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カードローンで車を買う?それとも車のローン?申込する時の注意事項

車が欲しい!といっても、高額である場合が多くなかなか手が出せないことが多いです。必要な金額を貯めて車購入する方法もありますが、すぐに欲しい場合はカードローンや車のローンを組んでしまう方法もあります。

そもそもカードローンで車を買うことは可能なのか?現在利用しているカードローンがあると車のローンを組むことはできないのか?そんな車を購入する時のカードローンやその他ローンについて紹介していきます。車をローンで購入することを検討しているなら参考にしてみてください。

カードローンで借りたお金は用途自由!車購入することもできる

カードローンは基本的に用途が自由になっているので、車購入する時のお金を借りることもできます。

車は新車や中古車問わずに値段が高いもので、現金一括で購入することは難しいです。そんな時のカードローンを組んで分割払いで購入することができるので、車購入するならローンを組んでみることを検討してみてはどうでしょうか。

カードローンといっても、最近は数も豊富になっていてどこを利用したらいいのか迷ってしまう場合もあります。例えばイメージしやすいのは消費者金融や銀行のカードローンなのではないでしょうか。

カードローンで車購入するならまずは銀行を検討してみよう!

カードローンは銀行と消費者金融で扱っていますが、車購入をするなら銀行のローンを利用することをまずは検討しましょう。理由としては消費者金融よりも低金利である場合が多いですし、最高限度額も高いので、値段が高い車を購入する場合も利用することができます。

カードローン 金利 限度額
バンクイック 1.8%~14.6% 500万円
みずほ銀行カードローン 3.0%~14.0% 1000万円
MR.カードローン プレミアムコース 0.99%~7.99% 1200万円

カードローンの金利や限度額は銀行によって様々ですが、金利の上限は14%前後である場合が多いです。消費者金融の場合だと金利の上限は18%となる場合が多く、たったの4%程度ですが、これでも大きく利息は変わってきます。

中には例外もありますが、カードローンの金利は銀行の方が低金利の場合多いのでまずは銀行でお金を借りることを検討してみると良いでしょう。

年収など属性に自信がないなら!消費者金融のカードローンで車購入

消費者金融は銀行のカードローンよりも金利は高くなっていますが、その分審査には通りやすいといわれています。必ず審査に通るわけではありませんが、銀行でダメだった場合は消費者金融への申込を検討してみてください。

カードローン 金利 限度額
アコム 3.0%~18.0% 500万
SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス) 4.5%~17.8% 500万
アイフル 4.5%~18.0% 500万

このように下限は銀行のカードローンとあまり差はありませんが、上限は18%前後と高めの設定となっています。消費者金融でお金を借りる場合には銀行よりも高い金利で返済していくことを覚悟しておく必要があります。

消費者金融でお金を借りる注意点としては、総量規制についてです。総量規制の対象になる消費者金融では借りられるお金が自分自身の収入によって制限されてしまいます。借りられるお金は自分自身の年収の3分の1が最高となります。

例えばアコムでの最高限度額は500万円ですが、500万円を借りたい人は年収1500万円以上必要ということになります。自分の年収が高ければ高額のお金を借りることができますが、自分自身の年収が低ければ借りられるお金も少なくなってしまうので注意しましょう。

車の値段によっては消費者金融で借りたお金でローンを組めない場合もあるので、車の値段と消費者金融で借りられるお金についてよく考える必要があります。消費者金融で借りたお金で返済ができないということがないように、収支をよく考えてカードローンを利用する必要があります。

初めてカードローンを組む時の限度額は低いことが多い!

これまでカードローンを利用したことがない人が初めてお金を借りる場合、限度額が低いことが考えられます。

特に消費者金融の場合は50万円以下になることが多く、車購入時に50万円以上のお金が必要になった時に、カードローンだけでは支払えないことも考えられるので注意が必要です。

銀行の場合ですが、こちらは初めてカードローンを利用する人でも100万円以上の限度額に設定されることもありますが、消費者金融と同様に初めての場合は限度額が低いと考えておいた方が良いでしょう。

カードローンで契約するには書類が必要!運転免許証を用意しておこう

銀行、消費者金融どちらのカードローンも申し込みをして審査に通過した場合は書類を提出する必要があります。必ず提出しなくてはいけない書類は本人確認書類で、「運転免許証」といった書類を用意する必要があります。

車の購入を検討している人ならば運転免許証を持っていると思うので、それをコピーして提出すれば問題ありません。ただし、コピーするのは必ず期限内のものが必要で、コピーする時は書いてあることが分かるように鮮明にする必要があります。コピーを用意する時には注意してください。

