現在世の中には、数え切れない程の金融関連商品が溢れています。その中の１つ”カードローン”に対する多くの疑問を解説していきます。
今回解説する疑問は、日本に住む外国籍の方々とカードローンにまつわる内容をお届けします。
日本人の場合でさえ、申込みから契約までにはいくつかの条件が存在しています。では永住権を持たない状態で、日本に住んでいる外国人はどうなっているのでしょうか？
そもそも申し込みは可能なのか？仮に申込みが可能ならば、なにかハードルの高い、特殊な条件が含まれているのでしょうか？審査の過程はどうなっているのでしょうか？
そこら辺の疑問について、実際のところの事情を紐解いていきましょう。
現在世の中にある金融商品は無数に存在しています。今回ご説明するカードローンもその中の１つになります。
さらにカードローンは２つのタイプに分けることができます。１つは”銀行系カードローン”です。そしてもう１つが”消費者金融のカードローン”です。
借入れ限度額や金利設定の条件が多少異なりますが、カードローンの仕組みとしては、ほぼ同じと言えます。
ここで、結論から申し上げますと、銀行系カードローンは永住権を持たない外国人とのカードローン契約は行っていません。申し込み自体ができなくなっています。
つまり、永住権を持たない外国人がカードローンを利用しようとした場合は、消費者金融のカードローンと契約しなくてはなりません。
しかし、その契約までの申し込み条件や審査過程は、日本人のそれとは大きく異なり、やはりハードルが高い印象です。
では、どのような流れで契約までにいたる事ができるのか、詳しく見てみましょう。
まずは申し込みについてはどのような条件があるのでしょうか。
ここで、実際に借入れできる可能性のある消費者金融を確認しておきます。全ての消費者金融で借り入れができるわけではありませんので、抑えておいて下さい。
可能な会社は以下４社です。
誰もが一度は耳にしたことのある大手の消費者金融と言えます。やはり、他社は慎重に成らざるを得ないのでしょうか。
ここでもう１つポイントですが、同然、観光のみで訪れている方は消費者金融であれ借入れはできません。
そして結論から申しますと、日本人が申込む場合と必要書類に関しては、それ程大きな違いはありません。
プラスして必要になるのは、在留カードとパスポートの２点です。
勘違いしてはいけないのは、必要書類を提出したからといって、借り入れできるわけではありません。あくまで申し込みができるということです。
当然、ここから審査が可能かどうか判断されて、その後審査に入るわけですのでご注意を。
前述の通り、必要書類に関しては通常の日本人が申込む時に比べ何点か多く必要になります。ではその後の審査過程はどうなているのでしょうか？
こちらに関しては、推測されるようにやはり少しハードルは高くなります。
具体的な点はなかなか各社ごとに違いがあり表しにくいのですが、どの会社についても共通する点は、”リスクの高さ”ですよね。
信用あっての取引になりますのでご理解できるかとは思いますが、日本人に比べてという点に置いてですので、誤解の無いようにしてください。
見出しのように、特別な審査上の過程は無いのですが、より慎重に進められるということです。
では、より審査に落ちない様にするにはどのようなポイントがあるのか？いくつか審査時に有利に働くポイントをチェックして置きましょう。
１点は、日本に住んでいる期間が長い。これはとても重要です。やはりそれだけ日本の生活にマッチしていて、今後も長く住む可能性があるため信用度はupです。
次に、安定した固定収入がある。これは金融関係の取引では当然のことですよね。そして、今の点に付随してきますが、在籍確認がしっかりととれることです。
職場での信用具合や固定収入の証明に直結してきますので、とても重要なポイントの１つになります。
そして最後に、日本が通じる。これは以外に大切なんです。カードローンの申し込みに英語版はありません。申し込みフォームの文字が読み書きできなければ話になりません。
もちろん、電話での申し込みについてもオペレーターは日本語対応になりますので、気をつけましょう。
今回のテーマのまとめとしては、永住権がなくてもカードローン契約は可能という事です。
しかし、銀行系のカードローンは永住権なしでは契約できません。
消費者金融のカードローン商品を良く調べ、理解して、返済プランも含めてご契約するようにしてください。
このようなお金の取引に関しては、貸す側と借りる側の信用が根本にあります。借りて満足するのではなく、しっかりとした返済計画のもと取引を全うしてください。
日本にはとても優れた金融商品が多く存在しています。これは外国人だからとか日本人だからとかではなく、契約する全てのお客様に対してのことです。
縁あって日本に住み、融資が必要になったのですから、あなたのライフワークにあった優れた商品と契約をし、豊かな生活の手助けになるように願っています。
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