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審査の違いはある?カードローンとクレジットカードのキャッシング

お金を借りる手段として、まず思い浮かぶのは「カードローン」というみなさんも多いかもしれませんね。消費者金融や銀行などで利用できるカードローンは、いざという時に活用できる便利なものです。

「お金を借りよう!」と思った時、すぐにカードローンの利用を考えてみても良いのですが、実はクレジットカードでもキャッシングができるんですよ。

ここではカードローンとクレジットカードのキャッシングについてお話ししていきたいと思います。審査の違い、サービス内容の違い、または共通する特徴などを比較してみましょう。

どっちを選ぶ?消費者金融のカードローンと銀行カードローン

まずはカードローンでお金を借りる場合について見ていきたいと思います。消費者金融で利用できるカードローン、銀行で利用できるカードローン、みなさんならどちらを選びますか?

同じカードローンでも、それぞれのサービスには違いがあります。その違いをよく理解した上でカードローンを利用するべきか決めていくと良いでしょう。

金利や審査の特徴による違いが

一般的に消費者金融よりも銀行の方が安全性が高いと見られていますが、そこには金利や審査の特徴が大きく関わっています。

  • 消費者金融の金利は高い傾向
  • 銀行の金利は低い傾向
  • 銀行のカードローン審査は厳しい傾向

もちろんサービスにもよりますが、基本的には銀行カードローンの方が低金利で利息負担がかかりにくい、という特徴を持っています。

また、どちらかと言うと審査が厳しい傾向にある銀行カードローンの場合は、審査の厳しさ故の安全性も期待できます。だからと言って消費者金融の審査が甘いわけではないので、ご注意くださいね。

総量規制の対象になる?ならない?

また、消費者金融のカードローンと銀行のカードローンに見られる違いとしては、「総量規制」の対象かどうか?という点も挙げられます。

「総量規制」とは?

  • 借り入れが制限される規制のこと
  • 年収の三分の一以上の借り入れはできない
  • ただし、銀行カードローンは総量規制の対象外

消費者金融のカードローンは総量規制の対象になっていますので、年収の三分の一以上の借り入れをすることはできません。

けれども、銀行カードローンは総量規制の対象外です。消費者金融のカードローンは 貸金業法の上で成り立っているサービスですが、銀行カードローンは銀行法上でのサービスです。ここに大きな違いがあるというわけです。

まずはカード会社に相談!クレジットカードのキャッシング枠

では、クレジットカードのキャッシングはどうでしょうか?ここからはクレジットカードで利用できる「キャッシング枠」について詳しく見ていきたいと思います。

クレジットカードは基本的に「ショッピング枠」を利用するためのサービスですが、キャッシング枠を設けることによって、現金の借り入れをすることもできるんですよ。

どうしたらキャッシングできる?

しかし、クレジットカードのキャッシング枠は、どのカードでも利用できるものではありません。もし利用できない場合は、改めてキャッシング枠を設ける必要があります。

  • キャッシング枠を利用できる状態か確認する
  • もし利用できない場合は新たに枠を設ける
  • まずはカード会社に相談、審査を受けることから

キャッシング枠を新たに設けるには、改めて審査を受けなければなりません。まずはクレジットカード会社に相談をして、審査を受けてみましょう。

審査をクリアすることができたら、キャッシング枠を利用することができるようになりますよ。ショッピング枠とは別枠で限度額が設定されますので、しっかりチェックしておきましょう。

キャッシング枠も総量規制の対象に

ちなみに、先ほどご説明した「総量規制」ですが、クレジットカードのキャッシング枠については総量規制の対象となっています。

消費者金融のカードローンとクレジットカードのキャッシング枠は、どちらも年収の三分の一以上の借り入れはNGです。

総量規制に引っかかると、それ以上の借り入れはできなくなります。お金を借りる時は、以下の点に注意しておきましょう。

  • 年収の三分の一の金額を確認しておく
  • 必要以上に借り過ぎないように注意する
  • 借りたお金は計画的に返済をする

カードローンもクレジットカードのキャッシング枠も、正しく利用していれば問題なく使うことができます。総量規制を超える借り入れをしないよう、十分気をつけながら活用してくださいね。

ポイントはどこ?カードローンとクレジットカードの審査の違い

それでは最後に、カードローンとクレジットカードの審査の違いについてお話ししていきたいと思います。それぞれの審査には果たして違いはあるのでしょうか?

カードローンでお金を借りるにしても、クレジットカードの契約をするにしても、審査をクリアしなければ始まりません。まずは審査に通る状態になるということが大切ですよ。

しっかり返済できる力が重要に

金融サービスにおける審査では、みなさんの「返済能力」が問われます。返済能力とは、簡単に言うと「借りたお金をしっかり返済できる力」のことです。

  • 返済するだけの収入は十分あるか?
  • 収入を得るための安定した仕事はあるか?
  • 返済時に悪影響な借金をしていないか?

このようなポイントを考慮した上で、審査が行われていきます。

返済能力がないと判断された場合は、カードローンでもクレジットカードでも審査に通ることはできません。注意しておきましょう。

それぞれの審査に違いはあるの?

このように、カードローンもクレジットカードも審査をクリアできるかどうかが重要なポイントとなります。

カードローンとクレジットカードの審査の違いはありませんが、どちらかが契約できない場合は、もう一方のサービスを利用することも難しいでしょう。

  • カードローンの審査は否決、クレジットカードの審査はクリア
  • クレジットカードの審査は否決、カードローンの審査はクリア
カードローンとクレジットカードどちらかの審査を受けた結果、既に否決となっているなら、もう一方の審査をクリアするということはまず無いに等しいので、上記のような例はあまり見られません。

どちらの審査に通る場合、どちらの審査に落ちる場合はあっても、どちらか一方の審査だけ通る、というケースは少ないのです。よく覚えておきましょう。

両方の審査クリアを目標に!カードローンとキャッシング枠

「カードローンで借り入れをしたい!」「クレジットカードのキャッシング枠を利用したい!」という場合、まずはどちらの審査にも通ることを目標にしていきましょう。

審査基準に関しては、カードローンもクレジットカードのキャッシング枠も違いがなく、どちらも返済能力がある状態ということが重視されるポイントです。返済能力を身につけることを第一に考えてくださいね。

【参考記事】
どうして落ちたか分からない…カードローン審査に落ちる3つの理由

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