本人確認書類は運転免許証の他にも次のような書類も認められています。カードローンによって認められている書類は違うので、申込時に確認しておきましょう。

  • パスポート
  • 保険証

カードローンで車を買うとなると、多額のお金を借りることが考えられますが、多額のお金を借りる場合は他にも収入を証明するために書類を提出しなくてはいけません。

カードローンによって様々で、銀行の場合は100万円以上の限度額の時に必要になったり200万円や300万円以上のお金を借りる時に必要になったりします。銀行によって様々なので申込をする時に必要な書類をよく確認する必要があります。

消費者金融の場合は50万円以上のお金を借りる時に必要になり、銀行に比べ高額の設定とはなっていません。また、複数の借入先がある場合は、限度額の合計が100万円を超える場合にも収入を証明する書類を提出する必要があります。

収入証明書と認められている書類には下記のような書類があり、運転免許証と同様にコピーを用意する必要があります。

  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 住民税決定通知書
  • 給与明細書

収入証明書として認められる書類には上記のようなものがあり、これらの中から1枚あれば問題ありません。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
カードローン源泉徴収票を用意したのに収入証明書不要って何故?

車購入はカードローンだけではない!専用ローンで借りることもできる

車購入時に利用することができるのはカードローンだけではなく、下記のようなローンで購入することもできます。

  • 専用ローン
  • ディーラーローン
どちらも車購入する時の専用ローンで、大手の銀行とか地方銀行などで扱っていて、ディーラーローンは、車購入時にディーラーで組むことができます。他にもカードローンと似ていますが、「フリーローン」を利用して車購入をするという方法もあります。

カードローンと専用ローン、ディーラーローン、さらにフリーローンと種類が沢山あるので借入先を迷うと思いますが、まずは専用ローンかディーラーローンの利用を検討してみると良いでしょう。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
どっちが便利?基礎からわかるカードローンとフリーローンの違い

車購入時に専用ローンやディーラーローンがオススメな理由

専用ローンというとイメージしづらいと思いますが、「マイカーローン」とか「カーローン」「自動車ローン」といえばわかりやすいのではないでしょうか。専用ローンという言葉でわかると思いますが、車購入の為だけに利用することができるローンです。

このローンがオススメな理由ですがやはり低金利であるということです。低金利だからいいというものでもありませんが、低金利の方が高い利息を取られないのは確かです。

自動車ローン 金利
三井住友銀行 マイカーローン 4.475%
住信SBIネット銀行 自動車ローン 1.075%~7.975%
横浜銀行マイカーローン 2.1%~2.8%

自動車ローンのほとんどは上限金利が10%以下の設定となっている場合が多く、たとえ上限金利で契約した場合でもカードローンよりも低金利で車購入することができます。

ディーラーローンは店舗によって金利がそれぞれで、同じメーカーであったとしても場所によって金利が変わってきます。例えば自宅近くの店舗だと金利が7.8%で、遠くにある同じメーカーの店舗では6.5%という金利になっている場合もあります。

同じメーカーだからと言って必ずしも同じ金利ではないので、注意しましょう。ディーラーローンの金利ですが、こちらも専用ローンと同様に10%未満の設定になっている場合が多いです。中には専用ローンよりも低金利の店舗もあるので、車購入する時にローンの情報を詳しく聞いたからローンを組むか決めると良いでしょう。

フリーローンはカードローンとは別!車購入時に利用可能

カードローンについて詳しく知らない方だとカードローンとフリーローンの違いがわからないという人も少なくありません。この2つの違いですが、カードローンは限度額までなら何度もお金を借りることができますが、フリーローンでは何度もお金を借りることができます。

例えばフリーローンで限度額が150万円として、100万円のお金を借りた場合は、まだ50万円借りられる!と思うかもしれませんが、それ以降追加でお金を借りることができなくなってしまいます。新たにフリーローンでお金を借りたいならまずは借りた100万円をすべて返済して、もう一度審査に通る必要があります。

このイメージからして、カードローンよりも使い勝手が悪いかもしれませんが、フリーローンは一度に多額の融資を受けやすいローンです。多額が必要になる車購入時に利用するには十分オススメできるローンとなります。

カードローンで車を買うか他を利用するか?迷った時に参考に!

