても、手続きに時間が掛かることがあるようです。

限度額は低いが審査回答は早い!「りそなクイックカードローン」

「りそなプレミアムカードローン」は少しハードルが高いな、と思う人がいるかもしれません。特に限度額が高かったり金利が低いと、審査がその分厳しいと感じる人は多いでしょう。

実際には、審査はその人個人の収入や生活状況など1人1人違うので人により厳しいとみられる点は違いますが、印象としては厳しいと感じるのも仕方がないかもしれません。

そんな人には「りそなクイックカードローン」もあります。

「りそなクイックカードローン」の商品概要

対象者 満20歳以上、満66歳未満
埼玉りそな銀行の営業エリア内に居住、または勤務。
埼玉りそな銀行所定の保証会社の保証を受けられる。
継続して安定した収入がある。
※パート・アルバイトも(年収・勤続年数などの制限はなし)可
※学生は不可。
使い道 健全な消費性資金
(事業性には使えません。)
限度額 30万~200万円
(6コース)
金利
(年利)
9.000~12.475% 
※変動金利
契約期間 1年
※1年ごとの審査で、満70歳以上は更新は不可。
借入方法 口座振替
返済方法 毎月5日(休日の場合は翌営業日)に口座より引落。
ATMで随時返済可。
※随時返済を行っても、毎月の引き落としあり。
担保
保証人
不要
(りそなカード株式会社の保証)
必要書類 契約時に本人確認書類。
(運転免許証、パスポート、保険証などの写し)
年収が確認できる書類
(源泉徴収票、確定申告書、住民税決定通知書などの写し)
※年収が確認できる書類は、年収100万年以上、または必要と判断された場合
※その他、銀行が必要と判断した場合の書類

「りそなプレミアムカードローン」とつい比較してしまいがちですが、こちらはこちらで特徴があります。

とはいえ、基本的なメリットとも取れる特徴は「りそなプレミアムカードローン」と同じと言えます。

細かい所は違うけれど、同じようなメリットに加えて審査が早い

これらの点が「りそなプレミアムカードローン」と同じメリットになります。

  • Web完結申し込みも可能(休日契約も可能)
  • 100万円を超えなければ、収入証明書類が原則不要
  • 口座が残高不足の場合は自動融資してもらえる
  • キャッシュカードがそのまま使える など

限度額や金利などは、細かい数字の部分では違いはあるものの、機能やサービス的な面ではあまり違いはないといえます。

やはり金利などの数字の部分の違いは大きいものです。ただ、それに伴い審査基準は公表されていないものの、審査の基準や判断に違いはあるはずです。(どちらが厳しいと言うのは、人によって違いがあるので一概には言えないと思います。)

ただ、「クイック」というだけあって、こちらのカードローンの方が審査の回答が早く出ることが多いようです。最短で2時間という表記もあります。あくまで最短となっていますし、申し込みのタイミングや審査の状況のよっては翌営業日にずれ込むこともあり得ます。

また融資までの時間に関しては、口コミなどを見る限り、即日融資はなかなか難しそうです。

どちらにするかはそれぞれの特徴と自分をよく見て決める!

埼玉りそな銀行の「りそなプレミアムカードローン」は、一見商品名からして、少しハードルの高いカードローンの印象を受けるのではないでしょうか。というのも、元々は借入の条件に年収制限があるカードローンだったので、その印象もまだまだ残っていると言えるかもしれません。

とはいえ、現在の条件としては、年収制限はありません。

それでもなんとなく借りるのに抵抗を感じる場合には、「クイックカードローン」があります。こちらは、それこそ商品概要にも年収や勤続年数の制限はないと表記してあります。

以前のプレミアムカードローンと対比していると言えますが、それこそ申し込みしやすいと言えます。

どちらにしても、サービス内容や特徴には同じような内容のものもあります。もちろん、限度額や金利など差別化されている部分もあります。

この2つのカードローンの共通するメリットデメリットも理解しながら、それぞれの特徴や違いも見比べて、どちらがいいのか、考えて申し込むようにした方が後で自分が借金返済で困らないと思います。

【参考記事】
年収はカードローンの審査の目安!限度額は返済能力以上にはできない

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