車購入時に利用するローンはカードローンの他、専用ローン、ディーラーローン、フリーローンと種類があるので借入先を迷ってしまう方もいますよね。

どこがオススメとは具体的には言えませんが、まずは専用ローンとディーラーローンでの車購入を検討してみてください。

すでに紹介している通りこの2つはカードローンやフリーローンよりも低金利となっているため、車本体代以外の利息を減らすことができます。専用ローンとディーラーローンはどちらも10%以下の金利で購入することができますが、専用ローンの方が低金利になる場合が多いです。

カードローン以外で車購入!ディーラーローンは融通が利きやすい

ディーラーローンは融通が利きやすいといわれているため、申込みをする時に相談してみると審査に通りやすくなることもあります。ただ融通が利きやすいといっても必ず審査に通るわけではないので、無理なことをいうのは控えましょう。

ではどんなことで融通が利くのかというと例えば自分自身の収入に不安があるなど審査に通らないと感じたら「連帯保証人」を付けるとか「頭金を多く支払う」と審査に通る可能性が高くなることがあります。

他にも車種を変えてグレードを落とすと審査では融資になるので有効的と言われています。ディーラーの方から条件を言ってもらえればそれに従えばいいですが、条件を言われない場合もあります。その場合は自分から提案してみると、条件付きですが審査を有利に進めることができます。

ディーラーローンには他にもメリットがあって、車購入時のメンテナンスとか車検などをサービスしてくれるディーラーもあります。メンテナンスや車検などを含むと専用ローンよりも、実質的にお得になる場合もあるので車購入時によく相談してみると良いでしょう。

ディーラーローンは銀行の自動車ローンのように、実際に店舗に行かなくても申し込みができますし審査も自動車ローンよりも素早いといわれています。ディーラーが営業しているなら土日でも申込ができるため、わざわざ平日に申込をする必要もありません。

このようにディーラーローンにもメリットがあるので、車購入時にお金を借りるなら借入先として検討してみてください。

カードローンより低金利で車購入!少しでも安くしたいなら専用ローン

専用ローンはカードローンやディーラーローンよりも低金利になっているため、それだけでも利用する価値があります。自動車ローンは扱っている銀行によって車購入だけではなく、オプション品の購入の費用を借りることもできます。

他にも運転免許証を持っていない方には、運転免許を取るための費用を借りることもできるため、「現在免許を持ってないけど車が欲しい!」といった人にも向いています。

他には車検に必要なお金や修理に必要なお金もこの自動車ローンで借りることができます。金利を重視してより低金利で車購入をしたいという場合には銀行の自動車ローンの利用をまず検討してみましょう。低金利で好条件であるため、ディーラーローンよりも審査が厳しいので自分の収入で購入できる車を選びましょう。

工夫するとお得になる!カードローンで車を買う時のメリット!

自動車ローンのような専用ローンやディーラーローンに比べると金利は高いですが、カードローンにもメリットはあります。

例えば用途が自由なため車購入以外にも利用することができ、いざという時の備えにもなります。専用ローンやディーラーローンよりも、審査にも通りやすいといわれているため自分の収入に自信がないという方にも向いています。

審査に通りやすいといわれていても、申込した人によっては落ちてしまうこともあるため「審査が甘い」と思わないようにしましょう。

カードローンは繰り上げて返済できるため、これをうまく使えば大きく利息を減らすことができます。繰り上げ返済は月々の返済額よりも多く返済して、返済回数を減らすことができ、それによって利息の軽減にも期待することができます。

専用ローンやディーラーローンでは繰り上げ返済ができない場合もあるため、うまく繰り上げ返済を利用すると良いでしょう。最近のカードローンはWebからいつでも申込できるし、審査結果も1日掛からずにわかるため車購入前に申込しておくと良いでしょう。

フリーローンで車購入!カードローンで多額の借入ができない時に

フリーローンでは一度お金を借りてしまうと返済して、もう一度審査を受けないと新たにお金を借りることはできませんが、カードローンよりもまとまったお金を借りやすいです。

お高い車買う時にカードローンではお金を用意できないという場合もありますんで、そういった時にフリーローンを利用すると良いでしょう。カードローンと同様に繰り上げ返済もできるため、少しでも利息を減らすために繰り上げ返済を利用していくとお得です。

車購入のお金をカードローンで借りる前に!申込時の注意事項を確認

お金を借りる際は何かと注意点もあるので、カードローンに申込をする前に不安を解消しておきましょう。例えばカードローンには申込条件があるため、それを達成していないと申込をしても審査には通りません。銀行や消費者金融のカードローンの場合は以下のような条件になっていることが多いです。

  • 安定した収入がある
  • 20歳以上、65未満の方

銀行と消費者金融はどちらもこのような条件となっています。安定した収入は、真面目に仕事をしている方ならば達成もしやすいです。年齢については20歳以上であることは必須で、上限年齢はカードローンによって様々です。

65歳未満の場合もあれば60歳までという場合もあれば69歳未満という場合もあります。年齢は20台から60代までと覚えておくと良いでしょう。

カードローンがあると車のローンに申込する時に影響を与える!

ローンを組む時に悩むのは、例えばカードローンを組んだら他のローンを組む時に影響を与えるのではないか?ということではないでしょうか。

ローンを組んで新たに別のローンに申込をした場合には審査に影響を与えます。

カードローンは基本的に複数と契約することができますが、あまり契約しすぎると審査に通りづらくなってしまうので、必要以上の契約はしないことをオススメします。

またカードローンを組んでいると専用ローンやディーラーローンにも影響を与え、カードローンをすでに持っている状態で専用ローンに申込をすると審査には通りづらくなってしまいます。ローンを組む場合は、できるだけ契約件数を多くしすぎないようにしましょう。

中にはカードローンを持っているけど、今現在は利用していないという人もいるかもしれません。この場合だと車のローンを組もうとしたときに影響があるのか?というとこれも影響があります。

持っているだけでも審査では不利に働いてしまうため、現在利用しないカードローンを持っている方は、解約してからローンに申込をした方が審査に通る可能性が高くなります。

車購入時に利用するカードローンや車のローンの審査時間に注意!

ローンを組む場合、審査が必須になりますがローンによっては審査に時間が掛かる場合もあるので注意が必要です。銀行や消費者金融のカードローンだと即日で審査結果が分かることも多く、申込みをしたその日に契約できることも多いです。

ディーラーローンも審査は素早く、最短で即日、長くて2日ほどで審査結果が分かるようです。問題なのは車購入の専用ローンとフリーローンになります。この2つの場合は審査に時間が掛かるため、その日にお金を借りるとか翌日にお金を借りるということがほぼできません。

1週間以上時間が掛かる場合もあるため、専用ローンやフリーローンを利用する場合には審査時間に注意しましょう。審査時間のことも考えておかないと、車購入に支払いお金を用意できないこともあるため、この2つに申込をするならばできるだけ早い段階で申込しておくことをオススメします。

カードローンについてですが、これはあくまで最短になるので審査結果が翌日になる場合も考えられます。審査は素早いですが、必ず即日でお金を借りられるわけではないので注意します。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
結果がすぐ知りたい!カードローンの申込審査にかかる時間は?

車購入時にカードローンやその他ローンを組むなら申込条件に注意!

カードローンやその他ローンによっては申込条件が年齢と収入だけではないことがあります。

  • 年収〇〇円以上
  • 該当地区に住んでいる
  • 該当地区に勤務地がある

上記のように条件がより細かく設定されていて、利用者が限られることもあるため申込条件はよく確認しておきましょう。銀行や消費者金融のカードローンの場合はこのような条件はあまり設定されていないので、20歳以上で安定した収入がある人ならば利用することができます。

専用ローンの場合だと「年収が○○円以上必要!」という場合があるので、自分の年収で条件を満たしているローンを利用するようにしましょう。地方銀行のローンの場合は、その地方銀行が営業している地区に住んでいるまたは勤務地があることが条件になるので注意しましょう。

カードローンで車を買う時に注意したいのは携帯料金の支払い状況!

携帯料金の支払い料金なんてカードローンを組む時に関係ないのでは?と思うかもしれませんが、実は関係しています。携帯本体の分割払いをしている場合にこれは借金ということになり、この取引状況は信用情報として残されることになります。

携帯料金の支払いができていない人は信用情報にキズが付いてしまい、カードローンや車のローンを組む時に影響を与えて、審査に落ちてしまったり通りにくくなったりします。自宅に請求書が来てから携帯料金を支払っているといった場合も、信用情報にキズが付いている場合もあるので期日まで携帯料金を支払っておきましょう。

携帯料金の他にも何かしらの商品を分割払いで購入している場合は、その情報が信用情報に情報が残されているのかよく確認しておくことをオススメします。

カードローンで車を買う前に!計画を立てることが重要

カードローンや車のローン、車購入前によく計画を立てておくことをオススメします。

計画を立てておかないと後々収支のバランスが取れずに返済ができない!なんてことになりかねないのでとても重要といえます。自分で一から計画を立てると、かなり難しいと思うのでシミュレーションを使うことで計画を立てやすくなります。

シミュレーションはカードローンを扱っている銀行や消費者金融の公式Webサイトから利用することができるので、申込前に一度利用してみましょう。

Webには自動車ローンのシミュレーションもあるため、専用ローンを組む場合は自動車ローンのシミュレーションを利用してみましょう。

購入する車によって必要になってくる現金が変わってくるため、必要になる現金はいくらになるのか、利用するローンで必要になる現金を用意することができるのか、複数のローンでシミュレーションしてより最適なローンを選ぶようにしましょう。

【参考記事】
金利理解で差がつく!計算方法!カードローン返済シミュレーション!

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